1 2 3 1 0 1 0 0 1 9 阪急 39勝35敗 0.527 今西錬太郎
2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 タ軍 41勝22敗 0.651 渡辺誠太郎 御園生崇男
勝利投手 今西錬太郎 3勝4敗
敗戦投手 渡辺誠太郎 10勝10敗
敗戦投手 渡辺誠太郎 10勝10敗
二塁打 (急)田中、野口明、青田、日比野、山田
勝利打点 なし
猛打賞 (急)山田伝 7、野口二郎(4安打)3、日比野武 3 (タ)土井垣武 7
歴史の始まり
西宮の第2試合は今西錬太郎と渡辺誠太郎の先発で午後2時58分、池田球審の右手が上がりプレイボール。
阪急は初回、先頭の山田伝が三塁内野安打から二盗に成功、上田のニゴロが進塁打となって一死三塁、青田の左犠飛で1点を先制する。
タ軍は初回、一死後呉昌征が左前打で出塁、土井垣の右前打で一死一三塁、本堂の中犠飛で1-1の同点、御園生の中前打で一死一二塁、渡辺の右前タイムリーで2-1と逆転に成功する。
阪急は2回表、一死後坂井豊司の当りはニゴロ、これをセカンド本堂がエラー、日比野はストレートの四球で一死一二塁、田中幸男が三塁線を破るタイムリー二塁打、二走坂井が還って2-2の同点、一死二三塁から今西の投ゴロをピッチャー渡辺がホームに送球するがキャッチャー土井垣が落球して三走日比野が生還、3-2と逆転に成功する。鈍足の日比野が投ゴロで突っ込んだとは考えにくいので、今西のスクイズで本塁アウトのタイミングであったが土井垣が落球して、今西の記録は投ゴロ、捕手エラーとなったのではないか。
阪急は3回表、先頭の青田の当りは遊ゴロ、これをショート長谷川がエラー、野口二郎は中前打、野口明の右越えタイムリー二塁打で4-2、タ軍はここでピッチャー渡辺とファースト御園生を入れ替え、坂井はショートライナーに倒れて一死二三塁、日比野の左前タイムリーで5-2、一死一三塁から田中の左邪犠飛で6-2とリードする。
阪急は4回表、二死後青田が中越えに二塁打、野口二郎の左前タイムリーで7-2とリードを広げる。
阪急は6回表、先頭の山田が左中間に二塁打、二死後野口二郎の中前タイムリーで8-2と突き放す。
阪急は9回表先頭の野口二郎がこの日4安打目となる左前打で出塁、一死後坂井のニゴロをセカンド本堂がエラー、日比野の左前タイムリーで9-2、着々と加点して快勝。
今西錬太郎は10安打3四球5三振の完投で3勝目をマークする。
タ軍は4つのエラーが全て失点に結びつく後味の悪い試合となった。3回にはレフト金田正泰が3点差でファウルフライを捕球して犠飛にしてしまったが、序盤戦で3点差なのでここは見送ってファウルにしておくべきではなかったか。
前の試合でノーヒットだった野口二郎が第2打席から4打席連続ヒット。ここから歴史が始まることになる。
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