7月25日 (火) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 産業 10勝15敗1分 0.400 井上嘉弘
0 0 0 2 0 0 0 1 X 3 阪神 19勝5敗2分 0.792 若林忠志
勝利投手 若林忠志 15勝3敗
敗戦投手 井上嘉弘 1勝1敗
二塁打 (産)加藤 (神)本堂
勝利打点 武智修 3
本堂保次、3試合連続犠飛
産業は2回、先頭の藤原鉄之助が中前打で出塁、松尾幸造の一ゴロの間に藤原は二進、大沢紀三男の遊ゴロの間に藤原は三進、須原武志が左前にタイムリーを放ち1点を先制する。
阪神は4回、先頭の本堂保次が左中間深く二塁打、門前真佐人の二前プッシュバントが内野安打となって無死一三塁、門前が二盗を決め、若林忠志は三振に倒れて一死二三塁、、森田明義の遊ゴロで三走本堂がホームに突っ込み、ショート金山次郎がバックホームするがセーフ、野選が記録されて1-1の同点、なお一死一三塁から武智修が左前に逆転の決勝タイムリーを放って2-1とする。
阪神は8回、先頭の御園生崇男が中前にクリーンヒットを放つと二盗に成功、藤村冨美男の右飛で御園生はタッチアップから三塁に進み、本堂の左犠飛で3-1とダメ押す。
若林忠志は7安打1四球2三振の完投で15勝目をマークする。
この試合で両軍全員刺殺を記録した。刺殺で最も困難なのは投手であるが、阪神1回の攻撃で御園生崇男が井上嘉弘へのピッチャーライナー、産業8回の攻撃で井上嘉弘が若林忠志へのピッチャーライナーを記録して両軍全員刺殺が達成された。
この試合の歴史的価値は本堂保次が3試合連続犠飛を記録したことにある。この時代には公式記録では「犠飛」は記録されていないので、これは歴史的発見となります。スコアカードから全犠飛を拾い上げている当ブログ以外では発見できないでしょうね。
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