2016年12月30日金曜日

18年 阪神vs大和 6回戦


7月11日 (日) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 1 0 0 0 0 2 阪神 22勝17敗2分 0.564 三輪八郎
1 0 0 3 0 0 0 0 X 4 大和 20勝20敗1分 0.500 石田光彦


勝利投手 石田光彦 6勝3敗
敗戦投手 三輪八郎 4勝6敗

二塁打 (和)岡田2、木村
本塁打 (神)門前 1号

勝利打点 木村孝平 2

猛打賞 (和)木村孝平 2


木村孝平、勝利打点と猛打賞

 大和は初回、先頭の木村孝平が左前打で出塁、岡田福吉のレフト線二塁打で無死二三塁、鈴木秀雄は四球を選んで無死満塁、小松原博喜の三ゴロの間に三走木村が還って1点を先制する。

 阪神は2回、先頭の門前真佐人がレフトスタンドにホームランを叩き込んで1-1と追い付く。二死後三輪八郎がストレートの四球で出塁、武智修が三塁に内野安打、トップに返り塚本博睦が四球を選んで二死満塁とするが、山口政信は三振に倒れて追加点はならず。


 大和は4回、一死後金子裕が四球で出塁、石田光彦の二ゴロをセカンド乾国雄がエラーして一死一二塁、渡辺絢吾は左飛に倒れるが、トップに返り木村が左前に勝越しタイムリーを放って2-1、バックホームの間に一走石田は三塁に、打者走者の木村も二塁を陥れて二死二三塁、岡田福吉が右中間に二塁打を放ち二者を迎え入れて4-1とする。


 阪神は5回、二死後山口が死球を受けて出塁、玉置玉一はストレートの四球で二死一二塁、景浦将のレフト線タイムリーで2-4、一走玉置が三塁を狙うが、レフト小松原からの送球にタッチアウト。


 石田光彦は6回以降阪神打線を無安打に抑え、4安打5四球1死球4三振の完投で6勝目をあげる。


 決勝打を放った木村孝平は7月9日の西鉄戦に続いて猛打賞を獲得。戦前屈指の強打の内野手である。


 追撃の2点タイムリー二塁打を放った岡田福吉が並列の殊勲者。木村と岡田は共に戦死することとなる。



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