7月9日 (金) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 4 0 0 0 0 5 阪神 22勝15敗2分 0.595 若林忠志
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 名軍 22勝14敗3分 0.611 西沢道夫 森井茂
勝利投手 若林忠志 13勝4敗
敗戦投手 西沢道夫 7勝5敗
三塁打 (神)門前 (名)小鶴
勝利打点 なし
猛打賞 (神)門前真佐人 1
若林忠志、芸術的ピッチング
阪神は2回、一死後門前真佐人が左中間深く三塁打、田中義雄は遊飛に倒れて二死三塁、若林忠志の二ゴロをセカンド石丸藤吉が失して三走門前が還り1点を先制する。
阪神は5回、先頭の武智修は投ゴロに倒れるがここから怒涛の攻撃、トップに返り塚本博睦が中前打、金田正泰がバントヒットを決め、玉置玉一の右前打で2-0、景浦将が左前にタイムリーを放って3-0、門前もセンター左にタイムリーを放ち4-0、田中の左前打で一死満塁、若林が二前にスクイズバントを決めて5-0とする。
若林忠志は強打の名古屋打線を5安打に抑え、今季6度目の完封で13勝目をあげてハラートップを独走する。
名古屋は今季7度目の完封負けで、強打の割に脆い時は脆い。
若林は三番小鶴誠に三塁打1本を含む2安打を許したが、四番吉田猪佐喜に3四球を与えて連打を防いだ。二番古川、五番加藤にも1安打ずつを許したが、トップの石丸藤吉、六番芳賀直一、七番藤原鉄之助を無安打に抑えて名古屋打線を完封した。
主軸は敢えて塁に出し、前後の打線の弱いところで抑える芸術的ピッチングを見せた。好調・藤原鉄之助を無安打に抑えたところがこのゲームのポイントであった。
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