2018年2月10日土曜日

19年 巨人vs朝日 2回戦


4月22日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 4 0 1 0 0 0 0 5 巨人 4勝1敗 0.800 藤本英雄
0 0 0 0 0 0 3 0 0 3 朝日 1勝4敗 0.200 内藤幸三 森本清三

勝利投手 藤本英雄 2勝1敗
敗戦投手 内藤幸三 1勝3敗

二塁打 (巨)中村、杉江、藤本
本塁打 (朝)金光 1号

勝利打点 黒沢俊夫 2


初打席初本塁打

 1回、2回と三者凡退の巨人は3回、一死後杉江繁雄が左前打を放って出塁すると二盗に成功、田村幹雄が四球を選んで一死一二塁、トップに返り黒沢俊夫のライト線タイムリーで1点を先制、呉新亨の投ゴロで黒沢が二封されて二死一三塁、呉が二盗を決め、藤本英雄が四球を選んで二死満塁、ここで四番・中村政美が左中間を鋭く抜く二塁打を放って三者生還、4-0とする。

 巨人は5回、先頭の黒沢が四球を選んで出塁、呉はショートライナー、藤本がライト線に二塁打を放って一死二三塁、中村の三ゴロの間に三走黒沢が還って5-0とする。

 6回まで巨人先発の藤本に無得点に抑え込まれてきた朝日は7回、先頭の田中豊一の当りは二ゴロ、これをプロ入り初出場のセカンド水野忠彦がエラー、桜沢三郎が中前にプロ入り初ヒットを放って無死一二塁、吉田弘は中飛に倒れて一死一二塁、朝日ベンチはここで田端美夫に代えてプロ入り初出場となる金光彬夫を代打に起用、金光はワンストライク後の2球目をレフトポール際にプロ入り初打席初ホームラン、3-5と追い上げる。

 藤本英雄は金光に一発を浴びたが、5安打3四球7三振で完投、2勝目をあげる。

 日本プロ野球史上初の初打席初本塁打を記録したキム・ヨンジョは、戦後は母国韓国で強打者として活躍し、その後は野球指導者として韓国球界の発展に尽力することとなる。

*当ブログでは、「野球人」と認定した場合は例外なく「呼び捨て」とさせていただいております。「野球人」には「呼び捨て」が似合うとの考えからです。ご了承ください。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿