2016年10月9日日曜日

18年 朝日vs阪神 5回戦


6月26日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
2 0 0 0 0 0 0 0  2  4 朝日 17勝15敗1分 0.531 内藤幸三 林安夫
0 3 1 0 0 0 0 0 1X 5 阪神 18勝14敗1分 0.563 若林忠志


勝利投手 若林忠志 11勝4敗
敗戦投手 林安夫      9勝7敗

二塁打 (神)武智、平林

勝利打点 平林栄治 2

猛打賞 (神)景浦将 1


景浦が猛打賞、平林が意地のサヨナラ打

 朝日は初回、先頭の坪内道則が四球を選んで出塁、酒沢政夫は右飛に倒れるが、中谷順次の左前打で一死一二塁、浅原直人も左前打を放ち一死満塁、小林章良のセンター右へのタイムリーで二者還り2点を先制する。

 阪神は2回、先頭のカイザー田中義雄の遊ゴロをショート酒沢が一塁に悪送球して田中は二進、大島武が四球を選んで無死一二塁、若林忠志が右前にタイムリーを放ち1-2としてなお無死一三塁、ここで乾国雄に代わって復帰2戦目となる景浦将が代打で登場、景浦が中前に同点タイムリーを放って2-2と追い付く。武智修は三球三振に倒れて一死一二塁、トップに返り塚本博睦の右邪飛で二走若林がタッチアップから三塁に進んで二死一三塁、一走景浦、三走若林の場面で景浦がスタート、キャッチャー小林が二塁に送球すると若林がスタートを切り本盗に成功、景浦も二塁に達しており若林と景浦によるダブルスチールが記録されて3-2と逆転する。


 景浦は3回からライトの守備に就いた。23日の南海戦では代打で二塁打を放ってベンチに引っ込んだので、景浦が守備に就くのは4年ぶりのこととなる。


 阪神は3回、一死後玉置玉一が四球で出塁、田中もストレートの四球で一死一二塁、大島は一飛に倒れて二死一二塁、若林が中前に2打席連続となるタイムリーを放って4-2と突き放す。続く景浦は四球を選んで二死一二塁、武智は三振に倒れてスリーアウトチェンジ。


 阪神先発の若林はこの後8回まで無失点。


 阪神は6回、先頭の景浦がセンター右にヒット、これで復帰から4打席連続出塁、3打数連続ヒットとなる。しかしキャッチャー小林からの一塁牽制でタッチアウト、さすがにまだ試合勘は戻っていないようだ。


 朝日は9回、先頭の森本清三がピッチャー強襲ヒット、渡辺時信に代わる代打野本良雄の二ゴロを守備の名手セカンド平林栄治がエラー、トップに返り坪内が中前打を放って無死満塁、酒沢の一ゴロをファースト大島がバックホームして三走森本は本封、中谷が押出し四球を選んで2-3、なお一死満塁から浅原の遊ゴロ併殺崩れの間に三走坪内が同点のホームを踏み土壇場で4-4と追い付く。


 阪神は9回裏、先頭の景浦が猛打賞となる3本目のヒットを左前に放って出塁、武智の捕前送りバントをキャッチャー小林が二塁に送球、景浦は二封されて送りバントは失敗、トップに返り塚本の二ゴロで武智が二封されて二死一塁、ここで9回表の守備で同点に追い付かれる原因となるエラーを犯した平林がライト線にサヨナラ二塁打を放って阪神が打っ棄る。守備の名手が見せた意地の一打が試合を決めた。



*戦場からの復帰2戦目で景浦将が猛打賞を記録した。


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