2025年12月6日土曜日

22年 東急vs中日 9回戦

8月2日 (土) 桐生新川

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 東急 24勝36敗2分 0.400 北川桂太郎 
1 0 0 0 0 0 3 0 X 4 中日 38勝24敗1分 0.613 藤本英雄

勝利投手 藤本英雄   17勝10敗 
敗戦投手 北川桂太郎 2勝8敗

二塁打 (東)一言2、飯島 (中)三村

勝利打点(中)金山次郎 3

猛打賞 (東)飯島滋弥 2


藤本英雄、大下を徹底マークで17勝目

 桐生新川の第2試合は北川桂太郎と藤本英雄の先発で午後2時53分、島球審の右手が上がりプレイボール。一塁塁審は円城寺審判員。

 東急は初回、一死後一言多十が右越えに二塁打、続く飯島滋弥が左中間にタイムリー二塁打を放ち1点を先制する。

 中日は1回裏、先頭の杉江文二の当りは遊ゴロ、これをショート鈴木清一がエラー、金山次郎の送りバントは三塁ファウルフライとなって失敗、大沢清のショートへの内野安打で杉江は三塁に進んで一死一三塁、加藤正二の左犠飛で1-1の同点に追い付く。

 東急は3回表、先頭の苅田久徳監督が四球で出塁するが、ここから藤本が鈴木、一言、飯島を3連続三振に抑え込む。

 中日は5回裏、先頭の藤原鉄之助が左前打で出塁、三村が送りバントを決めて一死二塁、二死後金山の中前打で二走藤原は三塁ベースを蹴ってホームに向かうが、センター一言からの好返球にタッチアウト。

 東急は6回表、一死後一言がライトに二塁打、飯島の左前タイムリーで2-1と勝越しに成功する。

 中日は7回裏、一死後藤原が左前打で出塁、三村の右中間二塁打で一死二三塁、トップに返り笠石徳五郎は四球を選んで一死満塁、ここで金山が左前に逆転の2点タイムリー、レフト大下の後逸もあって一走笠石もホームに還り4-2とする。

 藤本英雄は8安打1四球8三振の力投で9回を完投、17勝目をマークしてハーラートップの別所に1勝差と迫る。

 藤本は徹底的に大下をマークした。

 この日の大下は4打数1安打。ヒットを打った第2打席は先頭打者で、残りの3打席は全てヒットで出た飯島を塁に置いての打席であったが全て藤本に抑えられた。第1打席と第3打席は飯島がタイムリーを放った直後であったが追撃打を放つことはできなかったのである。

 現在の最高投手と最高打者の対決は、この日は藤本に軍配が上がった。

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