一.日本野球報国会は残置す。但し登録選手の登録のみに止め、他の機能は一時停止し、之を専務理事管理す。
一.報国会々長、相談役、及び役員は辞任す。
一.報国会事務局解散に要する退職金の不足額参千円は六球団により平等支出す。
一.会長に対し、感謝の記念品を贈呈す。
一.東京所在球団の所属選士にして、尚今後日本野球選士としての希望ある場合は該球団が将来再び野球仕合を行う時まで、日本野球報国会関西連盟に選士を委託し、関西連盟之れを適正なる球団に配置す。但し仕合中止したる時は、委託選士は元球団に於て引取ること。
昭和十九年十月二十三日
細野躋(阪神)
岩倉具光(阪急)
小原英一(近畿)
田村駒治郎(朝日)
正力松太郎(巨人)
赤嶺昌志(産業)
鈴木龍二著「鈴木龍二回顧録」より
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