2010年3月28日日曜日

12年春 阪急vs大東京 1回戦

3月28日(日)上井草

1 2 3 4 5 6 7 8 9
0 2 0 4 4 2 1 0 1 14  阪急  1勝0敗 1.000 石田光彦

0 0 0 0 0 0 0 0 1 1   大東京 0勝1敗 0.000 遠藤忠二郎-近藤久-桜井七之助

勝利投手 石田光彦 1勝0敗
敗戦投手 近藤久  0勝1敗

二塁打 (阪)山下実
本塁打 (阪)山下実 1

阪急ミスに乗じて加点
 阪急は2回、山下好一が右前打で出塁、上田藤夫の右飛をライト水谷則一が失する間に山下好一生還、倉本信護が中前に弾き返し2点を先取。更に4回、先頭の山下実が右超えに今季初本塁打を放ち3点目。第一神港商業時代から長距離砲として鳴らし、慶応義塾大学時代は長打力こそ宮武三郎に譲ったものの強打更に磨きをかけ、ついた渾名は「和製ベーブ」、怪物君をもじって「怪ちゃん」と呼ばれる。山下好一、上田連続四球後宇野錦次の右前打で無死満塁、一死後島本義文が四球を選び押出し。石田光彦の二ゴロはセカンド大友一明からショート筒井隆雄に送球されて一走島本は二封、筒井はゲッツーを狙ってファーストに転送するも打者走者石田は全力疾走で駆け抜け一塁セーフ、この間に三走上田に続いて二走宇野もホームに還る好走塁を見せてこの回4点、。石田は力走の甲斐あってセカンドゴロで二打点を記録する。
 阪急は5回、5四死球に遊失等で4点をあげ10-0。その後も大東京守備陣の乱れに乗じて加点し14点をあげる。大東京投手陣は与四死球12、更に守備陣は8失策と大乱調。大東京投手陣の自責点は4点、阪急の打点は7点と締まらない試合。宇野の好走塁と石田の十字架投法が観客を沸かす。
 大東京は14点をリードされた9回裏、水谷、中村三郎の連続安打で無死一二塁、一死後藤浪光雄四球で一死満塁、漆原進の三ゴロの間に水谷が還り一矢を報いる。この粘りが明日につながるか。

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