0 0 0 0 1 0 0 0 2 3 東急 24勝33敗2分 0.421 白木義一郎
0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 南海 32勝26敗3分 0.552 中谷信夫
勝利投手 白木義一郎 12勝12敗
敗戦投手 中谷信夫 6勝9敗
二塁打 (東)大下
三塁打 (南)堀井
本塁打 (東)鈴木圭一郎 3号
勝利打点(東)白木義一郎 4
白木が土壇場で決勝打
第15節3日目、後楽園の第1試合は白木義一郎と中谷信夫の先発で午後1時1分、池田球審の右手が上がりプレイボール。
東急は初回、先頭の一言多十が一塁線にヒット、一死後飯島滋弥が死球を受けて一二塁、流し打ちが目立つ大下弘の当りは三ゴロ、これが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。
南海は1回裏、先頭の安井亀和が中前打で出塁、河西俊雄が送りバントを決めて一死二塁、田川豊の当りは右翼への飛球で二走安井はスタートを切るがライト長持栄吉が捕球して二塁に送球、ダブルプレーでスリーアウトチェンジ。
南海は2回裏、先頭の山本一人監督が左前打で出塁、飯田徳治の三ゴロの間に山本は二進、堀井数男の当りは遊ゴロ、二走山本はセオリーを無視して三塁に走り、ショート鈴木清一はサードに送球するがセーフ、野選が記録されて一死一三塁、筒井敬三の当りは真っ芯を捕らえるがピッチャー正面へのライナー、白木が捕球して素早くサードに送球、三走山本は戻れずダブルプレー。
南海は4回裏、先頭の河西がストレートの四球で出塁、田川が送って一死二塁、山本が左前にタイムリーを放ち1点を先制、レフト大下からのバックホームの間に打者走者の山本は二塁を狙うがキャッチャー鈴木圭一郎からの送球にタッチアウト、飯田がレフト線ヒットで出塁するが二盗に失敗してこの回は1点止まり。
東急は5回表、先頭の鈴木圭一郎がレフトスタンドに同点の第3号ホームランを叩き込んで1-1と追い付く。
南海は7回裏、一死後堀井が右越えに三塁打、筒井敬三のレフトライナーで三走堀井はタッチアップからホームを狙うが、レフト大下からの返球を中継したピッチャー白木の本塁送球にタッチアウト。
1対1の同点で迎えた最終回、東急は一死後飯島が四球を選んで出塁、大下がレフト線に流し打って二塁打、一死ニ三塁から長持は歩かされて一死満塁、二死後白木が右前に起死回生の2点タイムリー、3-1とリードする。
白木義一郎は6安打1四球3三振の完投で12勝目をマークする。土壇場での決勝打が光った。
南海は得意の機動力が本日は暴走気味であった。
大下の流し打ちは、初回は三ゴロ併殺に終わったが最終回はチャンスを広げるレフト線二塁打になった。今期は昨年の本塁打王から一転して首位打者を狙っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿