2025年5月7日水曜日

22年 東急vs南海 5回戦

6月20日 (金) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
2 0 0 0 0 0 0 1  0  3 東急 11勝23敗1分 0.324 白木義一郎
0 0 1 0 2 0 0 0 1X 4 南海 20勝17敗1分 0.541 丸山二三雄 中谷信夫

勝利投手 中谷信夫     4勝5敗 
敗戦投手 白木義一郎 4勝8敗

二塁打 (東)大下、大沢
本塁打 (東)飯島滋弥 3号 (南)安井亀和 1号

勝利打点 なし

猛打賞 (東)大下弘 3


大下のサヨナラエラーで決着

 甲子園の第1試合は白木義一郎と丸山二三雄の先発で午後1時30分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 東急は初回、このところ一番で起用されている黒尾重明が3球ファウルで粘って四球で出塁、一死後黒尾が二盗に成功、飯島滋弥が中前にタイムリーを放ち1点を先制、大下弘もセンター左奥にタイムリー二塁打を放ち2-0とリードする。

 南海は3回から先発の丸山に代えて中谷信夫をマウンドに送る。

 南海は3回裏、二死後河西俊雄が中前打から二盗に成功、田川豊が左前にタイムリーを放ち1-2とする。

 南海は5回裏、二死後小林悟楼が四球を選んで出塁、トップに返り安井亀和がレフトスタンドに逆転ツーランを叩き込んで3-2と試合をひっくり返す。

 東急は8回表、先頭の飯島がレフトスタンドに同点ホームラン、3-3とする。

 南海は9回裏、先頭の堀井数男の三ゴロをサード大沢喜好が一塁に悪送球、一死後坂田清春の遊ゴロでランナーが入れ替わり二死一塁、小林の左前打をレフト大下が後逸、一走坂田が一気にホームを駆け抜けサヨナラ勝ち。

 中谷信夫は7イニングを1しってんに抑えて4勝目をマークする。

 南海の勝因はキャッチャー筒井敬三が3つの盗塁を刺したことにあった。

2025年5月6日火曜日

22年 巨人vs金星 5回戦

6月20日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 1 0 0 0 0 3 巨人 16勝21敗1分 0.432 中尾輝三 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 金星 16勝21敗1分 0.432 江田孝

勝利投手 中尾輝三 4勝6敗 
敗戦投手 江田孝     5勝9敗

二塁打 (巨)呉新亨、中尾 (金)西沢

勝利打点(巨)呉新亨 1

猛打賞 (巨)呉新亨 3、中尾輝三 1


中尾輝三、1安打完封

 第10節2日目、後楽園の第1試合は中尾輝三と江田孝の先発で午後1時丁度、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は3回表、先頭の田中資昭の当りは遊ゴロ、これをショート酒沢政夫がエラー、中尾が右中間に二塁打を放って無死二三塁、トップに返り呉新亨がレフト線に2点タイムリー二塁打を放ち2-0とする。

 巨人は5回表、先頭の山川喜作が右前打で出塁、千葉茂のライト線ヒットで無死一三塁、川上哲治の一ゴロの間に三走山川が還って3-0とする。

 中尾は2回裏、西沢道夫、小前博文に連続四球を与え、大友一明に送りバントを決められて一死二三塁のピンチを迎えるが、辻勇夫の二ゴロをセカンド千葉からの本塁送球で刺し、江田を三振に抑えて無失点。

 6回裏も二死後清原初男に四球を与え、西沢に三塁線を破られる二塁打、二死二三塁のピンチとなり小前にも3球ファウルで粘られるが三振に打ち取る。

 中尾輝三は、結局西沢に許した二塁打だけで抑え切り、1安打4四球9三振の力投で今季初完封、4勝目をマークする。

 巨人と金星は同率5位に並んだ。

 巨人は昨日の川崎徳次に続いて連続完封勝利、ようやく調子を上げてきた。

2025年5月5日月曜日

22年 南海vs太陽 6回戦

6月19日 (木) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 4 0 0 0 0 0 4 南海 19勝17敗1分 0.528 別所昭 
2 0 0 0 0 0 4 3 X 9 太陽 14勝22敗1分 0.389 真田重蔵

勝利投手 真田重蔵 6勝7敗 
敗戦投手 別所昭   10勝8敗

二塁打 (太)中谷
本塁打 (南)堀井数男 1号 (太)森下重好 2号

勝利打点(太)森下重好 4

猛打賞 (太)森下重好 1、伊勢川真澄(4安打)2


堀井の満塁弾に森下の逆転スリーラン

 甲子園の第2試合は別所昭と真田重蔵の先発で午後3時32分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。

 太陽は初回、二死後藤井勇がストレートの四球で出塁、中谷信夫は右前打、佐竹一雄も四球を選んで二死満塁、森下重好が右前に先制の2点タイムリーを放ち2-0とリードする。

 南海は4回表、先頭の安井亀和が四球を選んで出塁、河西俊雄も四球、田川豊が送りバントを決め、山本一人監督も四球で一死満塁、飯田徳治の三ゴロで三走安井は本封されて二死満塁、ここで堀井数男がレフトスタンドに満塁ホームランを叩き込んで4-2と逆転する。

 太陽は7回裏、一死後辻井弘が四球で出塁、二死後中谷信夫のレフト線二塁打で二三塁、佐竹一雄の三ゴロをサード山本が一塁に悪送球する間に三走辻井が還って3-4、二死一三塁から森下がレフトスタンドに逆転スリーランを叩き込んで6-4とリードする。

 太陽は8回裏、先頭の荒川昇治が四球で出塁、ピッチャー別所の牽制悪送球で荒川は二進、辻井のショートへの内野安打で二走荒川は動かず無死一二塁、一死後中谷が四球を選んで満塁、佐竹の遊ゴロをショート朝井昇が失して7-4、二死後伊勢川真澄が中前に2点タイムリーを放ち9-4とダメ押す。

 真田重蔵は6安打6四球4三振の完投で6勝目をマークする。

 調子の上がらない別所昭は8敗目。勝利数は藤本英雄に次ぐ2位であるが、敗戦数はトップタイとなった。

 堀井の満塁弾に対して森下が逆転スリーラン。ラッキーゾーンが設置されてから甲子園は華々しい打ち合いが続いている。

2025年5月4日日曜日

22年 大阪vs巨人 6回戦

6月19日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大阪 26勝10敗1分 0.722 武智修 渡辺誠太郎 
0 0 0 2 2 0 0 0 X 4 巨人 15勝21敗1分 0.417 川崎徳次

勝利投手 川崎徳次 6勝5敗 
敗戦投手 武智修     1勝2敗

二塁打 (大)土井垣 (巨)千葉2、川上

勝利打点 なし

猛打賞 (巨)千葉茂 6


川崎徳次、3試合連続完封

 後楽園の第2試合は武智修と川崎徳次の先発で午後2時58分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 大阪は初回、先頭の呉昌征が四球を選んで出塁、金田正泰の投ゴロでランナーが入れ替わり、金田がスタートを切るが中途半端な走塁で一二塁間に挟まれタッチアウト、この拙走が後々まで響く。

 3回まで2つの併殺でチャンスを潰してきた巨人は4回裏、先頭の千葉茂が左中間に二塁打、川上哲治は四球で無死一二塁、小松原博喜の送りバントは正直すぎてピッチャー武智が三塁に送球して二走千葉は三封、武智は本来遊撃手でフィールディングは上手い、平山菊二は二塁への内野安打で一死満塁、内堀保の三ゴロをサード藤村富美男が痛恨のエラー、1-0となってなお一死満塁、田中資昭の遊ゴロ併殺崩れの間に三走小松原が還って2-0とする。

 巨人は5回裏、一死後山川喜作が四球で出塁、千葉がレフト線にタイムリー二塁打を放ち3-0、川上もレフト線にタイムリー二塁打を流し打って4-0とリードを広げる。

 大阪は4回二死から土井垣武が二塁打を放つが後続なく、7回も二死から本堂保次、玉置玉一の連続ヒットでチャンスを作るが後が続かず無得点。2度の好機が何れも二死からだったことが敗因となった。

 川崎徳次はダイナマイト打線を3安打に抑え、3四球4三振で完封、6勝目をマークする。

 川崎は6月8日の南海戦で5年ぶりの完封勝利をあげると、12日の中日戦での1安打完封に続いて3試合連続完封勝利を記録した。戦後になって覚えたシンカーが冴えわたっている。

2025年5月3日土曜日

22年 阪急vs東急 5回戦

6月19日 (木) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 3 2 0 0 0 6 阪急 16勝20敗2分 0.444 天保義夫 森弘太郎 
0 0 0 0 0 0 1 2 1 4 東急 11勝22敗1分 0.333 一言多十

勝利投手 天保義夫 3勝5敗 
敗戦投手 一言多十 3勝3敗 
セーブ  森弘太郎 1

二塁打 (急)日比野、下社 (東)大下、清水
本塁打 (急)青田昇 4号 (東)熊耳武彦 1号

勝利打点(急)野口明 5

猛打賞 (東)大下弘 2


阪急、森弘太郎のリリーフで逃げ切る

 甲子園の第1試合は天保義夫と一言多十の先発で午後1時32分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は3回表、一死後田中幸男が右前打で出塁、上田藤夫も左前打、二死後野口明の左前タイムリーで1点を先制する。

 阪急は5回表、一死後上田が四球を選んで出塁、二死後野口明も四球、坂元義一の三ゴロをサード大沢喜好が失して二死満塁、下社邦男が押出し四球を選んで2-0、日比野武が左前に2点タイムリーを放ち4-0とする。

 阪急は6回表、一死後田中が中前打で出塁、上田の三ゴロでランナーが入れ替わり、青田昇がレフトスタンドにツーランを叩き込んで6-0と突き放す。

 東急は7回裏、先頭の熊耳武彦がレフトスタンドにホームランを叩き込んで反撃開始。

 東急は8回裏、先頭の鈴木清一が左前打で出塁、一死後大下弘の右前打で一三塁、長持栄吉が右前にタイムリーを放ち2-6、熊耳の三ゴロをサード荒木茂がエラーする間に二走大下が還って3-6と追い上げる。

 東急は9回裏、先頭の清水喜一郎が右前打で出塁、トップに返り黒尾重明の中前打で無死一三塁、阪急ベンチはここで天保に代えて森弘太郎を投入、鈴木清一はストレートの四球で無死満塁、飯島滋弥は捕邪飛に倒れ、大下が押出し死球を選んで4-6と2点差、しかし長持の三ゴロで三走黒尾は本封、熊耳は三振に倒れてゲームセット。

 東急は最下位に低迷しているが終盤追い上げる粘りを見せた。調子が上がらなかった大下も3安打と復調気配を見せている。

2025年5月2日金曜日

22年 中日vs金星 6回戦

6月19日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 中日 25勝10敗 0.714 服部受弘 星田次郎 浜崎忠治 
0 0 1 0 2 2 0 1 X 6 金星 16勝20敗1分 0.444 重松通雄

勝利投手 重松通雄 6勝2敗 
敗戦投手 服部受弘 7勝1敗

二塁打 (中)加藤 (金)重松、坪内
三塁打 (金)清原
本塁打 (金)西沢道夫 4号

勝利打点(金)清原初男 2


重松通雄、今季3度目の完封

 第10節初日、後楽園の第1試合は服部受弘と重松通雄の先発で午後1時9分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 金星は3回裏、先頭の坂本勲がレフト線にヒット、トップに返り坪内道則監督の投ゴロの間に坂本は二進、酒沢政夫の二ゴロの間に坂本は三進、清原初男が左中間にタイムリー三塁打を放ち1点を先制する。

 金星は4回裏、先頭の小前博文の遊ゴロをショート杉浦清が一塁に悪送球、ここは続く大友一明の投ゴロが「1-6-3」と渡ってダブルプレー。

 金星は5回裏、先頭の辻勇夫の当りは遊ゴロ、これをショート杉浦がエラー、坂元が送りバントを決め、トップに返り坪内の中前タイムリーで2-0、酒沢の右前打で一走坪内は三塁に向かいうがライト加藤正二からの返球にタッチアウト、この間に打者走者の酒沢は二塁に進み、清原の左前タイムリーで3-0、打者走者の清原は二塁を狙うがレフト笠石徳五郎はバックホームせず二塁に送球してタッチアウト。

 現在ではこのケースは打者走者が犠牲になって二塁走者の本塁生還を助ける走塁はセオリーとなっているが、この当時そういう発想があったかは不明。いずれにせよ金星の積極的走塁が目に付く。

 金星は6回裏、先頭の西沢道夫がライナーでレフトスタンドに突き刺さる第4号を放ち4-0、中日ベンチはここで先発の服部から星田次郎にスイッチ、一死後大友が中前打で出塁、重松の遊ゴロをショート杉浦が二塁に悪送球、辻はストレートの四球で一死満塁、坂本もストレートの押出し四球で5-0とする。

 中日ベンチは7回から浜崎忠治を三番手としてマウンドに上げる。

 金星は8回裏、先頭の大友が左前打で出塁するとワイルドピッチで二進、重松は四球で歩き、二死後坪内のタイムリー二塁打で6-0と突き放す。

 重松通雄は初回から4回までスコアリングポジションに走者を背負う苦しいピッチングが続いたが粘り強く無失点で切り抜け、後半は尻上がりに調子を上げて4安打2四球1死球2三振で強竜打線を完封、6勝目をマークする。

 中日は杉浦監督の3失策が痛かった。

 金星は積極走塁が功を奏して着々と加点、首位争いを続ける中日に快勝した。

2025年5月1日木曜日

22年 第9節 週間MVP

週間ⅯⅤP 

投手部門
 巨人 川崎徳次 1 12日の中日戦で1安打完封。 
打撃部門
 中日 岩本章  1 6打数4安打6得点4打点、2本塁打。 

殊勲賞
 太陽 荒川昇治 1 12日の南海戦で2点差から満塁走者一掃二塁打。
 阪急 田中幸男 1 13日の太陽戦で満塁走者一掃同点三塁打。 
 金星 三富恒雄 1 14日の東急戦で5年ぶり完封勝利。 

敢闘賞
 大阪 金田正泰 1 19打数8安打3得点4打点。
 阪急 坂元義一 1 17打数6安打2得点1打点、1本塁打。 
 阪急 荒木茂  1 14打数6安打3得点2打点、二塁打2本、三塁打1本。 
 巨人 川上哲治 3 12打数5安打、二塁打2本。

技能賞
 中日 杉浦清  1 13日の東急戦で1試合4四球。 
 南海 安井亀和 1 16日の太陽戦11回裏に2盗塁でサヨナラのホームを踏む。