8月13日 (日) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 0 3 1 0 5 近畿 9勝20敗1分 0.310 丸山二三雄
1 2 1 2 0 4 0 0 X 10 巨人 17勝10敗2分 0.630 近藤貞雄
勝利投手 近藤貞雄 3勝3敗
敗戦投手 丸山二三雄 0勝1敗
二塁打 (近)鬼頭、岡村
三塁打 (巨)黒沢
勝利打点 なし
猛打賞 (巨)黒沢俊夫 4
黒沢俊夫、今期4回目の猛打賞と4個目の本盗
ダブルヘッダーの第二試合。
巨人は初回、先頭の黒沢俊夫が左中間に三塁打、黒沢は第一試合の最終打席に続いて2打席連続三塁打、呉新亨は三ゴロに倒れるが、藤本英雄が四球を選んで一死一三塁、ここでダブルスチールを決めて1点を先制する。
巨人は2回、先頭の渡部弘が四球で出塁、宮下信明が送って一死二塁、近藤貞雄の中前打で一死一三塁、近藤が二盗を決めて一死二三塁、トップに返り黒沢が右前に2点タイムリーを放ち3-0とリードを広げる。
巨人は3回、先頭の中村政美がストレートの四球で出塁、川畑博のレフト線ヒットで無死一二塁、佐藤武夫の三ゴロは「5-4-3」と渡ってダブルプレー、渡部が四球を選んで二死一三塁、宮下が左前にタイムリーを放って4-0とする。
近畿は4回、先頭の吉川義次の当りは三ゴロ、これをサード藤本がエラー、堀井数男の中前打で無死一二塁、ここで近藤がボークを犯して無死二三塁、清水秀雄の投ゴロの間に三走吉川が還って1-4、岡村俊昭は遊飛、八木進は左飛に倒れて追加点はならず。
近藤は5回も三者凡退に抑えた。ここで踏ん張り切ったことが勝因となる。
巨人は4回、先頭の黒沢がストレートの四球で出塁、呉新亨の中前打で無死一二塁、藤本も四球を選んで無死満塁、中村の二ゴロをセカンド野口渉がホームに悪送球する間に三走黒沢が還って5-1としてなお無死満塁、ここで三走呉新亨がキャッチャー八木からの牽制球に刺されて一死一二塁、川畑の遊ゴロで一走中村が二封されて二死一三塁、ここで川畑がディレード気味にスタート、キャッチャー八木からの二塁送球で川畑は一二塁間に挟まれ挟殺プレーの隙を突いて三走藤本がホームに向かってスタート、セカンド野口からの本塁送球が又も悪送球となって6-1とする。野口は一イニング2個の本塁悪送球を記録した。
巨人は6回、先頭の黒沢が一塁線にヒット、呉新亨は四球を選び、藤本の左前打で無死満塁、中村がセンター左にタイムリー、センター岡村の三塁悪送球の間に二走呉新亨も還って8-1、川畑は投飛に倒れて一死二三塁、田村幹雄の一塁へのヒットがタイムリーとなって9-1、渡部は右飛に倒れて二死一三塁、宮下のニゴロをセカンド野口がエラーする間に三走中村が還って10-1として試合を決める。
近畿は7回、先頭の岡村がレフト線にヒット、八木のレフト線ヒットで岡村は三塁に走り無死一三塁、鬼頭勝治のレフト線二塁打で1点返して2-10、丸山二三雄の右犠飛で3-10、野口は四球から二盗を決め、松川の三ゴロをサード藤本が一塁に悪送球して三走鬼頭が還り4-10と反撃。松川には打点が記録されている。
近畿は8回、一死後清水が中前打、岡村の右中間二塁打で5-10まで追い上げるが反撃もここまで。
近藤貞雄は6安打4四球無三振の完投で3勝目をマークする。
黒沢俊夫が猛打賞を記録、本盗で決勝のホームを踏んだ。黒沢の猛打賞は今期4回目、本盗も今季4個目となる。
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