月間MVP
投手部門
阪神 若林忠志 4
今月は春季リーグ戦優勝を争う阪神と巨人が共に7試合ずつを消化。
若林は全7試合に登板し、58回を投げて48安打8四球19三振、自責点9。
一方、藤本英雄は4試合に登板し、34回3分の2を投げて26安打11四球21三振、自責点3。
須田博は3試合に登板し、30回を投げて20安打7四球13三振、自責点4。
若林は与四球が少なく、藤本は奪三振も多いが与四球が多く今月は被安打も多かった。須田は円熟のピッチングが数字にも表れているが、この後軽井沢に軟禁されて夏季リーグ戦での登板は無い。
打撃部門
巨人 黒沢俊夫 2
黒沢は26打数12安打3得点3打点5四球で、昭和12年春季第4期以来7年ぶりの受賞。戦後の月間MVP最長ブランク記録は岩瀬仁紀が2005年5月-2017年6月に記録した12年であるが、黒沢は戦前の最長ブランク記録である。この間、黒沢は2度の応召があり、岩瀬の記録よりも価値が高い可能性が高い。
呉新亨が26打数10安打7得点1打点4四球6盗塁、藤村冨美男が25打数10安打2得点6打点6四球で次点を争った。岡村俊昭が27打数11安打をマークして、今季首位打者となる片鱗をうかがわせた。
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