0	0	0	0	1	3	0	0	2	6				近畿	10勝4敗	0.714	丸山二三雄 
0	2	0	0	0	0	0	0	0	2				阪急	4勝10敗	0.286	天保義夫
勝利投手 丸山二三雄 2勝1敗 
敗戦投手	天保義夫    1勝5敗
二塁打 (急)森田
本塁打 (近)河西俊雄 1号
勝利打点(近)飯田徳治 3
猛打賞 (近)河西俊雄 1、筒井敬三 1
河西が同点本塁打、飯田が決勝打
 後楽園の第2試合は丸山二三雄と天保義夫の先発で午後3時13分、島球審の右手が上がりプレイボール。
 阪急は2回裏、先頭の坂井豊司がピッチャー強襲ヒット、森田定雄のレフト線二塁打で無死二三塁、坂元義一がライト線に2点タイムリーを放ち2-0とリードする。
 近畿は5回表、一死後堀井数男が四球で出塁、二死後筒井敬三が中前打、朝井昇が中前にタイムリーを放ち1点返す。
 近畿は6回表、先頭の河西俊雄が左越えにホームランを叩き込んで2-2の同点、田川豊が四球から二盗、山本一人監督の三ゴロの間に田川は三進、飯田徳治が中前に勝越しタイムリーを放ち3-2、飯田が二盗を決め、堀井のセンターライナーで飯田がタッチアップから三進、丸山が中前にタイムリーを放ち4-2とする。
 近畿は9回表、先頭の安井亀和が中前打で出塁、河西の一塁線バントが内野安打となって無死一二塁、田川の投ゴロの間に二者進塁、二死後飯田が四球を選んで二死満塁、堀井が中前に2点タイムリーを放ち6-2と突き放す。
 丸山二三雄は緩いカーブが冴えて7安打3四球2三振の完投、2勝目をマークする。
 飯田徳治は5月に入って3個目の勝利打点と勝負強さを見せている。
 この結果、昭和22年ペナントレースは首位大阪を0.5ゲーム差で中日が追い、更に0.5ゲーム差で近畿が続く展開となった。
