2011年6月16日木曜日

13年秋 名古屋vs南海 4回戦


11月11日 (金) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 0 3 1 0  4  名古屋 18勝14敗3分 0.563 西沢道夫
3 0 1 4 0 6 0 1 X 15 南海       9勝25敗3分 0.265 政野岩夫


二塁打 (名)桝 (南)中村、小林
本塁打 (南)高野 1号、中村 1号

南海大勝利、三重盗も


 南海はここまで8勝しているが3点差が1回、2点差が1回、1点差が1回(うちサヨナラが3回)。8試合の合計得点差は11点。本日は15A対4の11点差で球団創設以来初の大勝利をおさめる。

 南海は初回、先頭の小林悟楼がツースリーから四球を選んで出塁、西端利郎の投ゴロで小林が二封、西端が二盗を決めて一死二塁、中村金次四球、鈴木芳太郎の中前タイムリーで1点を先制する。高野百介は投ゴロに倒れるが中野正雄の遊ゴロをショート村瀬一三がエラーする間に二者還って3-0とする。

 南海は3回、一死後中村金次が中前打で出塁、鈴木芳太郎の遊ゴロでランナーが入れ替わり、鈴木が二盗に成功、高野百介の左前タイムリーで4-0とする。高野百介も二盗に成功するが中野は遊ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 南海は4回、この回先頭の中田道信が四球で出塁、政野岩夫が送って平井猪三郎の左翼線タイムリーで5-0、トップに返り小林四球、西端の遊ゴロの間にランナーはそれぞれ進塁して二死二三塁、中村が中前に2点タイムリーを放って7-0、鈴木が左翼線にヒット、高野の中前タイムリーで8-0とする。

 南海は6回、この回先頭の中村が左翼線に二塁打、鈴木の左前打と盗塁で無死二三塁、ここで高野がレフトスタンドにスリーランホームランを放ち11-0。高野はこれで本日5打点を記録する。一死後中田が中前打、政野の左前打で一死一三塁、二死後小林が右中間に二塁打を放って13-0、西端の遊ゴロをファースト大沢清がエラーして二死一三塁、中村が四球を選んで二死満塁、ここで三人の走者が一斉にスタート、三重盗を決めて14-0とする。

 名古屋は7回、この回先頭の桝嘉一が左越えに二塁打、大沢の右前打で無死一三塁、倉本信護四球で無死満塁、村瀬の右前タイムリーで2点目、三浦敏一の遊ゴロが6-4-3のゲッツーとなる間に2点目。西沢道夫の左翼線タイムリーでこの回3点を返す。

 名古屋は8回、先頭の戒能朶一が四球で出塁、石田政良が中前打、桝四球で無死満塁、大沢の二ゴロが6-4-3のゲッツーとなる間に戒能が還って4-14とする。 

 南海は8回裏、二死後中村金次が右翼にホームランを放って15-4として逃げ切る。

 政野岩夫は6安打5四球2三振の完投で今季4勝目をあげる。


 南海は二番西端利郎を除く八人で19安打を記録。三番中村金次が4打数4安打4得点3打点、四番鈴木芳太郎が5打数3安打3得点1打点、五番高野百介は6打数4安打1得点5打点、七番中田道信も4打数3安打2得点。南海は更に8個の盗塁を決める。
 

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