2011年6月6日月曜日

二日連続サヨナラホームラン

 昨年はMLB開幕日にアルバート・プホルスの三冠達成を予言して一年間の動きをアップさせていただきましたが、昨オフ、2004年に結んだ7年1億ドルという今から見れば超格安の長期契約が切れてどうやら10年3億ドルの契約更改交渉をしていたようですが交渉決裂、今年は球団側の延長オプションが行使されたのではないかと思いますが今オフFAとも言われております。まぁプホルスの年俸を3000万ドルにしてもらわないと後ろがつかえてしまうと言う選手会の要望もあったようですが、まさかプホルスがカージナルスを出ていくという事態に陥るとは思っていませんでしたので、ショックで今年は完全無視と決めていたのですが、昨日、本日の二日連続サヨナラホームランはお伝えしない訳にもいきませんので筆をとった次第です。


 昨日は2本塁打。1本目は右中間最深部に叩き込む当りですが高目のホームランボールでしたからまぁ当り前。サヨナラホームランの方は外角低めのボールコースに流れるスライダーをほとんど及び腰になりながら左手一本で拾って左翼スタンド前に設けられているブルペンに持っていきました。私も45年ほど野球を見ていますがあの体勢からのホームランは初めて見ました。本日の二日連続サヨナラホームランは左翼スタンドへ打った瞬間本人も確信をもった当りでした。画像は全てMLB.comを参照させていただいております。


 イチローの不振ぶりは日本でも連日報じられていますがそれ以上に深刻なプホルスの不振は全く報じられていません。原因は上記にあることは明白ですが、私にはプホルスがカージナルスを出たがっているとはとても思えませんといっても情勢は厳しいようなのでどうなることやら。


 昨日の方の画像でびっくりしたのはホームに還ってきたプホルスに抱きつく選手の群れの中にアダム・ウェインライトがいたことです。ご存じのとおりウェインライトは昨年ロイ・ハラデーに匹敵する成績を残しましたが今年2月にトミー・ジョン手術を受けて今季は出場不可能なのですが、チームと帯同しているのでしょうか。まさかベンチ入り枠を一つ削って帯同しているとも思えませんが。ウェインライトは単なる中継ぎにすぎませんでしたが2006年シーズン終了間際に絶対的クローザーだったジェイソン・イズリングハウゼンの故障でクローザー不在となった時、トニー・ラルーサ監督がウェインライトをクローザーに抜擢し、ワールドシリーズまで鬼神の如き働きで1982年以来のワールドャンピオンとなる原動力となりました。更にそのシーズンオフには先発ピッチャー陣がほぼ全員他球団に移り、翌年から先発の柱として投げ続けてきました。恐らくプホルスの次にカージナルスという球団が好きなのだろうと思っています。松坂は来期チームと帯同するのでしょうか。する訳ないか。

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