2011年6月18日土曜日

133打数35安打 ③

 6月17日現在、浅村栄斗は打率2割6分3厘、中島の一つ上でかろうじてベスト20に止まっています。6月15日に四打席連続安打を記録してようやく第一次スランプから立ち直りの気配を見せております。打率を1割以上降下させてスタメン落ちも経験し、当シリーズも廃棄処分寸前から生き延びました。まぁ順当に行く方がどうかしている訳で、この程度のスランプはこれから何度も経験することでしょう。その中で立ち直り方を体で覚えていくものです。


 本日はNHKで巨人vs西武戦の中継がありました。偶然スイッチを入れた時が7回の打席ツーツーの時で、ランナーを二塁に置いて内海のカーブをライトにタイムリー、西武はこの1点のみで2対1で巨人が勝ったようです。左投手の入ってくるカーブを来た方に打ち返す、これこそ私が学生時代に目指していたバッティングですが、これがいとも簡単にできるセンスが羨ましい。私が浅村を推す理由はただ一つ、センスが素晴らしいことにあります。バットが内側から出てきますのでどんなボールにも対応ができる。守備でも甲子園で見せた走者を二塁に置いた場面で二遊間のゴロを捌いて体を反転させて三塁に走った二塁ランナーを三塁に刺したプレー(2010年4月30日付けブログ「12年春 イーグルスvs大東京2回戦」参照)が浅村のセンスを物語っています。唯一走塁が課題で、本日もヒットの後阿部に刺されています。今年はファーストと外野に回っていますが、まずは中村をファーストに追いやってサードの定位置をつかむこと、次に中島をサードに追いやってショートの定位置をつかむことを目標にしてもらいたい。

 西武ネタをもう一つ。昨年のドラフト六位で今年入団の熊代聖人が出てきました。一軍ベンチ入りから一週間でスタメン出場して2安打、このところ六番浅村、七番熊代が定番になっています。こちらは今治西時代からと言うより日産自動車時代からの注目選手です。日産の廃部により予定より早くプロ入りできました。巣鴨に西鉄ライオンズで投手を経験されていた方が経営している洋風居酒屋があって時々飲みに行っていますが、この方が今治西高校OB会の顔役で熊代の面倒を見ています。職場の後輩の出向元の同期が息子さんでその紹介で知ったわけでして、後輩も高松商業でベンチ入りしていたそうです。

 
 6月17日現在中田翔は171打数45安打、打率は2割6分3厘1毛6糸で浅村と同率18位。35/133も45/171もどちらも5/19の倍数ですので全くの同率となっております。どうやら大阪桐蔭高校の先輩後輩はどこまで行っても縁があるようで、次回のWBCは三番浅村、七番中田で三連覇です。

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