2011年6月11日土曜日

13年秋 阪急vsセネタース 5回戦

11月9日 (水) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 3 0 0 2 0 7 阪急     18勝13敗2分 0.581 高橋敏 重松通雄
2 3 0 1 0 3 0 0 X 9 セネタース 17勝18敗1分 0.486 浅岡三郎


勝利投手 浅岡三郎 6勝4敗
敗戦投手 高橋敏   1勝2敗


二塁打 (阪)上田
三塁打 (阪)山田

セネタース、七盗塁で阪急を降す


 セネタースは初回、先頭の森口次郎が4球ファウルで粘って四球で出塁、今岡謙次郎が左前打で続き北浦三男の送りバントで一死二三塁、尾茂田叶四球で一死満塁、ここで遠藤忠二郎が右前に2点タイムリーを放つ。遠藤が二盗を決めて浅岡三郎三振で二死二三塁で苅田久徳を迎える。ここで三走尾茂田が「1-4-2」でタッチアウト、恐らく苅田からトリックプレーのサインが出て二走遠藤がディレード気味にスタートして尾茂田が牽制の隙を突いてホームに向かったのではないか。

 セネタースは2回、この回先頭の苅田が中前打で出塁、続く青木幸造の打席で苅田が二盗に成功、青木は三振に倒れるが横沢七郎の打席で苅田が三盗に成功、横沢、森口が連続四球で一死満塁、今岡が右前に2点タイムリーを放って4-0としてなお一死一三塁、阪急は先発高橋敏から重松通雄スイッチ、ここで今岡が二塁にスタートを切るがキャッチャーが送球すると途中で止まり「2-6-4-3」でタッチアウト、この間に三走森口がホームに還って5-0。このプレーでは森口に盗塁は記録されていない。今日のセネタースは何をやってくるか分からない。

 阪急は3回、一死後重松が二塁に内野安打、トップに返り西村正夫の遊ゴロでランナーが入れ替わり、フランク山田伝が右中間に三塁打を放って1-5、黒田健吾の遊ゴロをファースト遠藤が落球する間に山田が還って2-5とする。

 セネタースは4回、一死後森口が四球から二盗に成功、今岡の中飛で三塁に進み、北浦が右前にタイムリーを放って6-2、北浦も盗塁を決めて尾茂田が四球で歩くが遠藤は二ゴロに倒れる。

 阪急は5回、一死後西村が三前にセーフティバントを決めて二盗に成功、山田四球、黒田の三ゴロをサードサード横沢がエラーして一死満塁、山下好一の中前タイムリーで3-6、上田藤夫の中犠飛で4-6、キャッチャー北浦からの二塁牽制悪送球で5-6と1点差に迫る。

 セネタースは6回、一死後森口四球、今岡の右前打で一死一三塁、北浦の二ゴロをセカンド宇野錦次がエラーして7-5として一死一二塁、キャッチャー島本義文からの牽制に二走今岡が釣り出されて今岡は三塁に走る、島本からの送球を捕った二塁ベースカバーのショート上田が三塁に悪送球する間に今岡が還って8-5、尾茂田が右前にタイムリーを放って、9-5とする。

 阪急は8回、一死後上田が左中間に二塁打、岸本四球、宇野に代わる代打浅野勝三郎の遊ゴロで岸本は二封、島本に代わる代打宮武三郎の左前タイムリーで6-9、重松も中前にタイムリーを放って7-9とするがここまで。

 浅岡三郎は8安打4四球3三振の完投で今季6勝目。序盤から積極的に走ったセネタースは北浦三男と苅田久徳が2盗塁、森口次郎、尾茂田叶、遠藤忠二郎が1盗塁ずつで合計7盗塁を記録する。

 阪急はここ七試合を1勝6敗となった。










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