2018年6月17日日曜日

19年 巨人vs南海 2回戦


5月20日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 1 2 0 0 3 0 0 0 7 巨人 8勝3敗1分 0.727 須田博
0 0 0 2 0 0 0 0 X 2 南海 3勝10敗 0.231 中本政夫

勝利投手 須田博     5勝0敗
敗戦投手 中本政夫 2勝5敗

二塁打 (巨)宮下、須田

勝利打点 なし

猛打賞 (巨)黒沢俊夫 2


1試合2重盗

 巨人は初回、先頭の黒沢俊夫が三前にセーフティバントを決めて出塁、呉新亨の遊ゴロをショート松川博爾が二塁に悪送球する間に黒沢が三進して無死一三塁、中村政美は一邪飛に倒れて一死一三塁、ここでダブルスチールをを決めて1点を先制する。

 巨人は2回、一死後宮下信明がライト線に二塁打、木暮力三は三振に倒れるが、トップに返り黒沢が中前にタイムリーを放って2-0とする。

 巨人は3回、一死後近藤が三塁にヒット、須田の左中間二塁打で近藤が還り3-0、川畑博の遊ゴロで須田は三進、杉江繁雄がセンター右にタイムリーを放って4-0とリードを広げる。

 南海は4回、先頭の松川が中前打で出塁、加藤喜作が左前打を放って無死一二塁、加藤の代走に野口渉を起用、堀井数男の三ゴロをサード中村がベースを踏んで一死一二塁、岡村俊昭は左飛に倒れるが、清水秀雄が左前打を流し打って二死満塁、八木の左翼線ヒットが2点タイムリーとなって2-4と追い上げる。

 巨人は6回、先頭の川畑が死球を受けて出塁、杉江の中前打で無死一二塁、キャッチャー八木からの二塁牽制が悪送球となって川畑は三塁に進み、杉江も二盗を決めて無死二三塁、宮下は四球を選んで無死満塁、木暮がライト線にタイムリーを放って5-2、トップに返り黒沢の三ゴロをサード吉川義次が三塁ベースを踏んでからホームに送球、三走杉江もタッチアウトとなってゲッツー、この間に一走小暮が三塁に向かい、キャッチャー八木が三塁に送球するが悪送球となる間に小暮が一気に生還して6-2、打者走者の黒沢は二塁に進んで二死二塁、呉のピッチャー強襲ヒットで二死一三塁、ここで又もダブルスチールを決めて7-2と突き放す。

 須田博は9安打無四球2三振の完投で開幕5連勝を飾る。

 三走黒沢俊夫、一走呉新亨のコンビが1試合2重盗を記録した。

 

2018年6月11日月曜日

19年 阪急vs産業 3回戦


5月16日 (火) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 1 0 8 7 0 17 阪急 8勝6敗 0.571 高橋敏 笠松実
5 0 0 0 0 0 1 0 0  6  産業 6勝6敗1分 0.500 森井茂 井上嘉弘 松尾幸造 加藤正二

勝利投手 笠松実 4勝3敗
敗戦投手 森井茂 4勝6敗

二塁打 (急)上田、高橋

勝利打点 坂井豊司 2

猛打賞 (急)坂田清春 2 (産)金山次郎


5連続押出し四球

 阪急は初回、一死後上田藤夫が投前にバントヒット、これを森井茂が一塁に悪送球する間に打者走者の上田は二進、野口明の遊ゴロの間に二走上田は三進、高橋敏の三塁内野安打で上田が還り1点を先制する。

 産業は1回裏、先頭の金山次郎が三前にバントヒット、ワイルドピッチで金山は二進、小坂三郎が死球を受けて無死一二塁、加藤正二がセオリーどおり三前に送りバントを決めて一死二三塁、鈴木秀雄の右前タイムリーで1-1の同点、一死一三塁の場面でダブルスチールを決めて2-1と逆転、野口正明の遊ゴロで二走鈴木が三塁に走り、ショート坂井豊司がサードに送球するが悪送球となり鈴木が生還して3-1、野口正明は二塁に進み、藤野美登のレフト線タイムリーで4-1、大沢紀三男が四球を選んで一死一二塁、阪急ベンチはここで先発の高橋敏をライトに回して笠松実をマウンドに送り、須原武志の投ゴロを笠松が弾くと、セカンド上田がバックアップして一塁アウト、二死二三塁となって森井が中前にタイムリーを放ち5-1とする。

 阪急は5回、一死後笠松の三ゴロをサード鈴木が一塁に悪送球して笠松は二進、トップに返り山田伝は中飛に倒れるが、上田のレフト線二塁打で笠松が還り2-5と追いすがる。

 阪急は7回、先頭の山田伝が四球を選んで出塁、上田の投ゴロを森井が二塁に悪送球して無死一二塁、野口明の三前内野安打で無死満塁、四番・高橋の左中間二塁打で二者還り4-5、坂田清春の中前タイムリーで5-5の同点、坂田が二盗を決めて無死二三塁、大平茂の三ゴロで三走高橋がホームに突っ込むが、サード鈴木からの送球にタッチアウト、大平が二盗を決めて一死二三塁、伊藤健一の一ゴロをファースト加藤はどこにも投げられずオールセーフ、記録は加藤の野選、坂井がストレートの押出し四球を選んで6-5と逆転、名古屋ベンチはここで先発の森井から二番手井上嘉弘にスイッチ、笠松は押出し四球を選んで7-5、トップに返り山田もストレートの押出し四球を選んで8-5、井上は2連続押出し四球で降板して三番手として松尾幸造がマウンドに上がるが、上田も押出し四球を選んで9-5、野口明も押出し四球を選んで10-5、高橋は三振、坂田が二ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ、この回8得点のうち、5得点は5連続押出し四球によるものであった。

 産業は7回裏、先頭の金山が三遊間にヒット、小坂の右前打で無死一二塁、加藤の中前タイムリーで6-10と追いすがる。

 阪急は8回、先頭の大平がストレートの四球を選んで出塁、伊藤もストレートの四球を選んで無死一二塁、坂井のライト線ヒットで無死満塁、笠松が押出し四球を選んで11-6、阪急はこれで6個目の押出し四球、トップに返り山田のニゴロをセカンド小坂がエラーして三走伊藤が生還、山田には打点が記録されて12-6、なお無死満塁から上田が押出し四球を選んで13-6、阪急はこの試合7個目の押出し四球、野口明は三振に倒れて一死満塁、7回途中から高橋に代わってライトの守備に入っている三木久一が押出し四球を選んで14-6、阪急はこれでこの試合8個目の押出し四球を記録、坂田の中前タイムリーで15-6、大平は投飛に倒れて二死満塁、伊藤が左前に2点タイムリーを放って17-6とする。

 産業投手陣は13与四球を記録、そのうち8個が押出し四球であった。7回には3人の投手で5連続押出し四球を記録した。

 

2018年6月2日土曜日

三冠への道2018 その3


5月の月間MVP予想

 ア・リーグ投手部門は、ノーヒットノーランのジェームズ・パクストン。3勝0敗、防御率1.67、51奪三振、WHIP0.70。

 ナ・リーグ投手部門は、驚異の63奪三振をマークしたマックス・シャーザー。4勝0敗、防御率2.21、WHIP0.89。

 ア・リーグ打撃部門は、「笑顔」のフランシスコ・リンドーア。3割7分3厘、10本塁打、23打点、OPS1.169。

 ナ・リーグ打撃部門は、スクーター・ジェネット。3割9分8厘、8本塁打、24打点、OPS1.139。「スクーター」はニックネームのようですが、フィル・リズトーのニックネームも「スクーター」でした。


*パクストンの肩にイーグルが舞い降りたシーン。

https://www.mlb.com/video/eagle-lands-on-paxton/c-1907594283

2018年5月22日火曜日

19年 産業vs阪急 2回戦


5月15日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 0 0 2 1 4 産業 6勝5敗1分 0.545 野口正明
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 阪急 7勝6敗 0.538 大平茂 笠松実

勝利投手 野口正明 1勝0敗
敗戦投手 笠松実     3勝3敗

二塁打 (産)鈴木、大沢 (急)上田

勝利打点 鈴木秀雄 1


鈴木秀雄が決勝二塁打

 阪急は初回、一死後上田藤夫がレフト線に二塁打、野口明は二飛に倒れるが、四番・髙橋敏が左前にタイムリーを放って1点を先制する。坂田清春が左前打で続いて二死一二塁、しかし大平茂のサードへの打球が二走高橋に当たり守備妨害でスリーアウトチェンジ。

 産業は2回、先頭の野口正明が左前打を放って出塁、藤野美登の送りバントは捕前に小フライ、キャッチャー坂田はこれをワンバウンドで捕球して一塁に送球、打者走者の藤野はアウト、一走野口正明もスタートが切れずファースト野口明がタッチしてダブルプレー。坂田の故意落球を取られないぎりぎりの好判断が光った。今節の技能賞は間違いないでしょう。

 産業は4回、先頭の鈴木秀雄が四球を選んで出塁、野口正明が三前に送りバントを決めて一死二塁、藤野が四球を選んで一死一二塁、ここでダブルスチールを決めて一死二三塁、阪急ベンチはここで先発の大平から笠松実にスイッチ、井上嘉弘の遊ゴロで三走鈴木がホームに突っ込むが、ショート坂井豊司からの好返球にタッチアウト、井上が二盗を決めて二死二三塁、大沢紀三男の三ゴロをサード伊藤健一が一塁に悪送球する間に三走藤野が還って1-1の同点に追い付く。

 産業は8回、先頭の金山次郎が四球を選んで出塁、小坂三郎もストレートの四球を選んで無死一二塁、加藤正二がセオリーどおり三前に送りバントを決めて一死二三塁、ここで四番・鈴木がライト線に決勝の2点タイムリー二塁打を放って3-1と勝ち越す。

 産業は9回、先頭の井上が三遊間を破るとレフト榎並達郎が後逸、打者走者の井上は一気に三塁に進み、大沢が右中間にプロ入り初安打となる二塁打を放って4-1とリードを広げる。

 阪急は9回裏、先頭の高橋が三塁にヒット、坂田も中前打で続いて無死一二塁、しかしここで野口正明が踏ん張り、笠松は三振、榎並に代わる代打遠山晴富は右飛、坂井豊司はセカンドライナーに倒れてゲームセット。

 野口正明は7安打2四球3三振の完投で今季初勝利をマークする。

 産業では四番・鈴木秀雄が決勝打を放ち、阪急では四番・髙橋敏がチーム唯一の打点をマーク。平凡な苗字で無名ながら戦前屈指の強打者であった二人の四番の活躍が目立った。

 

2018年5月13日日曜日

19年 南海vs朝日 3回戦


5月15日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 0 1 1 0 3 南海 3勝9敗 0.250 清水秀雄 中本政夫
2 0 1 0 0 1 1 0 X 5 朝日 3勝10敗1分 0.231 内藤幸三

勝利投手 内藤幸三 2勝5敗
敗戦投手 清水秀雄 1勝5敗

二塁打 (南)堀井2 (朝)坪内

勝利打点 金光彬夫 2

猛打賞 (朝)坪内道則 2


坪内道則が猛打賞

 南海は初回、一死後岡村俊昭が左前打で出塁すると二盗に成功、堀井数男がレフト線に二塁打を放って1点を先制する。

 朝日は1回裏、先頭の田中豊一が四球を選んで出塁、仁木安が中前打を放って無死一二塁、坪内道則の左前打でレフト堀井が三塁に悪送球、田中がホームに還って1-1の同点、無死二三塁となって金光彬夫の中犠飛で2-1と逆転する。

 朝日は3回、一死後仁木が四球で出塁、坪内の三塁へのヒットで一死一二塁、金光の左前打で二走仁木が三塁ベースを蹴ってホームに突進するが、レフト堀井からの返球をカットしたピッチャー清水秀雄のバックホームにタッチアウト、二死一二塁から広田修三が右前にタイムリーを放って3-1とする。

 朝日は6回、一死後広田の遊ゴロをショート松川博爾が一塁に悪送球、内藤幸三の左前打で一死一二塁、桜沢三郎が中前にタイムリーを放って4-1と突き放す。

 南海は7回、先頭の木下勇の当りは三ゴロ、これをサード金光がエラー、中本政夫は三振、松川の二ゴロの間に木下は二進、トップに返り加藤喜作の右前タイムリーで2-4と追い上げる。

 朝日は7回裏、一死後坪内がレフト線に二塁打、金光の三塁線タイムリーで5-2と再度突き放す。

 南海は8回、先頭の堀井がレフト線に二塁打、野口渉は投ゴロに倒れるが、吉川義次が四球を選んで一死一二塁、八木進は左飛に倒れて二死一二塁、木下が左前にタイムリーを放って3-5と追い上げるが反撃もここまで。

 内藤幸三は8安打3四球5三振の完投で2勝目をあげる。


 

2018年5月10日木曜日

19年 阪神vs産業 3回戦


5月14日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 1 0 0 0 0 0 0 3 阪神 10勝3敗1分 0.769 若林忠志
1 0 0 0 0 0 0 0 X 1 産業 5勝5敗 0.500 森井茂

勝利投手 若林忠志 8勝2敗
敗戦投手 森井茂     4勝5敗

三塁打 (神)辻

勝利打点 藤村冨美男 1

猛打賞 (神)藤村冨美男 2


両投手無四球

 阪神は初回、一死後金田正泰が中前打で出塁、御園生崇男の右前打で一死一二塁、ここで藤原鉄之助がパスボールを犯して一死二三塁、藤村冨美男が左前にタイムリーを放って1点を先制、一死一三塁から門前真佐人の当りは右飛、三走御園生がタッチアップからスタートを切るがライト井上嘉弘が落球、御園生がホームに還って2-0とする。この当りで門前には打点が記録されているので、「犠飛」と認定します。もちろん当時の公式記録では「犠飛」は記録されていませんが、スコアカードの記載から「犠飛」と認定できる場合は、当ブログでは「犠飛」としてお伝えしたいます。公式記録では門前の記録は「右飛失」となります。

 産業は1回裏、先頭の金山次郎が三塁にヒット、小坂三郎のニゴロをセカンド小林英一がエラーする間に金山は三塁に進んで無死一三塁、加藤正二のレフトへの小飛球が左前に落ちて三走金山が還り1-2、しかし一走小坂のスタートが遅れてレフト辻源兵衛から二塁ベースカバーの小林に送球されてフォースアウト、レフトゴロが記録されて一死一塁、鈴木秀雄のショートライナーに一走加藤が飛び出しショート武智修からファースト御園生に送球されてダブルプレー。

 阪神は3回、先頭の塚本博睦が左前打で出塁すると二盗に成功、金田が右前にタイムリーを放って3-1と突き放す。

 阪神先発の若林忠志監督は、2回以降産業打線を無得点に抑え、4安打無四球3三振1失点の完投で8勝目をマークする。

 産業先発の森井茂は、4回以降阪神打線を無得点に抑え、11安打無四球無三振3失点、自責点1で完投する。

 両投手無四球ピッチングで、試合時間は1時間3分であった。

 この試合で、産業は4回の守備からライト井上嘉弘に代わって大沢紀三男が入りプロデビューした。1926年生れの大沢紀三男は、1916年生れの大沢清(千葉茂も認める右打ちの名手)の弟で、1932年生れの大沢啓二(親分)の兄である。

 

2018年5月5日土曜日

予想


 3対1で日本が勝つと見ています。

 伊藤と石川で2勝、平野は丁寧にやられるかもしれませんが、4番平野が劉詩雯に勝って3対1と予想させていただきます。

 

決戦


 石川を3番に回して平野を2番に入れて丁寧にぶつけてきました。

 私が希望していた布陣です。

 1971年名古屋大会以来47年ぶりの世界一へ、いざ、勝負!

 

19年 朝日vs阪急 2回戦


5月14日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 朝日 2勝10敗1分 0.167 大橋一郎
0 0 0 0 1 0 0 0 X 1 阪急 7勝5敗 0.583 笠松実

勝利投手 笠松実     3勝2敗
敗戦投手 大橋一郎 0勝1敗

二塁打 (急)山田

勝利打点 髙橋敏 2


大橋一郎、一世一代の快投

 阪急は5回、先頭の山田伝が3球ファウルで粘って四球、上田藤夫が送りバントを決めて一死二塁、野口明の三ゴロの間に山田は三進、四番・髙橋敏が左前にタイムリーを放って1点を先制する。この得点がこの試合唯一の得点となった。

 阪急先発の笠松実は、2回に大橋一郎に右前打、5回にも大橋に左前打を許すが無失点。6回にも桜沢三郎にショート内野安打を許すが無失点。7回以降は3イニング連続三者凡退に抑えて、3安打1四球4三振で今季初完封、3勝目をあげる。

 笠松以上の快投を見せたのが朝日先発の大橋一郎であった。

 大橋は初回、いきなり先頭の山田伝にレフト線二塁打を許し、山田の三盗に続いて野口明も四球から二盗を決められ一死二三塁のピンチを迎えるが、髙橋敏の投ゴロで三走山田がホームを突くとバックホームしてタッチアウト、当たっている坂田清春を左飛に打ち取りピンチを凌ぐ。

 2回~4回は四球や失策で走者を出すが無失点。5回は前述のとおり高橋のタイムリーで1点を失うが、6回以降も無安打無失点。

 大橋は8回を完投して2安打6四球1三振1失点で敗戦投手となった。

 大橋一郎は京都商業時代春夏3回甲子園に出場。昭和15年はセカンドのレギュラーとしてセンバツ準優勝に貢献する。大橋のプロでの通算成績は0勝3敗1完投としか伝えられていないが、その「1完投」がこの試合の2安打完投であった。

 

2018年5月3日木曜日

三冠への道2018 その2


3・4月の月間MVP結果発表

 投手部門は予想通りでアはマナイア、ナはシャーザー。

 混戦が予想された打撃部門は両方ハズレ。

 アの一騎打ちはグレゴリウスでしたが、本職のショートに回ったマチャドの守備力も評価してほしかった。

 ナは「該当なし」が本筋だったのでは。受賞したA.J.ポロックは2割9分1厘、9本塁打24打点。打率3割未満であれば15本塁打は欲しいところ。なので、規定打席不足ながら敢えてビラヌエバと予想させていただきました。

 そのビラヌエバはナの月間最優秀新人でお茶を濁されました。大谷と共に、規定打席不足コンビの月間最優秀新人でしたね。

 

19年 第3節週間MVP


 今節は変則開催。阪神が4勝0敗1分、巨人が1勝1敗1分、南海が1勝2敗、朝日が1勝2敗、阪急が1勝2敗、産業が0勝1敗であった。

週間MVP

投手部門

 阪神 若林忠志 2

 4勝0敗2完封。


打撃部門

 阪神 塚本博睦 1

 21打数7安打4得点6打点。

 巨人 呉新亨 2

 11打数5安打4得点3盗塁

 朝日 仁木安 1

 10打数5安打4打点。5月13日の阪神戦で4安打。

 朝日 森本清三 1

 6打数3安打3得点1打点2四球。森本は開幕から11試合に出場し、43打数11安打の記録を残して突然姿を消す。緊急応召でしょう。


殊勲賞

 南海 清水秀雄 1

 5月7日の朝日戦で3安打9奪三振の完封

 阪急 髙橋敏 1

 5月13日の産業戦で無四球完封

 阪神 小林英一 1

 5月8日の阪急戦で猛打賞

 阪急 野口明 1

 5月8日の阪神戦で満塁走者一掃の三塁打


敢闘賞

 阪神 御園生崇男 1

 21打数6安打3得点4打点

 阪急 伊藤健一 2

 10打数5安打

 朝日 金光彬夫 1

 12打数4安打3打点

 巨人 藤本英雄 1

 13打数5安打、開幕から11試合連続安打


技能賞

 阪神 武智修 1

 5月13日の朝日戦で決勝スクイズ

 朝日 酒沢政夫 1

 5月8日の巨人戦で2打数無安打3得点2打点4四球

 巨人 黒沢俊夫 1

 12打数5安打3盗塁

 

2018年5月2日水曜日

三冠への道2018 その1


3・4月の月間MVP予想

 ナ・リーグ投手部門は5勝1敗、防御率1.62、57奪三振WHIP0.82のマックス・シャーザー。ジョニー・クエトも防御率0.84で候補ではありますが、3勝0敗、26奪三振ではちょっと苦しいか。 

 ア・リーグ投手部門はノーヒットノーランのショーン・マナイアが4勝2敗、防御率1.03、37奪三振、WHIP0.62で決まりでしょう。ヒューストンに移って驚異の61奪三振をマークしたゲリット・コールと、4勝0敗防御率1.36のバーランダーも注目ですが。

 ナ・リーグ打撃部門はクリスチャン・ビラヌエバが23試合の出場で90打席と、30×3.1=93打席の規定打席に達していないのですが、3割2分1厘、8本塁打、19打点で候補筆頭か。他に候補が見当たらないので。

 ア・リーグ打撃部門はマニー・マチャドとディディ・グレゴリウスの190センチを超える大型遊撃手による歴史的な大激戦。

 マチャドは3割6分1厘、9本塁打22打点。
 グレゴリウスは3割2分7厘、10本塁打30打点。


 どちらを選ぶかは好みの問題でしょう。当ブログはマチャドと予想します。

 打撃部門は、ア、ナ共に断トツ最下位チームからの選出と見ます(笑)。

 

2018年4月29日日曜日

19年 朝日vs阪神 3回戦


5月13日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 3 0 0 3 朝日 2勝9敗1分 0.182 内藤幸三
0 0 0 4 0 0 0 1 X 5 阪神 9勝3敗1分 0.750 若林忠志

勝利投手 若林忠志 7勝2敗
敗戦投手 内藤幸三 1勝5敗

二塁打 (神)若林、門前、塚本

勝利打点 武智修 1

猛打賞 (朝)仁木安(4安打) 1、吉田弘 1


武智修、決勝スクイズ

 3回まで5安打を放ちながら無得点の阪神は4回、先頭の若林忠志が右越えに二塁打、辻源兵衛は四球、小林英一の投前送りバントをピッチャー内藤幸三が三塁に送球するがセーフ、犠打と野選が記録されて無死満塁、武智修が投前にスクイズを決めて1点を先制、一死二三塁となってトップに返り塚本博睦が左前にタイムリーを放って2-0、塚本が二盗を決め、金田正泰は三振に倒れるが、御園生崇男が中前に2点タイムリーを放って4-0と大きくリードする。

 6回まで7安打を放ちながら無得点の朝日は7回、先頭の吉田弘が左前打で出塁、桜沢三郎の二ゴロの間に吉田は二進、トップに返り田中豊一が中前打を放って一死一三塁、仁木安の二ゴロの間に三走吉田が還って1-4、二死二塁から坪内道則が中前にタイムリーを放って2-4、バックホームの間に打者走者の坪内は二塁に進み、金光彬夫の中前タイムリーで3-4と1点差に詰め寄るが、内藤は一ゴロに倒れて反撃もここまで。

 阪神は8回、二死後武智が四球を選ぶと二盗に成功、塚本が右中間に貴重な追撃の二塁打を放って5-3とする。

 若林忠志は13安打を許しながら1四球5三振の完投で7勝目をあげる。

 九番武智修が決勝スクイズに、8回には二死後四球から二盗を決めて貴重な追加点となるホームを踏む渋い活躍を見せた。

 朝日では吉田弘が3安打、仁木安が4安打をマークしたが、二番仁木が5打数4安打ながら得点はゼロ、若林の巧みなピッチングにかわされて打線がつながらなかった。

 阪神は5月8日の阪急戦でも御園生崇男のスクイズで決勝点をあげており、2試合連続で決勝点はスクイズで決めた。

 

19年 阪急vs産業 1回戦


5月13日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 阪急 6勝5敗 0.545 高橋敏
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 産業 5勝4敗 0.556 森井茂

勝利投手 高橋敏 1勝1敗
敗戦投手 森井茂 4勝4敗

二塁打 (急)野口明

勝利打点 坂田清春 1

猛打賞 (急)野口明 2


髙橋敏、無四球完封

 阪急は初回、先頭の山田伝が一塁にバントヒットを狙うが、ピッチャー森井茂がベースカバーに入って「3-1A」でアウト、二死後野口明がライト線に二塁打を放つが、髙橋敏は三ゴロに倒れて無得点。

 阪急は4回、先頭の上田藤夫が四球で出塁、野口明の中前打で上田は三塁に進み無死一三塁、髙橋敏の三ゴロで三走上田は動けず一死二三塁、ここで坂田清春が中前に2点タイムリーを放って2-0とする。

 阪急は5回、先頭の伊藤健一が左前打で出塁、トップに返り山田も左前打を放って無死一二塁、上田のライト線ヒットで二走伊藤は三塁ベースを回るが、ライト井上嘉弘からのバックホームからキャッチャー藤原鉄之助が三塁に送球、オーバーランしていた伊藤はタッチアウトとなって一死一二塁、野口明の三前内野安打で一死満塁、しかし三走山田がキャッチャー藤原からの牽制球にタッチアウト、高橋が四球を選んで二死満塁とするが、坂田は左飛に倒れて、この回4安打を放ちながら無得点。藤原鉄之助の2補殺に阻まれた。

 産業先発の森井茂は、5回までに8安打を許すが2失点のみ、9回を完投して11安打を許したが2失点のままであった。

 阪急先発の髙橋敏は快調なピッチングを続け、4安打無四球4三振で今季初勝利を無四球完封で飾る。

 髙橋敏は昭和14年4月、5月に当ブログ選定の月間MVPに選出された隠れた戦前の名投手で、コントロールでは森弘太郎を上回り戦前最高のピッチャーであったと言える。戦後は都市対抗野球で強打をみせて、全日本代表として海外遠征することにもなる。当ブログ開設以前は、「Wikipedia」に「髙橋敏」の頁は無かったが、今では充実した内容が書かれている。当ブログが発掘した、大谷出現以前の隠れた「二刀流」である。


*阪急初回の攻撃、先頭の山田伝の一塁へのバントはピッチャー森井茂が一塁ベースカバーに入って「3-1A」のアウト。山田のバントは一塁線であったのか、一二塁間へのへのプッシュバントを狙ったのか、今では常識となったピッチャーによる一塁ベースカバーも、戦前では珍しい。3-1Aの上に書かれているのは「BN」で、山内以九士のスコアによく見られる。 

 

2018年4月28日土曜日

19年 阪急vs阪神 3回戦


5月8日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 4 0 0 0 0 0 0 4 阪急 5勝5敗 0.500 大平茂 髙橋敏 木暮英路
0 0 4 4 0 0 0 1 X 9 阪神 8勝3敗1分 0.727 若林忠志
 
勝利投手 若林忠志 6勝2敗
敗戦投手 大平茂     3勝2敗

三塁打 (急)野口明 (神)武智

勝利打点 御園生崇男 2

猛打賞 (神)小林英一 1


小林英一が猛打賞

 1回、2回と三者凡退に終わった阪急は3回、先頭の遠山晴富が中前打で出塁、榎並達郎も中前打を放って無死一二塁、伊藤健一の一前送りバントをファースト御園生崇男が三塁に送球して二走遠山は三封、トップに返り坂田清春の一ゴロを今度は御園生が二塁に悪送球して一死満塁、上田藤夫の三ゴロで三走榎並は本封されて二死満塁、ここで野口明が右越えに走者一掃の三塁打を放って3点を先制、髙橋敏が左前にタイムリーを放ち4-0とリードする。

 阪神は3回裏、先頭の小林英一が中前打で出塁、武智修が右中間に三塁打を放って1-4と追い上げ開始、トップに返り塚本博睦の左前タイムリーで2-4、金田正泰が四球を選んで無死一二塁、阪急ベンチはここで先発の大平茂をライトに回してライトの高橋がマウンドに上がり、御園生が送りバントを決めて一死二三塁、藤村冨美男はストレートの四球で一死満塁、門前真佐人が押出し四球を選んで3-4、若林忠志が投前にスクイズを決めて4-4の同点に追い付く。

 阪急は4回の守備から再びライトの大平をマウンドに戻し、高橋もライトに戻る。

 阪神は4回、3回に続いて先頭の小林が中前打で出塁、武智は左邪飛に倒れて一死一塁、トップに返り塚本はストレートの四球を選んで一死一二塁、金田の三前バントが内野安打となって一死満塁、ここで御園生が投前にスクイズ、ピッチャー高橋はホームトスするが三走小林の足が早くセーフ、更にキャッチャー坂田が間に合わない一塁に送球するとこれが悪送球となって二走塚本までホームインして6-4と逆転に成功、一走金田は三塁に、打者走者の御園生は二塁に進み、犠打と野選とエラーがが記録されて一死二三塁、藤村の中前タイムリーで7-4、阪急ベンチはここで大平からプロ入り初登板となる木暮英路にスイッチ、門前も三塁にタイムリーを放って8-4と大きくリードする。

 小暮は5回、6回を無失点で切り抜け、阪急は7回から再びライトの高橋をマウンドに送り、ライトには三木久一が入る。

 阪神は8回、一死後武智が中前打で出塁、トップに返り塚本の中飛をセンター山田伝が落球して一死二三塁、金田の一ゴロの間に三走武智が還って9-4として試合を決める。

 若林忠志は9安打3四球4三振の完投で6勝目をマークしてハーラー独走態勢を固める。

 阪神の2回、3回の得点は何れも先頭の八番打者・小林英一の中前打から始まったもので小林は4打数3安打2得点と猛打賞を記録、九番武智修も4打数2安打2得点1打点、三塁打1本の活躍を見せた。

 

2018年4月25日水曜日

鉄人


 衣笠さんの訃報が伝わっています(以下、敬称略)。

 このところ毎日10時過ぎまで残業がが続いていますので、衣笠さんの訃報を、今、知りました。

 衣笠とは長い付き合いでしたね(もちろん面識はありませんが)。

 私が広島ファンになったのは西鉄が太平洋に変わった1973年のことです。

 まだ弱小チームではありましたが、すでに主力打者であった衣笠については、広島ファンになる以前から注視していました。

 2215試合連続出場のピンチについては、1979年に西本から死球を受けた時のことが有名です。翌日、代打で出てきた試合はリアルタイムでテレビで見ていましたが、江川の快速球に対して平気な顔でフルスウィングして三球三振しました。圧巻のシーンが目に焼き付いています。

 本日は、それ以上の連続出場記録が途切れるピンチについて書かせていただきましょう。ほとんどの方が知らないエピソードだと思います(笑)。

 1973年のことですから、世間一般では衣笠の連続試合出場記録などは全く話題になっていない頃の物語です。まだ500試合くらいの時ですからね。

 この年の衣笠は130試合フル出場しましたが、打率は2割0分7厘と極度の不振に陥りました。しかも、平安高校の後輩であり、同じ一塁手の渋谷通が台頭してきたのです。シーズン終盤のことですが、衣笠はヒックスや渋谷の控えに回され、渋谷が一塁手としてスタメン出場するようになりました。シーズン最終戦であったと記憶していますが、渋谷が4打数3安打を記録して、衣笠が最終回の守備だけに就いて連続試合出場記録を継続したのです。あくまでも私の記憶ベースですから、記憶違いにより間違っている可能性は否定しませんが、記憶力には自信があるので多分正しいと思います。

 赤ヘル旋風が吹き荒れた1975年オールスターゲーム、山本浩二と衣笠がホームランを打ちまくったシーンを、リアルタイムでラジオで聞いていました。新しい時代がやって来る!と確信しましたね。 


 

2018年4月22日日曜日

小暮力三⇒木暮力三


 大掛かりな訂正のご連絡です。

 当ブログでは、これまで「木暮力三」の表記が全て「小暮力三」となっておりました。

 正しくは「木暮力三」となります。気が付いた範囲で、順次訂正していきますが、相当な時間がかかる予定です。

 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

19年 朝日vs巨人 3回戦


5月8日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 5 3 2 0 0 0 0 1 12 朝日 2勝8敗1分 0.200 森本清三 内藤幸三
2 1 0 0 0 1 0 0 2  6  巨人 7勝3敗1分 0.700 田村幹雄 藤本英雄

勝利投手 森本清三 1勝4敗
敗戦投手 田村幹雄 0勝1敗
セーブ     内藤幸三 1

二塁打 (朝)坪内 (巨)呉2、中村

勝利打点 金光彬夫 1

猛打賞 (朝)森本清三 1


一試合23四球

 朝日は森本清三、巨人は田村幹雄が先発。球史にほとんど残っていない両投手の先発。当ブログ以外にこういう試合の実態を知ることのできる場はありませんね(笑)。

 朝日は初回、一死後森本清三が四球を選んで出塁、酒沢政夫も四球を選んで一死一二塁、金光彬夫は二飛に倒れるが、田中豊一が四球を選んで二死満塁、仁木安がストレートの押出し四球を選んで1点を先制する。

 巨人は1回裏、先頭の黒沢俊夫が四球を選んで出塁、呉新亨が左中間に二塁打を放って無死二三塁、中村政美の右犠飛で1-1の同点、近藤貞雄の中前タイムリーで2-1と逆転する。

 朝日は2回、桜沢三郎が四球を選んで出塁、トップに返り坪内道則がレフト線に二塁打を放って一死二三塁、森本が四球を選んで一死満塁、酒沢が押出し四球を選んで2-2の同点、金光が中前に2点タイムリーを放って4-2と逆転、田中が四球を選んで一死満塁、巨人ベンチはここで先発の田村に代えて藤本英雄をマウンドに送り、仁木は遊飛に倒れて二死満塁、田端美夫がストレートの押出し四球を選んで5-2、広田修三の左前タイムリーで6-2とリードを広げる。

 巨人は2回裏、先頭の藤本が左前打から二盗に成功、木暮力三は捕邪飛に倒れるが、トップに返り黒沢がライト線にタイムリーを放ち3-6と追い上げる。

 朝日は3回、一死後坪内がストレートの四球から二盗に成功、森本が左前に流し打つと、レフトレフト黒沢が三塁に送球するが悪送球、ワンヒットワンエラーで二走坪内がホームに還り7-3、酒沢が四球を選んで一死一二塁、金光は三振に倒れるが、田中の一ゴロをファースト近藤がエラーして二死満塁、仁木がライト線に2点タイムリーを放って9-3と突き放す。

 朝日は4回、先頭広田が左前打で出塁、桜沢の遊ゴロでランナーが入れ替わり、トップに返り坪内の右前打で桜沢は三塁に進んで一死一三塁、森本の一塁線ヒットがタイムリーとなって10-3として二死一二塁、酒沢の二ゴロで森本は二封されるが、二走坪内が三塁を回ってホームに還る好走塁を見せて11-3として試合を決める。

 巨人は6回、先頭の藤本がストレートの四球、木暮も四球、トップに返り黒沢もストレートの四球を選んで無死満塁、呉新亨の遊ゴロで黒沢が二封される間に三走藤本が還って4-11、呉が二盗を決め、中村政美が四球を選んで一死満塁と、一発出れば分らなくなる展開となってきたが、近藤の投ゴロが「1-2-3」と渡ってダブルプレー。

 朝日は6回に4四球を出した先発の森本に代えて、7回から内藤幸三をマウンドに上げる。

 朝日は9回、一死後酒沢がストレートの四球、金光の右前打で一死一三塁、田中の投ゴロ併殺崩れの間に三走酒沢が還って12-4とする。

 巨人は9回裏、先頭の呉が左中間に二塁打、中村も左中間に二塁打を放って5-11、6回の守備から近藤に代わってファーストに入っている須田博は一飛、川畑博はショートライナー、渡部弘は四球、宮下信明も四球を選んで二死満塁、藤本が押出し四球を選んで6-11と風雲急を告げてきたが、最後は木暮が右飛に倒れてゲームセット。

 朝日は14四球、巨人は9四球の乱戦。与四球は、森本清三が6個、内藤幸三が3個、田村幹雄が8個、藤本英雄が6個であった。

 巨人のスタメンショートで出場した宮下信明は昭和17年に大和で1試合出場して以来、プロ入り2度目の出場。戦後は投手に転向し、昭和25年の中日時代に14勝をあげる活躍を見せることとなる。

 

2018年4月15日日曜日

阪神vs巨人 3回戦


5月7日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 0 0 2 0 0 0 0  0   0   0  2 阪神 7勝3敗1分 0.700 藤村冨美男 若林忠志
0 0 0 0 1 0 0 0 1  0   0   0  2 巨人 7勝2敗1分 0.778 須田博

三塁打 (神)金田

勝利打点 なし


伝統の一戦

 ここまで巨人が7勝2敗、阪神は7勝3敗。春季リーグ戦前半の天王山を迎えた。

 阪神先発の藤村冨美男は4回まで2安打無失点。

 巨人先発の須田博も4回まで2安打無失点。

 巨人3回裏の攻撃、一死一塁で木暮力三が三邪飛、これを捕球した際にサード本堂保次は「溝にはまり」足を痛めた。

 阪神4回表は本堂が先頭打者、本堂の当りは三塁への内野安打、しかし本堂はここで動けなくなり、若林忠志監督が代走で登場。藤村冨美男が送りバントを決めて一死二塁、門前真佐人は三ゴロ、辻源兵衛は四球を選んで二死一二塁、小林英一は三振に倒れてスリーアウトチェンジ。

 阪神は4回裏の守備から本堂の代走に出た若林がそのまま三塁の守備についた。昭和24年までの一リーグ時代に、若林がサードを守るのはこの試合だけである。二リーグ時代にもないと考えられますが、どなたかお調べください。

 阪神は5回、先頭の武智修が三塁にヒット、トップに返り塚本博睦が送りバントを決めて一死二塁、金田正泰が右越えに三塁打を放って1点を先制、ここで須田がワイルドピッチ、三走金田が還って2-0とする。

 巨人は5回裏、先頭の川畑博は二飛、杉江繁雄は三飛に倒れるが、呉新亨が右前打で出塁、トップに返り黒沢俊夫の中前打で呉が三塁に走り、センター塚本からのバックサードが悪送球となる間に呉が生還、1-2とする。

 阪神は8回、先頭の若林が三塁にヒット、藤村も左前打で続いて無死一二塁、門前の遊ゴロで藤村は二封、門前が二盗を決めるが、辻と小林は連続三振に倒れて無得点。

 巨人は8回裏、一死後藤本英雄が三塁にヒット、中村政美は右前打、須田も右前打を放って一死満塁、近藤貞雄の遊ゴロで三走藤本は本封、川畑は三振に倒れて無得点。

 巨人は9回裏、先頭の杉江が中前打で出塁、呉が送りバントを決めて一死二塁、トップに返り黒沢の中前打で一死一三塁、木暮が左犠飛を放ち、土壇場で2-2と追い付く。

 阪神は10回から若林が三塁の守備からマウンドに上がり藤村冨美男をリリーフ。
若林は12回まで巨人打線を無得点に封じた。

 巨人は須田が続投して12回を9安打5四球6三振で完投。

 昭和19年前半を飾る名勝負であった。

 若林の三塁守備の記録は、「日本プロ野球私的統計研究会」様のサイトを参照させていただきました。


*「雑記」欄に、「本堂溝にはまり足を傷く」と書かれている。



 

2018年4月11日水曜日

19年 朝日vs南海 2回戦


5月7日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 朝日 1勝8敗1分 0.111 内藤幸三
1 0 0 0 0 0 0 0 X 1 南海 3勝8敗 0.273 清水秀雄

勝利投手 清水秀雄 1勝4敗
敗戦投手 内藤幸三 1勝4敗

二塁打 (朝)田端

勝利打点 清水秀雄 1


清水秀雄、9奪三振完封

 南海は初回、二死後堀井数男が四球で出塁すると二盗に成功、四番ピッチャー清水秀雄のピッチャー強襲ヒットで堀井が還り1点を先制する。

 自ら先制タイムリーを放った南海先発の清水秀雄は、朝日打線から9三振を奪う力投、3安打完封で今季初勝利をあげる。

 朝日は6回、先頭の田端美夫が左中間に二塁打、トップに返り坪内道則が送りバントを決めて一死二塁と一打同点のチャンスを迎えるが、森本清三は三振、酒沢政夫も三振。

 この場面が、清水の9奪三振完封のハイライトシーンであった。

 南海の八木進は4打席0打数0安打、犠打2個と四球2個で打数はゼロであった。

 プロ入り初出場から5試合連続長打を記録してきた金光彬夫は、この日は無安打。記録が途切れた。

 

2018年4月7日土曜日

カルビーベースボールカードシリーズ


最近、フェイスブックの「野球私的博物館」で、「カルビーベースボールカードシリーズ」を連載していますので、興味のある方はご覧ください。

https://www.facebook.com/groups/301519783243452/1054661957929227/?notif_t=like&notif_id=1459423481670941

 

19年 阪神vs阪急 2回戦


5月6日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 0 0 0 0 0 3 3 8 阪神 7勝3敗 0.700 若林忠志
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 5勝4敗 0.556 笠松実

勝利投手 若林忠志 5勝2敗
敗戦投手 笠松実     2勝2敗

二塁打 (神)若林、御園生、本堂

勝利打点 小林英一 1


猛虎復活

 阪神は2回、先頭の藤村冨美男が左前打で出塁、門前真佐人がセンター右にヒットを放ち無死一二塁、若林忠志が四球を選んで無死満塁、小林英一がストレートの押出し四球を選んで1点を先制、武智修の三ゴロで三走門前が本封されて一死満塁、トップに返り塚本博睦の中犠飛で2-0とする。二走小林がタッチアップから三塁に走るが、センター山田伝からの送球にタッチアウト、併殺が記録されたが三走若林のホームインの方が早く得点が認められた。

 阪神打線は3回以降、阪急先発の笠松実にノーヒット、7回まで無安打が続く。

 阪神は8回、一死後御園生崇男が中前打で出塁、本堂保次の左前打で御園生は三塁に進み、本堂が二盗を決めて一死二三塁、藤村にのライトライナーが犠飛となって3-0、二走本堂もタッチアップから三塁に進んで二死三塁、門前は二ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ、と思われたがセカンド上田藤夫からの一塁送球が悪送球となって三走本堂が還り4-0、若林が左中間に二塁打を放って5-0と突き放す。

 阪神は9回、先頭の武智は遊ゴロ、トップに返り塚本の当りも遊ゴロ、これをショート坂井豊司がエラー、金田正泰の一ゴロの間に塚本は二塁に進み、御園生の左越え二塁打で6-0、本堂も左越えに二塁打を放って7-0、藤村がセンター右にタイムリーを放ち8-0と大量リードする。

 若林忠志は5安打1四球3三振で2試合連続完封、5勝目をあげてハーラートップに躍り出る。

 「猛虎復活」をうかがわせる快勝であった。

 

2018年4月2日月曜日

19年 南海vs巨人 1回戦


5月6日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 2勝8敗 0.200 清水秀雄
0 1 0 0 1 0 0 0 X 2 巨人 7勝2敗 0.778 藤本英雄

勝利投手 藤本英雄 3勝2敗
敗戦投手 清水秀雄 0勝4敗

二塁打 (南)清水

勝利打点 杉江繁雄 1

猛打賞 (南)八木進 1


杉江繁雄が決勝打

 南海は初回、一死後岡村俊昭が右前打で出塁、しかし清水秀雄は一ゴロ、堀井数男は三振に倒れて無得点。

 巨人は1回裏、先頭の黒沢俊夫がピッチャー強襲ヒットから二盗に成功、しかし小暮力三は三振、藤本英雄は三ゴロ、中村政美はニゴロに倒れて、二走黒沢は三塁にも進めず無得点。

 巨人は2回、先頭の近藤貞雄がピッチャー強襲ヒット、川畑博の投ゴロでランナーが入れ替わり、渡部弘はストレートの四球を選んで一死一二塁、杉江繁雄がライト線にタイムリーを放って1点を先制する。

 巨人は5回、先頭の九番・呉新亨が三塁に内野安打、サード野口渉の一塁悪送球が加わり打者走者の呉は二塁に進み、トップに返り黒沢の左前打で一死一三塁、小暮は捕邪飛に倒れて二死二三塁、ここでダブルスチールを決めて2-0とする。

 藤本英雄は7安打3四球7三振で今季2度目の完封、3勝目をあげる。

 杉江繁雄が決勝打を放った。今季の巨人の二遊間は渡部弘と杉江繁雄が務めている。4月10日の阪急戦で渡部が勝利打点を記録、この日は杉江が勝利打点を記録して続いた。巨人軍史上最も無名の二遊間コンビの活躍から目が離せない。
 

2018年4月1日日曜日

19年 南海vs阪神 2回戦


5月1日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 2勝7敗 0.222 中本政夫 清水秀雄
0 0 0 0 2 1 2 0 X 5 阪神 6勝3敗 0.667 若林忠志

勝利投手 若林忠志 4勝2敗
敗戦投手 中本政夫 2勝4敗

三塁打 (神)塚本

勝利打点 若林忠志 1

猛打賞 (神)若林忠志 1


若林忠志、無四球完封、猛打賞、勝利打点

 南海は若林忠志の前に6回まで1安打無四球。3回二死から松川博爾が放った中前打が唯一の走者であった。

 阪神も昨日完封を喰らった連投の中本政夫の前に4回まで1安打無四球。初回に先頭の塚本博睦が放った左前打が唯一の走者であったが、5回に中本を捕まえた。

 阪神は5回、先頭の藤村冨美男が四球を選んで出塁、門前真佐人が左前打で続いて無死一二塁、若林が三塁にタイムリーヒットを放って1点を先制、南海ベンチはここで先発の中本から清水秀雄にスイッチ、小林英一が投前に送りバントを決めて一死二三塁、武智修が投前にスクイズバントを決めて2-0とする。

 阪神は6回、先頭の金田正泰が四球を選んで出塁、御園生崇男が三遊間にヒットを放ち無死一二塁、本堂保次の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー、二死三塁から、藤村の遊ゴロをショート松川がエラーする間に三走金田が還って3-0とリードを広げる。

 阪神は7回、先頭の若林が中前打を放って出塁、小林は四球、武智が送りバントを決めて一死二三塁、トップに返り塚本博睦が左中間に試合を決定付ける三塁打を放ち5-0とダメ押す。

 南海は7回表、二死から堀井数男が左前打、吉川義次がレフト線ヒットを放って一二塁とするが、八木進は中飛に倒れて無得点。

 南海は9回、一死後岡村俊昭がレフト線にヒット、二死後堀井が三塁にヒット、吉川の三遊間寄りの遊ゴロをショート武智が三塁に送球するがセーフ、野選が記録されて二死満塁と最後まで食らい付くが、最後は八木が三ゴロに倒れて零封負け。

 若林忠志は5安打無四球4三振の完封で4勝目をマーク。打っては猛打賞と勝利打点を記録する獅子奮迅の活躍であった。

 

2018年3月31日土曜日

19年 4月月間MVP


月間MVP

投手部門

 巨人 須田博 7

 今月、4試合に登板し36回を投げて4勝0敗1完封。防御率0.25、奪三振率3.50、WHIP1.00。昭和15年11月以来、通算7度目の受賞となった。

 次点は4勝3敗1セーブ1完封の森井茂。

 森井は8試合に登板して62回3分の1を投げているが与四球11個、与死球1個。須田が36回で与四球16個に対して、森井のコントロールは際立っている。この結果、森井のWHIPは0.93で須田を上回っている。


打撃部門

 巨人 中村政美 1

 24打数8安打1得点7打点、二塁打3本、三塁打1本。勝利打点1個、真の殊勲打1個、並列の殊勲打1個と勝負強いバッティングが光った。

 次点は黒沢俊夫で31打数10安打6得点5打点、二塁打3本、三塁打1本。


特別賞

 朝日 金光彬夫

 4月22日のデビュー戦で初打席初本塁打。2戦目で2試合連続本塁打。出場した5試合すべてで長打を放ち、デビューから5試合連続長打を継続中。衝撃のデビューに対して、特別賞が贈られた。

 

2018年3月27日火曜日

19年 第2節 週間MVP


 今節は産業が3勝1敗1分、阪急が3勝1敗、巨人が3勝1敗、阪神が2勝2敗、南海が1勝3敗、朝日が0勝4敗1分であった。


週間MVP

投手部門

 巨人 須田博 2

 2勝0敗1完封。

 産業 森井茂 2

 2勝1敗1S。


打撃部門

 朝日 金光彬夫 1

 17打数7安打3得点6打点、本塁打2本、二塁打3本、5試合連続長打。

 巨人 黒沢俊夫 1

 16打数6安打5得点4打点、二塁打2本、三塁打1本。

 巨人 中村政美 1

 14打数5安打1得点7打点、二塁打2本。

 産業 金山次郎 1
 
 19打数5安打4得点4打点。1V打、1並列殊勲打。

 阪急 坂田清春 1

 14打数7安打1得点3打点、三塁打1本。4月29日の巨人戦では4打数4安打。


殊勲賞

 産業 井上嘉弘 1

 14打数5安打2得点1打点、二塁打2本、1V打。

 阪急 大平茂 1

 2勝1敗、4月23日の南海戦で完封勝利と猛打賞。打っても13打数5安打。

 南海 中本政夫 1

 4月30日の阪神戦で3安打完封。

 巨人 藤本英雄 1
 
 12打数5安打4得点2打点、二塁打2本、三塁打1本、本塁打1本。


敢闘賞

 阪急 髙橋敏 1

 15打数4安打4得点4打点、二塁打3本。

 巨人 川畑博 1

 13打数3安打、二塁打1本、三塁打1本、本塁打1本。ヒットは全て長打。

 朝日 田中豊一 1

 22打数7安打4得点、二塁打2本。

 南海 堀井数男 1

 15打数5安打1得点、三塁打1本。


技能賞
 
 産業 藤原鉄之助 1
 
 4月23日の朝日戦で4つの盗塁を刺す。

 阪神 金田正泰 1

 11打数3安打2得点3打点6四球、1決勝本塁打。

 朝日 森本清三 1

 4月23日の産業戦で基本に忠実な守備。

 南海 八木進 1

 4月29日の産業戦で6補殺、4個の盗塁を刺す。

 

2018年3月24日土曜日

誤記載


 センバツ開会式で、慶應義塾高等学校のプラカードで「應」の字に誤記載があり、大会本部は「大変ご迷惑をおけしました」と謝罪コメントを発表したと伝えられています。そもそも、「応」と略字を使用するところで間違っているのですが(笑)。

 筆者が高校2年の時、神奈川軟式の夏の大会で優勝して南関東大会に進出しました。千葉県高校野球の「聖地」天台球場で行われた南関東大会では、公式練習の翌日が開会式。入場行進に入った時、「慶應‟技術”高等学校」とアナウンスされ、みんなで大笑いしながら行進していました。

 習志野高校も甲子園に出始めた頃は「しゅうしの」などと読まれていましたね。まぁ、よくある話です。

*1975年軟式南関東大会参加章。「S.50 8/4」は、私が刻印したものです。


 

 

2018年3月21日水曜日

19年 阪神vs南海 1回戦


4月30日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪神 5勝3敗 0.625 武智修
1 0 3 0 0 0 0 0 X 4 南海 2勝6敗 0.250 中本政夫

勝利投手 中本政夫 2勝3敗
敗戦投手 武智修     1勝1敗

二塁打 (南)中本、松川

勝利打点 吉川義次 1


中本政夫3安打完封、投打に活躍

 南海は初回、先頭の野口渉は遊ゴロ、岡村俊昭の当りはニゴロ、これをセカンド本堂保次がエラー、清水秀雄の右前打で一死一三塁、堀井数男は浅い中飛に倒れるが、吉川義次がサードへのタイムリーを放ち1点を先制する。

 南海は2回、一死後堀井が左前打で出塁、吉川は遊飛に倒れるが、八木進が三遊間を破り二死一二塁、中本政夫がライト線に二塁打を放って2-0、鬼頭勝治の三ゴロをサード本堂が一塁に悪送球する間に三走八木が還って3-0、鬼頭には打点は記録されず、松川博爾がレフト線に二塁打を放って4-0とリードを広げる。

 阪神先発の武智修は3回まで7安打4失点であったが、4回以降立ち直り8回まで1安打無失点に抑えて完投した。

 南海先発の中本政夫は阪神打線を3安打2四球3三振に抑えて今季初完封、2勝目をあげる。打っても4打数2安打1打点、二塁打1本の活躍であった。

 本堂保次がセカンドで2個、サードで2個の合計4失策、阪神はこれが響いた。武智修は4失点ながら自責点は1であった。

 

2018年3月19日月曜日

19年 朝日vs産業 3回戦


4月30日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 朝日 1勝7敗1分 0.125 内藤幸三 森本清三
0 0 0 1 0 0 3 0 X 4 産業 5勝3敗 0.625 森井茂

勝利投手 森井茂     4勝3敗
敗戦投手 森本清三 0勝4敗

二塁打 (朝)金光、田中 (産)井上

勝利打点 加藤正二 1


森井茂、無四球完投で4勝目

 朝日先発の内藤幸三は3回までパーフェクトピッチング。ところが4回、突然乱れた。

 産業は4回、先頭の金山次郎が四球を選んで出塁、小坂三郎も四球、加藤正二も四球を選んで、無死満塁、朝日ベンチはここで内藤をファーストに回して、ファーストの森本清三がマウンドに上がり、鈴木秀雄がライトに犠牲フライを放ち1点を先制、藤原鉄之助はストレートの四球で一死満塁、しかし藤野義登の遊ゴロは「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 朝日は6回、先頭の田端美夫の当りは遊ゴロ、これをショート金山次郎がエラー、トップに返り酒沢政夫の捕前バントはキャチャー藤原がダッシュ良く飛び出し二塁に送球して田端は二封、田中豊一が左中間に二塁打を放って一死二三塁、森本の当りは一ゴロ、しかしこれをファースト藤野が後逸する間に三走酒沢に続いて二走田中もホームに還って2-1と逆転する。

 産業は6回、先頭の加藤が打撃妨害により出塁、鈴木の送りバントが内野安打となって無死一二塁、藤原が送って一死二三塁、続く藤野に代わる代打野口正明の当りはセカンドライナー、二走鈴木が飛び出し、セカンド金光が二塁ベースを踏んで無補殺併殺。

 産業は7回、先頭の井上嘉弘が左中間に二塁打、須原武志がストレートの四球を選んで無死一二塁、森井茂の一塁線バントはファースト内藤が三塁に送球して二走井上は三封、トップに返り金山が四球を選んで一死満塁、小坂が押出し四球を選んで2-2の同点、加藤もストレートの押出し四球で3-2と逆転、更に鈴木も3連続押出し四球で4-2と突き放す。

 朝日は8回から内藤が再びマウンドに上がり森本がファーストに戻る。

 産業は8回、先頭の野口の当りは三ゴロ、これをサード田端が一塁に悪送球、続く井上の当りはライトに抜けるが「9-4-6」と渡って野口は二封されライトゴロ、須原は四球、内藤がセンター左にヒットを放ち一死満塁、トップに返り金山の当りはサードライナー、三走井上が戻れずサード田端が三塁ベースを踏んで7回の金光に続いてこの試合2個目の無補殺併殺。

 森井茂は4安打無四球4三振2失点、自責点ゼロの完投で4勝目をあげてハーラー争いで須田博に並ぶ。朝日投手陣は11四球の乱調であったが、森井は無四球ピッチングであった。