2011年6月10日金曜日

13年秋 タイガースvs名古屋 3回戦

11月8日 (火) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 2 3 6 タイガース 21勝11敗    0.656 御園生崇男
0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 名古屋   18勝13敗3分 0.581 松尾幸造


勝利投手 御園生崇男 10勝4敗
敗戦投手 松尾幸造     11勝6敗


二塁打 (タ)藤村 (名)倉本、三浦
本塁打 (名)松尾 1号

藤村富美男、4安打2打点


 7連勝で二位に浮上してきたタイガースと、第二試合で阪急が敗れたため阪急と同率三位となった名古屋との対戦。

 タイガースは3回まで5安打を放ちながら無得点。4回もエラー、四球、死球で二死満塁とするが四番山口政信は右飛に倒れ、5回も先頭の御園生崇男が四球で歩くが伊賀上良平、松廣金一が三振で無得点。

 名古屋は初回、エラーと桝嘉一のヒットでチャンスを作るが無得点。2回は先頭の倉本信護の二塁打を活かせず、5回も一死後三浦敏一が二塁打を放つがキャッチャーカイザー田中義雄からの牽制にタッチアウトとなって無得点。

 タイガースは6回、一死後松木謙治郎が中前打で出塁、松尾幸造がボークを犯して松木は二進、二死後藤村富美男が中前にタイムリーを放って1点を先制する。

 タイガースは8回、一死後皆川定之の遊ゴロをショート村瀬一三がエラー、トップに返り松木が三塁に内野安打、二死後又も藤村が左前にタイムリーを放って2-0、この打球をレフト鈴木秀雄がエラーする間に松木も還って3-0とする。

 名古屋は8回裏、四球の三浦を一塁に置いて松尾がライトスタンドにツーランホームランを放ち2-3と追い上げる。翌日の読売新聞によると「右翼スタンドの最上段」への当りとのこと。

 タイガースは9回、この回先頭の御園生が中前打で出塁、伊賀上の遊ゴロでランナーが入れ替わり、田中は投ゴロに倒れて二死二塁、松広一ゴロでスリーアウトチェンジかと思われたがこれをファースト大沢清がエラーする間に二走伊賀上が還って4-2、皆川の中前打で二死一二塁、松木が中前にタイムリーを放って5-2としてなお二死一三塁、更にダブルスチールを決めて6-2として試合を決める。

 御園生崇男は5安打2四球4三振、112球の完投で今季10勝目をあげる。

 松尾幸造は12安打6四球5三振、156球でこちらも9回を投げ切った。6失点ながら自責点は2点、この2点も自らのボークが絡んだ1点と重盗によるもので、よく粘ったが味方の6失策に泣いた。

 タイガースは15残塁ながら終盤粘り勝ち。藤村富美男が5打数4安打2打点、松木謙治郎が5打数3安打2得点1打点の活躍であった。










0 件のコメント:

コメントを投稿