2018年6月25日月曜日

19年 南海vs巨人 3回戦


5月21日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 3勝11敗 0.214 清水秀雄
0 1 0 1 0 0 0 0 X 2 巨人 9勝3敗1分 0.750 藤本英雄

勝利投手 藤本英雄 4勝2敗
敗戦投手 清水秀雄 1勝6敗

二塁打 (南)吉川 (巨)呉

勝利打点 川畑博 1


藤本英雄、無四球完封

 巨人は2回、先頭の中村政美が四球を選んで出塁、近藤貞雄の遊ゴロの間に中村は二進、川畑博の右前タイムリーで1点を先制する。

 巨人は4回、先頭の呉新亨がレフト線に二塁打、藤本英雄は二飛に倒れるが、中村政美は四球を選んで一死一二塁、近藤の遊ゴロをショート松川博爾が二塁に送球するがセーフ、野選が記録されて一死満塁、川畑の遊ゴロの間に三走呉が還って2-0とする。

 藤本英雄は3安打無四球5三振で今季3度目の完封、4勝目をあげる。藤本は前回登板では7回3分の2を投げて6四球を出していたが、本日は無四球ピッチングであった。

 南海は3安打であったが巨人も4安打。川畑博が巨人の全2打点を記録した。

 試合開始は0時31分で試合終了は1時43分なので1時間12分を要したが、試合開始から1時間26分~31分の5分間タイムがかかり、その5分間が試合時間から除かれたため、この試合の試合時間は1時間7分と記録されている。

 

2018年6月17日日曜日

19年 巨人vs南海 2回戦


5月20日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 1 2 0 0 3 0 0 0 7 巨人 8勝3敗1分 0.727 須田博
0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 南海 3勝10敗 0.231 中本政夫

勝利投手 須田博     5勝0敗
敗戦投手 中本政夫 2勝5敗

二塁打 (巨)宮下、須田

勝利打点 なし

猛打賞 (巨)黒沢俊夫 2


1試合2重盗

 巨人は初回、先頭の黒沢俊夫が三前にセーフティバントを決めて出塁、呉新亨の遊ゴロをショート松川博爾が二塁に悪送球する間に黒沢が三進して無死一三塁、中村政美は一邪飛に倒れて一死一三塁、ここでダブルスチールをを決めて1点を先制する。

 巨人は2回、一死後宮下信明がライト線に二塁打、木暮力三は三振に倒れるが、トップに返り黒沢が中前にタイムリーを放って2-0とする。

 巨人は3回、一死後近藤が三塁にヒット、須田の左中間二塁打で近藤が還り3-0、川畑博の遊ゴロで須田は三進、杉江繁雄がセンター右にタイムリーを放って4-0とリードを広げる。

 南海は4回、先頭の松川が中前打で出塁、加藤喜作が左前打を放って無死一二塁、加藤の代走に野口渉を起用、堀井数男の三ゴロをサード中村がベースを踏んで一死一二塁、岡村俊昭は左飛に倒れるが、清水秀雄が左前打を流し打って二死満塁、八木の左翼線ヒットが2点タイムリーとなって2-4と追い上げる。

 巨人は6回、先頭の川畑が死球を受けて出塁、杉江の中前打で無死一二塁、キャッチャー八木からの二塁牽制が悪送球となって川畑は三塁に進み、杉江も二盗を決めて無死二三塁、宮下は四球を選んで無死満塁、木暮がライト線にタイムリーを放って5-2、トップに返り黒沢の三ゴロをサード吉川義次が三塁ベースを踏んでからホームに送球、三走杉江もタッチアウトとなってゲッツー、この間に一走小暮が三塁に向かい、キャッチャー八木が三塁に送球するが悪送球となる間に小暮が一気に生還して6-2、打者走者の黒沢は二塁に進んで二死二塁、呉のピッチャー強襲ヒットで二死一三塁、ここで又もダブルスチールを決めて7-2と突き放す。

 須田博は9安打無四球2三振の完投で開幕5連勝を飾る。

 三走黒沢俊夫、一走呉新亨のコンビが1試合2重盗を記録した。

 

2018年6月11日月曜日

19年 阪急vs産業 3回戦


5月16日 (火) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 1 0 8 7 0 17 阪急 8勝6敗 0.571 高橋敏 笠松実
5 0 0 0 0 0 1 0 0  6  産業 6勝6敗1分 0.500 森井茂 井上嘉弘 松尾幸造 加藤正二

勝利投手 笠松実 4勝3敗
敗戦投手 森井茂 4勝6敗

二塁打 (急)上田、高橋

勝利打点 坂井豊司 2

猛打賞 (急)坂田清春 2 (産)金山次郎


5連続押出し四球

 阪急は初回、一死後上田藤夫が投前にバントヒット、これを森井茂が一塁に悪送球する間に打者走者の上田は二進、野口明の遊ゴロの間に二走上田は三進、高橋敏の三塁内野安打で上田が還り1点を先制する。

 産業は1回裏、先頭の金山次郎が三前にバントヒット、ワイルドピッチで金山は二進、小坂三郎が死球を受けて無死一二塁、加藤正二がセオリーどおり三前に送りバントを決めて一死二三塁、鈴木秀雄の右前タイムリーで1-1の同点、一死一三塁の場面でダブルスチールを決めて2-1と逆転、野口正明の遊ゴロで二走鈴木が三塁に走り、ショート坂井豊司がサードに送球するが悪送球となり鈴木が生還して3-1、野口正明は二塁に進み、藤野美登のレフト線タイムリーで4-1、大沢紀三男が四球を選んで一死一二塁、阪急ベンチはここで先発の高橋敏をライトに回して笠松実をマウンドに送り、須原武志の投ゴロを笠松が弾くと、セカンド上田がバックアップして一塁アウト、二死二三塁となって森井が中前にタイムリーを放ち5-1とする。

 阪急は5回、一死後笠松の三ゴロをサード鈴木が一塁に悪送球して笠松は二進、トップに返り山田伝は中飛に倒れるが、上田のレフト線二塁打で笠松が還り2-5と追いすがる。

 阪急は7回、先頭の山田伝が四球を選んで出塁、上田の投ゴロを森井が二塁に悪送球して無死一二塁、野口明の三前内野安打で無死満塁、四番・高橋の左中間二塁打で二者還り4-5、坂田清春の中前タイムリーで5-5の同点、坂田が二盗を決めて無死二三塁、大平茂の三ゴロで三走高橋がホームに突っ込むが、サード鈴木からの送球にタッチアウト、大平が二盗を決めて一死二三塁、伊藤健一の一ゴロをファースト加藤はどこにも投げられずオールセーフ、記録は加藤の野選、坂井がストレートの押出し四球を選んで6-5と逆転、名古屋ベンチはここで先発の森井から二番手井上嘉弘にスイッチ、笠松は押出し四球を選んで7-5、トップに返り山田もストレートの押出し四球を選んで8-5、井上は2連続押出し四球で降板して三番手として松尾幸造がマウンドに上がるが、上田も押出し四球を選んで9-5、野口明も押出し四球を選んで10-5、高橋は三振、坂田が二ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ、この回8得点のうち、5得点は5連続押出し四球によるものであった。

 産業は7回裏、先頭の金山が三遊間にヒット、小坂の右前打で無死一二塁、加藤の中前タイムリーで6-10と追いすがる。

 阪急は8回、先頭の大平がストレートの四球を選んで出塁、伊藤もストレートの四球を選んで無死一二塁、坂井のライト線ヒットで無死満塁、笠松が押出し四球を選んで11-6、阪急はこれで6個目の押出し四球、トップに返り山田のニゴロをセカンド小坂がエラーして三走伊藤が生還、山田には打点が記録されて12-6、なお無死満塁から上田が押出し四球を選んで13-6、阪急はこの試合7個目の押出し四球、野口明は三振に倒れて一死満塁、7回途中から高橋に代わってライトの守備に入っている三木久一が押出し四球を選んで14-6、阪急はこれでこの試合8個目の押出し四球を記録、坂田の中前タイムリーで15-6、大平は投飛に倒れて二死満塁、伊藤が左前に2点タイムリーを放って17-6とする。

 産業投手陣は13与四球を記録、そのうち8個が押出し四球であった。7回には3人の投手で5連続押出し四球を記録した。

 

2018年6月2日土曜日

三冠への道2018 その3


5月の月間MVP予想

 ア・リーグ投手部門は、ノーヒットノーランのジェームズ・パクストン。3勝0敗、防御率1.67、51奪三振、WHIP0.70。

 ナ・リーグ投手部門は、驚異の63奪三振をマークしたマックス・シャーザー。4勝0敗、防御率2.21、WHIP0.89。

 ア・リーグ打撃部門は、「笑顔」のフランシスコ・リンドーア。3割7分3厘、10本塁打、23打点、OPS1.169。

 ナ・リーグ打撃部門は、スクーター・ジェネット。3割9分8厘、8本塁打、24打点、OPS1.139。「スクーター」はニックネームのようですが、フィル・リズトーのニックネームも「スクーター」でした。


*パクストンの肩にイーグルが舞い降りたシーン。

https://www.mlb.com/video/eagle-lands-on-paxton/c-1907594283