2021年2月23日火曜日

21年 巨人vsセネタース 9回戦

8月25日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6  7 8 9 計
0 2 0 1 0 X X X X 3 巨人 37勝26敗1分 0.587 近藤貞雄
0 0 1 1 0 X X X X 2 セ軍 26勝37敗 0.413 野村清 黒尾重明

勝利投手 近藤貞雄 14勝9敗
敗戦投手 野村清      1勝1敗

二塁打 (巨)千葉 (セ)清水(幻) 
三塁打 (セ)大下 (巨)千葉(幻)
本塁打 (セ)熊耳武彦 1号

勝利打点 なし


驟雨のため5回コールド

 第18節2日目、後楽園の第1試合は近藤貞雄と野村清の先発で午後零時58分、国友球審の右手が上がりプレイボール。この時の天気は「晴れ」。

 巨人は初回、先頭の打撃好調山田潔が中前打で出塁、しかし山川のニゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー。

 セ軍は初回、先頭の横沢が四球を選んで出塁、清水喜一郎は三飛、飯島の左前打で一死一二塁と先制のチャンス、しかし大下のベース寄りののゴロをセカンド千葉が捕球するとベースを踏んで一塁送球、「4B-3」でダブルプレー。

 巨人は2回表、先頭の黒沢が四球を選んで出塁、中島の当りは三遊間をゴロで破り、これをレフト大下が後逸する間に一走黒沢が一気に生還して1点を先制、打者走者の中島も三塁に進み、多田が四球を選んで無死一三塁、近藤のニゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー、この間に三走中島が還って2-0とする。

 セ軍は2回裏、先頭の一言多十が左前打で出塁、野村は遊飛、長持の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 巨人は3回表、先頭の千葉が得意の右打ちでライト線に二塁打、川上は投ゴロに倒れ、黒沢が四球を選んで一死一二塁、中島の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 セ軍は3回裏、先頭の熊耳がレフトポール際にホームランを叩き込んで1-2、続く鈴木清一が四球を選び、トップに返り横沢は遊飛、清水の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 ここまで両軍が6イニング連続併殺を記録した。

 巨人は4回表、先頭の多田がレフト線にヒット、近藤のニゴロの間に多田は二進、呉新亨は三ゴロに倒れ、トップに返り山田は四球、山川もストレートの四球で二死満塁、千葉もストレートの四球で押出し、3-1とする。セ軍はここで野村から黒尾重明にスイッチ、川上は左飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 セ軍は4回裏、一死後大下がセンター左奥に三塁打、一言の中犠飛で2-3と追い上げる。

 巨人は6回表、二死後千葉が右中間に三塁打、川上の左前タイムリーで4-2と突き放す。

 セ軍は6回裏、先頭の清水が左中間に二塁打、飯島は四球を選び、大下は右飛に倒れて一死一二塁、ここで雲行きが急激に怪しくなって大雨となり、7分間の中断の末コールドゲームが宣告された。この結果、6回の両軍の記録は全て取り消され、5回コールドで巨人が3対2の勝ちとなった。

 近藤貞雄は5回を完投して5安打2四球1三振、14勝目をマークする。

 2年間の現役生活でプロ野球を離れることになる清水喜一郎の通算二塁打数は6本であるが、この日6回裏に放った二塁打が「幻」でなければ通算7本になるところであった。

 試合が成立したため、両軍6イニング連続併殺の貴重な記録が残されることとなった。

2021年2月21日日曜日

21年 グレートリングvs阪急 11回戦

8月24日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 2 0 0 0 0 0 0 3 グ軍 41勝22敗 0.651 丸山二三雄
0 0 0 0 0 0 0 1 1 2 阪急 38勝33敗 0.535 天保義夫 今西錬太郎

勝利投手 丸山二三雄 15勝9敗
敗戦投手 天保義夫     10勝8敗

二塁打 (急)青田、野口明、今西
三塁打 (急)青田

勝利打点 (グ)田川豊 4


好走と暴走は紙一重

 西宮の第2試合は丸山二三雄と天保義夫の先発で午後3時1分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 グ軍は初回、先頭の河西が三塁に内野安打、安井の投ゴロをピッチャー天保が二塁に送球するがセカンド荒木茂が後逸、この間に河西が三塁に進んで無死一三塁、田川の右犠飛で1点を先制する。

 グ軍は3回表、先頭の河西がスリーボールツーストライクから1球ファウルで粘って四球を選び、安井が初球を送りバント、一死二塁から田川が二遊間をゴロで抜くタイムリーヒット、これをセンター山田伝が後逸する間に田川が快足を飛ばして一気にホームに還り3-0と試合の主導権を握る。

 グ軍先発の丸山は4回まで12人で抑えるパーフェクトピッチング。

 阪急は5回表、一死後野口明が右前に初ヒット、坂井豊司の右前打で野口明は三塁に進み、送球の間に打者走者の坂井も二塁に進んで一死二三塁、しかし打撃好調の坂田清春は三振、荒木が死球を受けて二死満塁とするが、天保の代打に出た打撃好調の日比野武は遊ゴロに倒れて無得点。

 阪急は6回から先発の天保に代えて今西錬太郎をマウンドに送る。

 阪急は6回表、二死後青田が左中間に三塁打を放つが、四番野口二郎は投ゴロに倒れて無得点。

 グ軍は8回表、先頭の河西が左前打で出塁、安井は一塁に内野安打、河西は一気に三塁を狙うが、ファースト野口明からの送球にタッチアウト、この間に打者走者の安井も二塁を狙うが、サード坂井から二塁ベースカバーのショート上田に送球されてタッチアウト、田川が右前打で出塁すると二盗を試みるが、キャッチャー坂田からの送球にタッチアウト。

 阪急は8回裏、一死後山田の当りは三ゴロ、これをサード河西がエラー、上田は三邪飛に倒れるが、青田の中越えタイムリー二塁打で1-3、続く野口二郎の遊ゴロをショート宮崎がエラー、これを見て青田は三塁ベースを回りホームに突っ込むが、ショート宮崎からの送球にタッチアウト。

 阪急は9回裏、先頭の野口明がライト線に二塁打、坂井は三振に倒れ、坂田の二遊間へのゴロはセンターに抜けるが二走野口明は動けず一死一二塁、田中幸男は一邪飛に倒れて二死一二塁、今西の右越えタイムリー二塁打で2-3、トップに返り山田はストレートの四球で二死満塁、しかし上田は4球ファウルで粘った末に三振、ゲームセット。

 丸山二三雄は8安打1四球1死球4三振の完投でハーラートップの15勝目をマークする。

 この試合はグ軍機動力野球の勝利であった。8回は河西が三塁アウト、安井が二塁アウト、田川が二盗失敗と暴走もあるが、1回と3回は河西、安井、田川の積極的走塁を得点に結び付けた。「好走と暴走は紙一重」と言われるが、グ軍の記録に表れない積極的走塁が戦後復活初年度ペナントレースを制すことになるのである。

 阪急はリリーフの今西が好投したが青田の暴走が痛かった。青田は足は遅くはないが盗塁失敗が多く機動力野球とは縁が遠い。阪急が機動力野球を身に付けるのは約30年後、福本が走りまくる頃のことになる。

2021年2月15日月曜日

21年 タイガースvs巨人 11回戦

8月24日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 タ軍 40勝21敗 0.656 御園生崇男 
0 0 0 1 0 1 0 0 X 2 巨人 36勝26敗1分 0.581 藤本英雄

勝利投手 藤本英雄     8勝3敗
敗戦投手 御園生崇男 5勝3敗

二塁打 (巨)千葉

勝利打点 (巨)黒沢俊夫 7


千葉、川上、黒沢のクリーンナップトリオで全得点

 後楽園の第2試合は御園生崇男と藤本英雄の先発で午後2時57分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は初回、打撃好調の山田潔がいきなり左前打、しかし二塁を欲張りレフト金田からの送球にタッチアウト、ここは調子に乗り過ぎたか。

 巨人は4回裏、一死後千葉が右中間に二塁打、川上の右前打で一死一三塁、黒沢の右犠飛で1点を先制する。

 巨人は6回裏、先頭の千葉が中前打、川上も中前打で続いて無死一二塁、黒沢が左前にタイムリーを流し打って二走千葉が還り2-0とする。

 タ軍にもチャンスはあった。6回表、一死後呉昌征が四球を選んで出塁、土井垣の三遊間ヒットで一死一二塁、本堂の当りはセンターへ痛烈なライナー、これをセンター呉新亨がナイスキャッチ、二走呉昌征が飛び出しており呉新亨から二塁に送球されてダブルプレー。

 藤本英雄は6安打2四球2三振で今季7度目の完封、8勝目をあげる。

 巨人は千葉、川上、黒沢のクリーンナップトリオで2点をあげた。

 藤本はこれで4試合連続完封となっが、その登板間隔は6月6日、7月7日、8月18日、8月24日である。中島治康に監督の座を奪われてへそを曲げ、ほとんど投げていない。投げる時は当て付けるように好投する。藤本はこの年2.11で防御率トップとなるが投球回数は217回3分の1。2位の近藤貞雄は2.18ながら投球回数は300回3分の1。藤本は投げたいときだけ投げて好成績を残しているだけであり、当ブログはあまり評価していない。

2021年2月11日木曜日

21年 ゴールドスターvsパシフィック 7回戦

8月24日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 2 1 0 0 0 3 ゴ軍 23勝38敗1分 0.377 内藤幸三
0 0 0 0 2 0 0 2 X 4 パ軍 25勝37敗2分 0.403 真田重蔵 井筒研一

勝利投手 井筒研一 10勝13敗
敗戦投手 内藤幸三 12勝15敗

二塁打 (ゴ)辻
三塁打 (パ)松井

勝利打点 (パ)松井信勝 2

猛打賞 (パ)松井信勝 3


松井信勝、決勝三塁打

 西宮の第1試合は内藤幸三と真田重蔵の先発で午後1時6分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 序盤戦は内藤と真田の投げ合いで4回まで両軍無得点。

 試合が動いたのは5回。

 ゴ軍は5回表、先頭の内藤が左前に流し打って出塁、早川平一は二飛に倒れるが、3回の守備から大崎欣一に代わってサードの守備に入った中村信一が左前打を放って一死一二塁、現在「死球王」の辻功が左中間を破る先制の2点タイムリー二塁打を放ち2-0とリードする。

 パ軍は5回裏、先頭の松井信勝が右前打で出塁すると二盗に成功、平野徳松が四球を選んで無死一二塁、真田の投ゴロを内藤が三塁に送球して二走松井は三封、トップに返り白石はストレートの四球で一死満塁、富松は三振に倒れて二死満塁、藤井勇はショート上空に打ち上げて万事休すと思われた瞬間、酒沢が落球して三走平野に続いて二走真田も生還し2-2の同点に追い付く。

 ゴ軍は6回表、先頭の坪内が左前打で出塁すると二盗に成功、末崎は三振、内藤の三ゴロの間に坪内は三進、早川が右前にタイムリーを放ち3-2と勝ち越す。

 ゴ軍は7回表、先頭の辻が左前打で出塁、パ軍藤本定義監督はここで先発の真田をあきらめて井筒研一にスイッチ、トップに返り坂本勲のニゴロは「4-6-3」と渡ってダブルプレー、大友も中飛に倒れて無得点。

 パ軍は8回表、先頭の酒沢が左前打で出塁、坪内が送って一死二塁、しかし後続の末崎と内藤の両左バッターは井筒のシュートに詰まって投ゴロと三ゴロに倒れ無得点。

 パ軍は8回裏、先頭の森下が中前打で出塁、木暮が送って一死二塁、伊勢川は三ゴロに倒れるがサード中村からの一塁送球が悪送球、二走森下は動かず一死一二塁、ここで松井信勝が右越えに逆転の2点タイムリー三塁打を放ち4-3と試合をひっくり返す。

 井筒研一は最終回、先頭の早川を四球で歩かせるが、中村をシュートで詰まらせて二飛に打ち取り、辻の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってゲームセット。井筒は最後まで得意のシュートが冴えて3イニングを1安打1四球無三振無失点の好リリーフで10勝目をマークする。

 藤本定義監督はエースの真田を下げてリリーフに井筒を送る会心の采配を見せた。

 松井信勝は8月17日の巨人戦での決勝本塁打に続いてこの日も逆転の決勝三塁打、勝負強さが際立っている。

 下位チーム同士の戦いとは思えない好ゲームであった。プロ野球人気の高まりを確信させる一戦であったと言える。


2021年2月7日日曜日

21年 セネタースvs中部日本 8回戦

8月24日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 0 0 0 4 0 0 2 8 セ軍 26勝36敗 0.419 白木義一郎 
0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 中部 22勝38敗2分 0.367 森井茂

勝利投手 白木義一郎 13勝12敗
敗戦投手 森井茂     9勝12敗

二塁打 (中)藤原 
三塁打 (セ)熊耳、鈴木
本塁打 (中)岩本章 4号

勝利打点 (セ)横沢七郎 1

猛打賞 (セ)大下弘 4 (中)岩本章 3


中部日本、泥沼の10連敗

 昭和21年ペナントレースも佳境に入り、第18節初日の後楽園第1試合は白木義一郎と森井茂の先発で午後1時2分、桝球審の右手が上がりプレイボール。

 セ軍は初回、二死後飯島が左前打、大下が一塁にヒット、白木も左前打で二死満塁とするが、一言多十は三振に倒れて無得点。

 中部は初回、先頭の古川が二遊間にヒット、しかし二盗に失敗、杉浦清監督が三塁にヒット、しかし小鶴は遊ゴロ、加藤も三ゴロに倒れて無得点。

 セ軍は2回表、先頭の長持が四球を選んで出塁、熊耳は捕邪飛に倒れるが、鈴木清一が四球を選んで一死一二塁、トップに返り横沢七郎が中前に先制タイムリーを放ち1-0、一走鈴木は三塁に進んで一死一三塁、清水喜一郎の左犠飛で2-0とする。

 セ軍は3回表、一死後白木が三前にセーフティバントを決めて出塁、白木は投げない時は一番センターで出場するほどの脚力の持ち主、しかし一言の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 セ軍は4回表、一死後熊耳が左前打、鈴木も中前打で続いて一死一二塁、トップに返り横沢が引っ張り三遊間を抜けるかという当りであったがショート杉浦が好捕、杉浦は三塁に送球して二走熊耳は三封、清水は左飛に倒れて無得点。

 セ軍は5回表、一死後大下が右前打で出塁、二盗を試みるがキャッチャー藤原鉄之助の強肩に刺されて失敗、白木はニゴロに倒れて無得点。

 セ軍は6回表、先頭の一言が三塁線にセーフティバントを決めて出塁、長持のニゴロでランナーが入れ替わり、熊耳の右中間タイムリー三塁打で3-0、センター古川がもたつく間に熊耳も生還して4-0、記録はワンヒットワンエラー、鈴木も右中間に三塁打を放って一死三塁、トップに返り横沢の中前タイムリーで5-0、清水は三振、飯島は四球を選んで二死一三塁、大下の右前タイムリーでこの回4点、6-0と大きくリードする。

 セ軍は7回表、一死後一言、長持が連続四球、熊耳の三ゴロは「5-4-3」と転送され、一走長持は二封されるが一塁はセーフ、しかし二走一言が三塁をオーバーランしたのを見てファースト大沢清がサード小鶴に送球し一言はタッチアウト、「5-4-3-5」の併殺が記録された。この場合の守備の記録としては、小鶴の併殺数は1個だけカウントされると共に、補殺と刺殺が1個ずつ記録される。

 中部は7回裏、二死後藤原が右中間に二塁打、岩本章が左越えに第4号ツーランを叩き込んで2-6とする。

 セ軍は9回表、先頭の飯島が死球を受けて出塁、続く大下も死球、白木は中飛に倒れて一死一二塁、一言の中前タイムリーで7-2、一走大下は三塁に進んで一死一三塁、ここで一言が二盗、藤原からの送球に刺されるが、この隙をついて三走大下がホームイン、8-2とする。大下に本盗は記録されていない。

 白木義一郎は8安打2四球4三振の完投で13勝目をあげる。

 この試合までの本塁打ランキングは、セ軍の大下が9本でトップ、二位タイは中部の加藤正二と古川清蔵で5本、四位タイは中部の小鶴誠、岩本章、タ軍の本堂保次が4本。

 中部はホームランバッターをずらりと並べる豪華打線であるが、この日のように打線のつながりが機能せず泥沼の10連敗、最下位に低迷している。


2021年2月3日水曜日

124年ぶり

 今年の節分は2月2日。

 2月2日が節分になるのは明治30年以来124年ぶりのこと、地球が太陽を一周するのがぴったり365日ではないので微調整するようです。

 明治30年といえば中馬庚の名著「野球」が発行された年です。「野球」に関しては中馬が書いたと考えられますが、技術的なことは青井鉞夫が書いたのではないかと推測しています。

 「増補」版には「増補者」として青井鉞夫の名前が明記されており、そもそも初版と増補版を比較すると技術面では同様な記述も多く認められることから、初版においても技術面は青井がサポートしていたと考えられるのです。

 中馬は選手としては一流ではなくマネージャーとしての資質が高かった。青井は日本野球史上初の「名投手」であり、明治29年5月23日に日本が初めて国際試合で勝利した時の「五番・ピッチャー」であった。中馬が技術面については青井に任せていたと考えるのが妥当である。

 中馬が「ベースボール」を「野球」と訳したのが明治27年秋のこと(君島一郎著「日本野球創世記」参照)、これをもって翌明治28年2月に「一高野球部史」が発行された。

 令和2年3月6日、鹿児島県鴨池市民球場で「日本野球誕生125周年中馬庚先生記念試合」東京大学vs鹿児島大学戦が行われました。「野球」という「訳語」の起源が一高野球部史が発行された明治28年(1895年)とされているようで、令和2年(2010年)が125周年と認定されたようです。もちろん、「野球」の起源はホーレス・ウィルソンが日本に「ベースボール」を伝えたとされる「明治5年」とされるのが一般的です。

*中馬庚著「野球」


*当ブログが持っているのは「増補版」で、「増補者」青井鉞夫となっている。