2020年9月30日水曜日

21年 タイガースvs巨人 9回戦

 

8月3日 (土) 札幌円山

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 3 0 2 2 0 9 タ軍 37勝17敗 0.685 渡辺誠太郎 藤村冨美男 
1 0 4 0 0 0 0 0 0 5 巨人 33勝22敗1分 0.600 中尾輝三 近藤貞雄

勝利投手 藤村冨美男 9勝0敗
敗戦投手 近藤貞雄  13勝9敗

二塁打 (タ)塚本、藤村、金田 (巨)坂本2、林
三塁打 (巨)黒沢

勝利打点 (タ)御園生崇男 1

猛打賞 (タ)金田正泰 13、渡辺誠太郎 3


タ軍波状攻撃

 札幌円山の第2試合は渡辺誠太郎と中尾輝三の先発で午後3時57分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は初回、7月後半からトップに起用されている坂本茂が右中間に二塁打、山田潔が送って一死三塁、黒沢俊夫の右前タイムリーで1点を先制する。

 タ軍は3回表、一死後長谷川善三が中前打で出塁、塚本博睦の三前送りバントをサード宮下信明が一塁に悪送球、犠打とエラーが記録され長谷川は三塁に進んで無死一三塁、トップに返り金田正泰の中前タイムリーで1-1の同点、塚本は三塁に進んで再度一死一三塁、ここでダブルスチールを敢行して三走塚本が本盗を決め2-1と試合をひっくり返す。

 塚本の本盗は今季全体で25個目となるが、巨人が本盗を許したのはこれが初めてである。

 巨人は3回裏、一死後坂本がレフト線に二塁打、二死後黒沢が左中間を割る三塁打を放ち2-2の同点、レフト金田からの三塁送球が悪送球となって黒沢は一気にホームまで還って3-2と逆転、川上哲治は四球、中島治康もストレートの四球を選んで二死一二塁、多田文久三が左前にタイムリーを放ち4-2、二死一二塁からダブルスチールに成功、この時キャッチャー土井垣武は二塁に送球しており、セカンド本堂保次からの三塁送球が悪送球となる間に三塁に達していた中島がホームに還って5-2とする。

 タ軍は4回からサードの藤村冨美男監督がマウンドに上がり、先発の渡辺はファーストに回り、セカンド本堂がサードに回り、セカンドには乾国雄が入る。

 タ軍は5回表、一死後塚本がレフトに二塁打、トップに返り金田の中前タイムリーで3-5、土井垣のニゴロの間に金田は二進、藤村の右中間タイムリー二塁打で4-5、本堂が左前に同点タイムリーを放ち5-5と追い付く。巨人ベンチはここで先発の中尾から近藤貞雄にスイッチ、タ軍の猛攻はようやく終了する。

 勢いに乗るタ軍は7回表、二死後本堂が左前打で出塁すると二盗に成功、直後に御園生崇男が中前タイムリーを放ち6-5と勝ち越し、御園生も二盗に成功、渡辺が右前にタイムリーを放ち7-5とする。

 タ軍は続く8回表、先頭の長谷川が四球で出塁、塚本の三ゴロでランナーが入れ替わり、トップに返り金田の右中間タイムリー二塁打で8-5、土井垣も左前タイムリーと畳み掛けて9-5と突き放す。

 リリーフの藤村冨美男は6イニングを2安打2四球3三振無失点に抑えて無傷の9連勝。

 タ軍は16安打の猛攻。ダイナマイト打線の波状攻撃には札幌円山球場に詰めかけた6,336人の観客も度肝を抜かれたのではないか。

2020年9月29日火曜日

21年 ゴールドスターvs阪急 7回戦

8月3日 (土) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
1 0 3 0 0 0 0 0 0  2  6 ゴ軍 19勝31敗1分 0.380 内藤幸三 
2 0 0 2 0 0 0 0 0  0  4 阪急 32勝28敗 0.533 野口二郎

勝利投手 内藤幸三 8勝14敗
敗戦投手 野口二郎 8勝8敗

二塁打 (ゴ)坪内3、辻 (急)上田、青田
三塁打 (ゴ)大友

勝利打点 (ゴ)中村信一 1

猛打賞 (ゴ)坪内道則(4安打、二塁打3本)、大友一明 (急)山田伝、青田昇


坪内道則、二塁打3本

 西宮の第2試合は内藤幸三と野口二郎の先発で午後3時15分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 ゴ軍は初回、先頭の中村信一が四球を選んで出塁、大友一明の右中間三塁打で幸先よく1点を先制する。

 阪急は1回裏、先頭の上田藤夫が中前打、山田伝の右前打で上田は三進、山田が二盗を決めて無死二三塁、青田昇は三邪飛に倒れるが、野口二郎の左前2点タイムリーで2-1と逆転に成功する。

 ゴ軍は3回表、先頭の坂本勲が左前打で出塁、トップに返り中村の左前打で無死一二塁、大友が左前にタイムリーを放ち2-2の同点、坪内のレフト戦二塁打で3-2と勝ち越し、田中宣顕はニゴロに倒れて一死二三塁、末崎正隆の中犠飛で4-2とする。

 阪急は4回裏、一死後鳥居兵治が四球で出塁、荒木茂は三振に倒れるが、トップに返り上田の右前打で二死一三塁、上田が二盗を決め、山田が四球を選んで二死満塁、ここで第1打席、第2打席共にチャンスで凡退した青田がレフト線に同点の2点タイムリー二塁打を放ち4-4と追い付く。

 前半戦は点の取り合いになったが、後半はベテラン投手同士の投げ合いで両軍無得点。試合は延長戦に突入する。

 ゴ軍は10回表、先頭の辻功がセンター右奥深く二塁打、坂本が投前に送りバントを決めて一死三塁、トップに返り中村が左犠飛を打ち上げて5-4と勝ち越し、更に大友が左前打を放って二死一塁、坪内のレフト線二塁打で大友が一塁から一気に生還して6-4と貴重な追加点をあげる。坪内は二塁をオーバーランしてタッチアウトになったが、これは坪内のことだから凡走ではなく大友の生還をアシストするために二塁を大きく回って囮になったと見るべきでしょう。

 内藤幸三は10回裏二死一二塁のピンチも抑え、11安打4四球1死球5三振の完投で8勝目をマークする。

 坪内道則は5打数4安打3打点、二塁打3本の活躍であった。

 ゴ軍は下位に低迷しているが、個性派が揃った好チームであると言える。八百長問題が無ければもっと上位に付けられるだけの実力がある。この日も八番辻功と九番坂本勲がチャンスメイクして上位につなげる渋い活躍を見せている。中村信一、大友一明の一二番コンビは昭和11年のプロ野球初年度から活躍を続けており、この日は勝利打点と猛打賞を記録した。

 両軍無失策の引き締まった好ゲームであった。ゴ軍は11安打1四球で残塁は3個と効率の良い攻撃を見せた。阪急は11安打5四球で11残塁。


2020年9月28日月曜日

野球週報2020 その36

 9月21日(月) 仕事の前に午前中は秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを2セット、カーブを2セット。

9月22日(火) 休養日

9月23日(水) 品川ベースボールクラブの練習は雨天中止。ということでジムでViPRトレーニング、筋トレ、肩トレはインナーとアウター。

9月24日(木) 休養日

9月25日(金) 西葛西のバッティングセンターで打ち放題7コイン。1コイン22球で制限時間は20分なので休んでいるヒマはない。寒くなってきましたが汗ぐっしょり、打込みにはこれが一番です。

9月26日(土) 休養日

9月27日(日) 仕事の前にジムでViPRトレーニング。高松商業の躍進で注目を集めるViPRですが、野球のトレーニングには最適です。


21年 パシフィックvsセネタース 9回戦

8月3日 (土) 札幌円山

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 0 0 0 1 2 パ軍 20勝33敗2分 0.364 真田重蔵 
0 0 0 3 1 0 0 0 X 4 セ軍 22勝33敗 0.400 白木義一郎

勝利投手 白木義一郎 11勝10敗
敗戦投手 真田重蔵    11勝12敗

二塁打 (パ)森下、木暮 (セ)大下2

勝利打点 (セ)白木義一郎 3

猛打賞 (パ)森下重好 8


札幌遠征

 札幌円山の第1試合は真田重蔵と白木義一郎の先発で午後2時5分、池田球審によるプレイボールのコールが札幌の空に響く。

 セ軍は1回裏、先頭の一言多十はツーボールから1球ストライクを見逃して4球目を中飛、横沢七郎はストレートの四球で一死一塁、飯島滋弥は初球を空振り、二球目を打って二飛に倒れて二死二塁、大下弘は初球ボール、2球目を空振り、3球目はストライクを見逃し、4球目ファウル、5球目を空振り三振でスリーアウトチェンジ。

 この試合のスコアカードは見逃しストライクが「×」、空振りストライクが「×に二重線」となっている。これまでも昭和12年、13年の日本選手権などで「空振り二重線」の記載が見られた。大下の積極的なバッティングがスコアカードからも確認できた。

 パ軍は4回表、先頭の森下重好が右中間に二塁打、中谷順次が中前にタイムリーを放ち1点を先制する。

 セ軍は4回裏、先頭の横沢の当りは遊ゴロ、これをショート白石敏男が一塁に悪送球、飯島の中前打で無死一二塁、このチャンスに大下が初球を叩いて右中間に同点二塁打を放ち1-1、無死二三塁から白木がライト線に2点タイムリーを放ち3-1と逆転する。

 セ軍は5回裏、一死後横沢が中前打で出塁、飯島は三飛に倒れるが、大下が中越えに2打席連続の二塁打を放って二死二三塁、飯島の三ゴロをサード中谷がホームに送球するが横沢の足が早くベースタッチしてセーフ、野選が記録されて4-1とする。二死二三塁からの三ゴロで一塁に送球しなかったということはボテボテの当りで一塁に送球するよりもホームに送球した方がアウトを取れる確率が高いと判断したものであろう。一死であれば記録は野選となるが、二死なので内野安打でも良かったのではないか。2020年のMLBでもダルビッシュの自責点が翌日訂正されてサイ・ヤング賞争いに踏み止まったが、当ブログが公式記録員であったら翌日白木の内野安打に訂正するところです。

 パ軍は9回表、先頭の真田が左前打で出塁、トップに返り富松信彦のバントは犠打となって一死二塁、3点差なので当然自らも生きるつもりのバントだったか、木暮力三がライト線にタイムリー二塁打を放ち2-4、藤井勇は左飛に倒れるが、森下はストレートの四球、同点のランナーではあるがここは敬遠と見るのが妥当か、敬遠四球か普通の四球かの区別は「雑記」欄に記載がない限りスコアカードからは分からない。7回から中谷に代わってサードに入っていた平野徳松に代わる代打佐竹一雄も四球を選んで二死満塁、しかし白木が踏ん張り白石は遊ゴロ、ショート鈴木清一がベースを踏んでゲームセット。

 白木義一郎は9安打6四球1三振の粘りの完投で11勝目をマークする。打っても4打数2安打3打点で勝利打点を記録した。2本の二塁打を放って五番白木の3打点をお膳立てした四番大下が「並列の殊勲打」となる。13残塁を記録したパ軍の拙攻に助けられたが、白木の粘り勝ちと見るのが妥当か。

 プロ野球公式戦が津軽海峡を渡ったのは昭和17年6月以来2度目のこととなる。あの時は岡村俊昭が函館、札幌の北海道シリーズで3試合連続勝利打点を記録した。なお、「札幌円山球場」についてスコアカードの記載は旧字体の「札幌圓山」となっているが、当ブログでは「札幌円山」に統一する。

2020年9月25日金曜日

21年 グレートリングvs中部日本 10回戦

 

8月3日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 1 2 2 0 0 0 0 8 グ軍 31勝21敗 0.596 丸山二三雄
0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 中部 21勝28敗2分 0.429 井上嘉弘 西沢道夫

勝利投手 丸山二三雄 11勝9敗
敗戦投手 井上嘉弘      1勝2敗

二塁打 (グ)木村 (中)加藤、
三塁打 (グ)堀井

勝利打点 (グ)山本一人 5

猛打賞 (グ)木村勉 3


グ軍貯金10

 第15節3日目は東西で4試合。西宮の第1試合は丸山二三雄と井上嘉弘の先発で午後1時丁度、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 グ軍は初回、一死後安井亀和が四球を選び出塁、田川豊も四球を選んで一死一二塁、山本一人監督が左前にタイムリーを放ち1点を先制、堀井数男の遊ゴロで山本が二封されて二死一三塁、木村勉の遊ゴロをショート三村勲がエラーして2-0、堀井は三塁に進んで再度二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて3-0とする。

 グ軍は3回表、一死後堀井が右中間に三塁打、木村の三塁線タイムリーで4-0とリードを広げる。

 グ軍は4回表、先頭の宮崎仁郎が中前打で出塁、トップに返り河西俊雄の三ゴロでランナーが入れ替わり、河西が二盗に成功、安井の一二塁間タイムリーで5-0、田川がバントで送り、山本の三ゴロをサード小鶴誠が一塁に悪送球する間に二塁から安井が還って6-0と突き放す。

 グ軍は5回表、先頭の木村が右前打で出塁、筒井敬三が四球を選んで無死一二塁、中部ベンチはここで先発の井上から西沢道夫にスイッチ、キャッチャー藤原鉄之助からの二塁牽制が悪送球となる間に木村が三塁に進んで無死一三塁、丸山の中犠飛で7-0、宮崎が四球を選んで一死一二塁、トップに返り河西の投ゴロで宮崎が二封されて二死一三塁、ここで三走筒井がホームスチールに成功、一走河西には盗塁が記録されていないので筒井の「単独ホームスチール」で8-0とする。

 丸山の大きなカーブに抑えられてきた中部は9回裏、先頭の古川清蔵が左前打で出塁、山本尚敏が四球を選び、小鶴は中飛に倒れるが、加藤正二が四球を選んで一死満塁、大沢清が押出し四球を選んで1-8、藤原は三振に倒れて二死満塁、岩本章が押出し四球を選んで2-8とするが反撃もここまで。

 丸山二三雄は10四球を許すが6安打4三振2失点で完投、11勝目をマークする。

 8失点の井上嘉弘の自責点が3であることからも分かるように中部守備陣が乱れたことが大差がついた原因であるが、グ軍のねちっこい攻めが中部守備陣を乱したと見ることもできる。この日は堀井数男と筒井敬三が「本盗」を記録した。

 グ軍は貯金を10にして二位巨人に1ゲーム差と迫ってきた。なお、5月26日のパ軍戦は後に没収試合となって負けが勝ちに変わるので、この時点での勝敗は32勝20敗、勝率6割1分5厘となって6割1分1厘の巨人を抜いて「二位浮上」となる。多くの資料では後付けでこの時点のグ軍の勝敗を32勝20敗としているが、当ブログは「実況中継」なので、この時点で当時の選手が認識していた数字に基づいてお伝えしています。


2020年9月23日水曜日

21年 阪急vs中部日本 9回戦

 8月2日 (金) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 0 0 0 1 2 5 1 11 阪急 32勝27敗 0.542 溝部武夫 天保義夫 
0 0 0 0 1 0 0 3 0  4  中部 21勝27敗2分 0.438 森井茂 服部受弘

勝利投手 溝部武夫 1勝0敗
敗戦投手 森井茂     8勝9敗

二塁打 (急)日比野、野口明
三塁打 (急)青田
本塁打 (急)青田昇 3号、野口二郎 1号

勝利打点 (急)青田昇 4

猛打賞 (急)青田昇 9、野口明 3


阪急、18安打で快勝

 西宮の第2試合は溝部武夫と森井茂の先発で午後2時57分、杉村主審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は初回、一死後山田伝が四球を選んで出塁、青田昇がレフトスタンドに先制ツーランを叩き込んで2-0とする。更に野口二郎、野口明が連続中前打で一死一二塁とするが、坂井豊司の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 阪急は2回表、先頭の日比野武が左中間に二塁打、荒木茂の三ゴロをサード小鶴誠がエラー、日比野は動けず無死一二塁、溝部の一塁線バントが内野安打となって無死満塁、中部ベンチはここで先発の森井から服部受弘にスイッチ、トップに返り上田藤夫は三振、山田の三ゴロで三走日比野は本封、青田も中飛に倒れて追加点はならず。

 この後阪急は5回まで三者凡退が続き試合の流れが変わりそうな雰囲気。

 中部は5回裏、二死後服部が四球を選んで出塁、三村勲の遊ゴロをショート上田がエラーして二死一二塁、トップに返り古川清蔵が三遊間を破るタイムリーを放ち1-2、しかし二塁に向かった古川が「7-5B」でタッチアウト。三遊間のゴロを追ったサード坂井がそのまま二塁ベースに走ってレフト青田からの送球を受けて二塁に走ってきた打者走者の古川にタッチしたようだ。このケースだとセカンドの荒木は二塁ベースカバーに入るしか仕事が無いはずであるが、青田は坂井に送球した。現在のメジャーのシフトではサードが二塁ベースの右を守ることも多いので「7-5B」は起こり得るが、その74年前に「7-5B」が起きたのである。

 阪急は6回表、一死後野口明が右越えに二塁打、二死後日比野はストレートの四球、荒木が左前にタイムリーを放ち3-1とする。

 阪急は7回表、山田、青田が連続左前打で無死一二塁、野口二郎のニゴロをセカンド三村が後逸する間に二走山田が還って4-1、一走青田は三塁に進むが、打者走者の野口二郎はバックアップしたセンター古川からの二塁送球にタッチアウト、一死三塁から野口明が右前にタイムリーを放ち5-1とする。

 阪急は8回表、一死後溝部が中前打、トップに返り上田は右前打、山田も左前打で続いて一死満塁、ここで青田が走者一掃の右中間三塁打を放ち8-1、野口二郎がライトスタンドにツーランを叩き込み、5連打で5点をあげて10-1とする。

 中部は8回裏、先頭の服部が左前打、三村は中前打、トップに返り古川も二遊間にヒットを放ち無死満塁、阪急ベンチはここで先発の溝部から天保義夫にスイッチ、杉浦清監督が左前にタイムリーを放ち2-10、小鶴が押出し四球を選んで3-10、加藤正二のニゴロで小鶴が二封される間に三走古川が還って4-10、大沢清の中飛に一走加藤が飛び出しており「8-3」と送球されてダブルプレー。

 阪急は9回表、先頭の荒木が右前打、天保の左前打で荒木が三塁に進んで無死一三塁、トップに返り上田のニゴロ併殺の間に三走荒木が還って11-4とする。

 阪急は全員安打の18安打で快勝。青田昇は5打数3安打5打点、三塁打1本、本塁打1本の活躍を見せた。

 中盤は中部に試合の流れが傾きかけたが、古川清蔵が「7-5B」で二塁に刺されて流れを阪急に戻してしまった。9回も加藤正二が走塁ミス、6回にも左前打で出塁した小鶴誠がサードライナーに飛び出してゲッツーとなるなど、走塁ミスのオンパレードが敗因となった。

 青田はシングル、三塁打、本塁打を放ち、凡退の2度は中飛であった。このうち1本が抜けていて二塁打であれば、史上初のサイクルヒットを記録するところであった。最終回は二番山田で終わってしまったが、三番青田に回っていれば、この日の振りであれば二塁打を放っていたかもしれない。史上初のサイクルヒットは、昭和23年10月2日に藤村冨美男が記録するまでお預けとなった。


2020年9月22日火曜日

21年 ゴールドスターvsグレートリング 5回戦

8月2日 (金) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 0 0 0 0 0 1 0 3 ゴ軍 18勝31敗1分 0.367 石田光彦 
0 2 0 3 0 0 2 0 X 7 グ軍 30勝21敗 0.588 松川博爾 

勝利投手 松川博爾   4勝3敗 
敗戦投手 石田光彦 10勝13敗

二塁打 (ゴ)坪内 (グ)堀井、松川、山本

勝利打点 (グ)松川博爾 1


グ軍、3本の二塁打で快勝

 第15節2日目も西宮で2試合、第1試合は石田光彦と松川博爾の先発で午後1時丁度、国友主審の右手が上がりプレイボール。

 ゴ軍は初回、先頭の中村信一が中前打で出塁、大友一明はストレートの四球で無死一二塁、坪内がセオリーどおりサードに捕らせる送りバントを決めて一死二三塁、四番・田中宣顕が左前に2点タイムリーを放ち、初回の攻撃としては理想的な展開で2点を先制する。

 グ軍は2回裏、先頭の堀井数男が左中間に二塁打、7月7日以来の出場となる木村勉の三ゴロをファースト末崎正隆が落球して一三塁、木村が二盗を決めて無死二三塁、筒井敬三が中前に2点タイムリーを放ち2-2の同点に追い付く。

 グ軍は4回裏、先頭の堀井が左前打で出塁、木村は中飛に倒れるが、筒井の投ゴロを石田が二塁に悪送球する間に堀井が三塁に進んで一死一三塁、松川の右中間タイムリー二塁打で3-2と勝ち越してなおも一死二三塁、宮崎仁郎が左前に2点タイムリーを5-2とリードを広げる。

 グ軍は7回裏、先頭の安井亀和が左前打で出塁、田川豊のニゴロでランナーが入れ替わり、山本一人監督が中越えに二塁打、センター坪内からの三塁送球が悪送球となる間に田川が一気に生還して6-2、三塁に進んだ山本には打点は記録されずワンヒットワンエラー、二死後木村が右前にタイムリーを放ち7-2とダメ押す。

 ゴ軍は8回表、先頭の大友が四球を選んで出塁、坪内の右中間二塁打で大友が還って3-7とするが反撃もここまで。

 松川博爾は9安打4四球1三振の完投で4勝目をマークする。打っても勝利打点を記録した。

 グ軍は3本の二塁打が全て得点に結びつき、ゴ軍は3個のエラーが全て失点に結びついた。

 グ軍はここ10試合を8勝2敗、シーズン当初は5割前後をウロウロしていたが、台風の目となってきた。河西、安井、田川で上位打線を固めてから攻撃力が急上昇している。


野球週報2020 その35

 9月14日(月) 仕事の前に午前中は秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを3セット、スライダーを3セット。週末の対戦相手が左のカーブピッチャーなので左投手の打席で入ってくる方向に打ち返す練習。

9月15日(火) ジムで筋トレ、体幹。肩トレはインナーとアウター。足上げ腹筋は80回、ランニングマシンでのインターバルトレーニング20分。

9月16日(水) 天王洲アイルのグラウンドで品川ベースボールクラブの練習。秋のリーグ戦第1戦は雨で流れて今週が開幕週ということで気合が入っています。

9月17日(木) 仕事の前に午前中は秋葉原のバッティングセンターで打込み。左投手の打席で110キロのストレートを2セット、スライダーを2セット。右中間にいい感じで打てています。

9月18日(金) 明日の開幕戦に向けて秋葉原のバッティングセンターで最終調整。左投手の打席で110キロのストレートを2セット、カーブを2セット。最後の1本はセンターへ完璧な当りでした。

9月19日(土) 大井のグラウンドで秋のリーグ戦第1戦。相手は予定通り左のカーブピッチャー。第1打席で外から入ってくる低目のカーブを右中間をライナーで抜く二塁打、練習どおりのバッティングで3打数1安打1打点。こちらのバッテリーは遠藤-高浦の元プロコンビ。沢村賞投手のバックでライトを守りながら老獪な投球術を堪能させていただきました。試合は7対4で勝利、現在2部リーグですが、1部復帰に向けて順調なスタートを切りました。

9月20日(日) 休養日


2020年9月20日日曜日

21年 中部日本vsグレートリング

 

8月1日 (木) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 1 0 0 0 2 1 0 0 5 中部 21勝26敗2分 0.447 松尾幸造
0 4 0 0 3 0 1 0 X 8 グ軍 29勝21敗 0.580 別所昭 田川豊

勝利投手 田川豊     1勝0敗 
敗戦投手 松尾幸造 1勝7敗

二塁打 (中)三村、小鶴 (グ)宮崎、山本
本塁打 (グ)安井亀和 1号、別所昭 2号、山本一人 1号

勝利打点 (グ)安井亀和 5

猛打賞 (中)岩本章(4安打)2 (グ)山本一人 8、宮崎仁郎 1


田川豊、初登板初勝利

 西宮の第2試合は松尾幸造と別所昭の先発で午後3時12分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 中部は初回、二死後小鶴誠がツーストライクナッシングと追い込まれながら四球を選んで出塁、加藤正二の中前打で一二塁、大沢清が得意の右打ちで右前にタイムリーを放ち1点を先制する。

 中部は2回表、先頭の岩本章が左前打で出塁、松尾の投ゴロの間に岩本は二進、三村勲がレフト線にタイムリー二塁打を放ち2-0とする。

 グ軍は2回裏、先頭の別所がレフトスタンドに第2号を叩き込んで1-2、阪本政数は三振、筒井敬三は三ゴロに倒れるが、宮崎仁郎が左越えに二塁打、河西俊雄の三ゴロをサード小鶴がエラー、二走宮崎は動かず二死一二塁、ここで安井亀和がレフトスタンドに逆転スリーランを叩き込んで4-1とする。

 グ軍山本一人監督は3回の守備から大胆にシフトを変え、ピッチャーの別所をファーストに回し、ファースト阪本に代えて岡村俊昭を入れてライト、そしてライトの田川豊をマウンドに送り込む。田川はプロ入り初登板となった。

 グ軍は5回裏、先頭の河西が四球を選んで出塁、安井の三塁内野安打で無死一二塁、田川は中飛に倒れるが、山本の左中間二塁打で二走河西が生還、「7-6-2」と転送されるがキャッチャー藤原鉄之助が後逸するのを見て三塁に達していた一走河西まで生還して6-2、堀井数男も左前タイムリーで続き7-2とする。

 中部は6回表、一死後三村が左前打で出塁、トップに返り古川清蔵はストレートの四球で一死一二塁、杉浦清監督が左前にタイムリーを放ち3-7、一死一二塁からダブルスチールを試みるがキャッチャー筒井からの三塁送球に古川はタッチアウト、二死二塁となって小鶴の中越え二塁打で4-7とする。

 中部は7回表、先頭の岩本が左前打で出塁、二死後古川がストレートの四球を選んで一二塁、杉浦の中前タイムリーで5-7と2点差に追い上げる。センター河西が打球を弾く間に一走古川が三塁に進んで二死一三塁、小鶴の打席でダブルスチールを試みるが「2-6-2」と転送されて三走古川は本塁タッチアウト。

 グ軍は7回裏、一死後山本がレフトスタンドにホームランを叩き込んで8-5と突き放す。

 3回からマウンドに上がった田川豊は7イニングを投げて8安打6四球4三振3失点、プロ入り初登板で初勝利を飾った。投手・田川が記録した唯一の勝利である。

 グ軍は3本塁打を含む12安打で中部を粉砕した。その中部はグ軍を上回る13安打を放ったが毎回の14残塁を記録して敗れ去ったのである。2度ダブルスチールを試みたが何れも古川
清蔵が盗塁失敗となったのも響いた。

2020年9月18日金曜日

21年 阪急vsゴールドスター 6回戦

 

8月1日 (木) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
4 0 0 0 2 2 0 0 0 8 阪急 31勝27敗 0.534 森弘太郎 溝部武夫 
1 1 0 0 2 0 0 0 0 4 ゴ軍 18勝30敗1分 0.375 内藤幸三 石田光彦 

勝利投手 森弘太郎 2勝2敗
敗戦投手 内藤幸三 7勝14敗

二塁打 (急)山田、坂井、尾西 (ゴ)田中、早川
三塁打 (ゴ)坪内、田中

勝利打点 (急)野口二郎 3

猛打賞 (急)尾西信一 2 (ゴ)坪内道則 3


阪急、後半戦初戦を制す

 後半戦がスタート、第15節初日は西宮で2試合。第1試合は森弘太郎と内藤幸三両ベテラン投手の先発で午後1時4分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は初回、一死後山田伝が左中間に二塁打、青田昇の中前打で無死一三塁、このチャンスに野口二郎が右前に先制タイムリーを放ち1-0、ライト早川平一が打球を逸らす間に青田が三塁に進み、野口二郎が二盗を決めて一死二三塁、野口明は三振に倒れるが、坂井豊司が右越えに2点タイムリー二塁打を放ち3-0、日比野武もレフト線タイムリーで続いてこの回4点を先制する。

 ゴ軍は1回裏、二死後坪内道則が内野安打で出塁すると二盗に成功、田中宣顕が左中間にタイムリー二塁打を放ち1-4とする。

 ゴ軍は2回裏、先頭の内藤が右前打で出塁、一死後辻功の遊ゴロの間に内藤は二進、早川が左前にタイムリーを放ち2-4と追い上げる。

 阪急は5回表、一死後野口二郎が中前打で出塁、野口明は右前打、坂井は四球を選んで一死満塁、日比野武が押出し四球を選んで5-2、森の投ゴロで三走野口明が本封されて二死満塁、尾西信一が押出し四球を選んで6-2とリードを広げる。

 ゴ軍は5回裏、一死後坪内が右中間に三塁打、田中も左中間に三塁打を放ち3-6、菊矢吉男に代わる代打末崎正隆が一二塁間にタイムリーを放ち再び2点差に迫る。

 阪急は6回表、先頭の山田が四球で出塁、青田が三塁に内野安打、野口二郎の遊ゴロをショート酒沢政夫がエラーして無死満塁、ゴ軍ベンチはここで内藤から石田光彦にスイッチ、野口明の投ゴロは「1-2-3」と渡ってダブルプレー、二死二三塁から坂井の遊ゴロをショート酒沢がタイムリーエラーして7-4、日比野が二遊間にタイムリーを放ち8-4と再度突き放して試合を決める。

 石田は9回まで無失点の好投を見せるが、阪急も森から溝部武夫にリレーして逃げ切った。森の降板は7回一死無走者で田中宣顕のピッチャーライナーを捕球した直後なので何らかのアクシデントがあったと想定される。グラブで捕ってのアクシデントは考えにくいので、田中のライナーを素手で捕球した可能性が考えられる。森弘太郎はこの試合が今季7度目の登板で層の厚い阪急投手陣での出番は少ないが、今季の登板はあと1試合だけとなるので、このアクシデントが影響した可能性が高い。

2020年8月26日水曜日

野球週報2020 その34


8月19日(水) 天王洲アイルのグラウンドで品川ベースボールクラブの練習。午後は仕事が入っていたので1時に上がりました。

8月20日(木) 昨日の練習で当りが出なかったので急遽秋葉原のバッティングセンターで打込み、110キロのストレートを3セット、カーブを1セット。どうも調子が出ない。

8月21日(金) 休養日

8月22日(土) ジムで筋トレ、体幹。肩トレはインナーとアウター、足上げ腹筋は80回。午後から仕事なので短縮バージョンでした。

8月23日(日) 休養日

8月24日(月) 秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを4セット、カーブを1セット、スライダーを1セット。センターへの当りが戻ってきました。

8月25日(火) ジムで筋トレ、体幹。肩トレはインナーとアウター。足上げ腹筋は100回、ランニングマシンでのインターバルトレーニング30分。


2020年8月24日月曜日

21年 7月 月間MVP


月間MVP

投手部門
 タイガース 渡辺誠太郎 1

 7月の渡辺は7勝0敗でライバルはいない。
 猛打に助けられた面は否めず、完投は2回だけ。野崎泰一のリリーフを仰ぐことが多い。7月26日のパ軍戦では湯浅芳彰と投げ合って55分の最短試合記録を樹立した。
 防御率2.60、WHIP1.44、奪三振率2.00と、過去の受賞者と比較しても個別の成績は悪いが、渡辺を凌ぐ投球成績者も不在であった。

   名前  球団  安  四  三 防御率 WHIP 奪三振率
渡辺誠太郎 (タ) 40 46 18 10 13  7  0  2   1 2.60  1.42    2.00

打撃部門
 タイガース 藤村冨美男 1

 タ軍ダイナマイト打線では、金田正泰が76打数36安打、打率4割7分4厘で最有力候補であった。
 打率が低く三振が多いが月間本塁打5本を記録した大下弘の革命的バッティングは、新しい時代の月間MVPに相応しいとの声も多数あがった。
 当ブログの選出は藤村冨美男である。下記の打撃成績に加えて月間勝利打点5個が高く評価できる。「勝利打点」については、「併殺崩れ」による打点などが含まれる場合があることから「勝負強さ」の指標としての評価が低いというのが一般的であるが、当ブログはスコアカードから全プレーを分析しており、藤村の7月の勝利打点が全て有効打であったことを確認している。7月7日の中部戦で記録した勝利打点は押出し四球によるものであるが、この試合で放った追撃の本塁打が「真の殊勲打」であったことも確認されている。

   名前  球団 打数 安打 得点 打点 本塁打  打率
藤村冨美男 (タ) 71 26 18 21    3 0.366
金田正泰 (タ) 76 36 16 10    0 0.474
土井垣武 (タ) 73 28 22 16    2 0.384
本堂保次 (タ) 74 24 15 20    2 0.324
呉昌征 (タ) 67 26 18 11    1 0.388
山本一人 (グ) 66 20 13 20    0 0.303
河西俊雄 (グ) 66 23 18 5    2 0.348
安井亀和 (グ) 59 19 18 13    0 0.322
大下弘 (セ) 64 16 14 12    5 0.250

2020年8月21日金曜日

21年 第14節 週間MVP


週間MVP
投手部門
 中部日本 服部受弘
 3勝1セーブ。リリーフに転向して成功した。

打撃部門
 タイガース 藤村冨美男 2
 18打数8安打9得点9打点、V打3個。猛虎魂炸裂。


殊勲賞
 ゴールドスター 坂本勲 1
 7月27日のパ軍戦で4打数4安打2得点2打点。

 セネタース 鈴木清一 1
 7月29日の阪急戦で3打数3安打2本塁打。

 阪急 日比野武 1
 7月29日のセ軍戦で5打数3安打5打点。

 タイガース 土井垣武 1
 21打数8安打6得点5打点。

敢闘賞
 タイガース 金田正泰 2
 22打数12安打6得点3打点、二塁打1本、三塁打2本。

 グレートリング 田川豊 1
 20打数9安打1得点4打点、二塁打2本、三塁打2本。

 セネタース 大下弘 1
 19打数5安打5得点5打点。7月29日の阪急戦で2本塁打。

 セネタース 熊耳武彦 2
 20打数8安打4得点2打点、二塁打2本、三塁打2本。

 中部日本 藤原鉄之助 2
 18打数7安打5得点5打点。

技能賞
 グレートリング 松川博爾 1
 7月25日のセ軍戦で大下を得意のシュートで引っ張らせずに三飛、左邪飛、左飛に抑える好投。大下に自分のバッティングをさせなかった投球術が光る。

 パシフィック 富松信彦 2
 13打数2安打8四球、三塁打1本、本塁打1本。今季116打数16安打37四球でIsodは驚異の0.2越え。

 ゴールドスター 大友一明 1
 7月29日の巨人戦で2本の犠牲フライを放ち巨人を破る。今季の巨人は1勝差で優勝を逃すことになるので、大友の「犠飛」で優勝を逃したとも言える。

2020年8月18日火曜日

野球週報2020 その33


8月12日(水) 炎暑の中を天王洲アイルのグラウンドで品川ベースボールクラブの練習。センターにいい感じで打てています。練習後は車で来ていない人と連れ立って生ビール(笑)。

8月13日(木) 秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを2セット、カーブを1セット、スライダーを1セット。

8月14日(金) 休養日

8月15日(土) ジムで筋トレ、体幹。肩トレはインナーとアウター。ランニングマシンでのインターバルトレーニングは20分、足上げ腹筋は80回。午後から仕事なので短縮バージョンでした。

8月16日(日) 秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを3セット、カーブを1セット。午後から仕事。土日のヒマな時に仕事してます。平日は何かと忙しいもんで(笑)。

8月17日(月) 海浜お台場公園の自由の女神まで往復6キロラン&ウォーク2キロ。炎暑を避けて3時半スタートでしたがまだ軽く30度を超えていましたね。体重が2キロ減りました(笑)。

8月18日(火) 西葛西のバッティングセンターで110キロのストレートを6セット。センターに振り切れているのでバッティングの調子はいい。当てるだけのバッティングはやらない。


2020年8月17日月曜日

前半戦終了


 昭和21年ペナントレースも前半戦が終了しました。

 この後は前半戦回顧と後半戦展望に移り、後半戦は9月頃から開始する予定です。


2020年8月16日日曜日

21年 グレートリングvs中部日本 8回戦


7月29日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 4 0 0 0 2 1 0 8 グ軍 28勝21敗 0.571 別所昭
3 5 0 0 1 0 0 0 X 9 中部 21勝25敗2分 0.457 松尾幸造 服部受弘

勝利投手 服部受弘 6勝3敗
敗戦投手 別所昭    7勝4敗

二塁打 (グ)堀井、別所、丸山
三塁打 (グ)別所、田川 (中)杉浦
本塁打 (グ)堀井数男 3号、河西俊雄 2号

勝利打点 (中)藤原鉄之助 3

猛打賞 (グ)田川豊 2


グ軍が粘りを見せるが中部が辛うじて逃げ切る

 第14節最終戦にして前半戦の最終戦、後楽園の第2試合は別所昭と松尾幸造の先発で午後3時15分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 グ軍は初回、一死後安井亀和が四球を選んで出塁、田川豊の二遊間ヒットで一死一二塁、山本一人監督の三ゴロは「5-4-3」と転送されるが一塁セーフ、この間に二走安井が三塁ベースを蹴ってホームに還り1点を先制、山本には1打点が記録される。

 中部は1回裏、先頭の古川清蔵がストレートの四球で出塁、杉浦清監督は左飛に倒れるが、小鶴誠が左前打を放って一死一二塁、加藤正二の当りは遊ゴロ、これをショート宮崎仁郎がエラーする間に二走古川が三塁ベースを蹴ってホームjに還り1-1の同点、加藤には打点は記録されず、大沢清のニゴロの間に二者進塁して二死二三塁、藤原鉄之助が右前に2点タイムリーを放ち3-1とリードする。

 グ軍は2回表、先頭の別所昭が中越えに三塁打、阪本政数は遊飛に倒れて一死三塁、筒井敬三の三ゴロで三走別所がホームに突っ込むがサード小鶴からの本塁送球にタッチアウト。

 中部は2回裏、先頭の三村勲が二遊間にヒット、トップに返り古川のニゴロの間に三村は二進、杉浦の中前打で一死一三塁、小鶴の中前タイムリーで4-1、加藤の右前タイムリーで5-1、グ軍山本監督は別所に一息入れさせるためにショートを宮崎から桶川隆に交代、しかし頭に血が上った別所はここから大沢、藤原、岩本章に3連続四球、藤原と岩本の四球は押出しとなって7-1、松尾の左犠飛で8-1と大きくリードする。

 グ軍は3回表、一死後安井が二塁に内野安打、セカンド三村の一塁悪送球が加わって安井は二進、田川の右中間三塁打で1点返して2-8、山本の左犠飛で3-8、二死無走者から堀井数男がライト線に二塁打、別所の左中間タイムリー二塁打で4-8、阪本の中前タイムリーでこの回4点返して5-8と粘りを見せる。

 中部は4回から先発の松尾に代えて服部受弘をマウンドに送る。

 中部は5回裏、二死後古川がピッチャー強襲ヒットを放つと二盗に成功、杉浦の左中間三塁打で1点追加して9-5と突き放す。

 グ軍は7回表、先頭の山本がワンボールツーストライクと追い込まれながら四球を選んで出塁、堀井がレフトスタンドに第3号ツーランを叩き込んで7-9と追い上げる。

 グ軍は8回表、先頭の河西俊雄がレフトポール際に第2号ホームラン、一発攻勢で8-9と1点差に迫る。

 グ軍は9回表、一死後阪本に代わる代打丸山二三雄がレフト線に二塁打を流し打って一死二塁、筒井は投ゴロに倒れて二死二塁、桶川に代わる代打松川博爾はストレートの四球で二死一二塁、トップに返り前の打席で本塁打を放った河西が打席に立つが遊ゴロ、ショート杉浦から二塁ベースカバーのセカンド三村に送られて一走松川が二封され、中部が辛うじて逃げ切る。

 このところリリーフに回って成功している服部受弘はこの日はグ軍の追い上げを許したが6勝目をマークする。

 別所昭は8回を完投して11四球1死球、もう少し冷静な投球が望まれるところか。


2020年8月14日金曜日

21年 タイガースvsパシフィック 8回戦


7月29日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8  9 計
2 1 0 1 2 0 X X X 6 タ軍 36勝17敗 0.679 渡辺誠太郎 
0 1 0 0 1 0 X X X 2 パ軍 20勝32敗2分 0.370 湯浅芳彰

勝利投手 渡辺誠太郎 10勝7敗
敗戦投手 湯浅芳彰      2勝11敗

三塁打 (タ)藤村 (パ)松井

勝利打点 (タ)本堂保次 6


藤村冨美男、本盗と三重殺

 雨模様の中で行われた西宮の第2試合は渡辺誠太郎と湯浅芳彰の先発で午後2時50分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、先頭の金田正泰の当りはニゴロ、これをセカンド喜瀬正顕がエラー、土井垣武の中前打で無死一二塁、藤村冨美男監督の遊ゴロで土井垣は二封されて一死一三塁、藤村が二盗を決めて一死二三塁、本堂保次の遊ゴロの間に三走金田が還って1点を先制、二走藤村は三塁に進み、御園生崇男が四球を選んで二死一三塁、ここでダブルスチールを敢行、藤村の本盗が決まって2-0とする。

 パ軍は1回裏、先頭の富松信彦が四球を選んで出塁、しかし木暮力三の投ゴロが「1-6-3」と渡ってダブルプレー、藤井勇は右飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 タ軍は2回表、先頭の高山泰夫が中前打で出塁、長谷川善三の遊ゴロで高山は二封、この時二塁ベース上で何かアクシデントがあったのか、パ軍はセカンドを喜瀬から松井信勝に交代、呉昌征の遊ゴロをショート白石敏男がエラーして一死一二塁、トップに返り金田の左前打で一死満塁、土井垣の中前タイムリーで3-0とする。

 パ軍は2回裏、先頭の森下重好がピッチャー強襲ヒット、渡辺が一塁に送球するが悪送球となって森下は三塁に進み、中谷順次の遊ゴロで三走森下がホームに突っ込み、ショート長谷川が本塁に送球するがセーフ、野選が記録されて1-3、白石が右前打を放って無死一二塁、続く伊勢川真澄の痛烈なライン寄りの三ゴロをサード藤村が三塁ベースを踏んで二塁に送球、更にセカンド本堂からファースト高山に転送されて三者アウトとなりトリプルプレーが完成する。

 タ軍は4回表、二死後藤村が右中間に三塁打、センター富松からの返球を中継したセカンド松井の三塁送球が悪送球となる間に金田が一気にホームに還って4-1とする。

 タ軍は5回表、先頭の御園生の遊ゴロをショート白石がこの日2個目のエラー、渡辺の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー、しかし高山が左前打で出塁、長谷川の二飛をセカンド松井が落球して二死一三塁、呉昌征の右前タイムリーで5-1としてなおも二死一三塁、ここで又してもダブルスチールを敢行、三走長谷川が本盗を決めて6-1と突き放す。

 パ軍は5回裏、先頭の伊勢川真澄の当りは遊ゴロ、これをショート長谷川がエラー、松井が中越えに三塁打を放ち2-6とする。

 6回を終わったところで雨脚が強まりコールドゲームが宣告された。6回終了ということで試合時間は52分、渡辺誠太郎と湯浅芳彰が投げ合った7月26日の7回戦は9回完了で55分であった。二人の投げ合いは2試合連続1時間以内で終了した。

 タ軍は2度の重盗成功で藤村冨美男と長谷川善三が本盗を決め、藤村-本堂-高山で三重殺も完成させた。


2020年8月11日火曜日

21年 阪急vsセネタース 11回戦


7月29日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
1 0 0 1 0 2 0 2 3  9  阪急 30勝27敗 0.526 笠松実 溝部武夫 大平茂 
3 2 2 0 0 1 2 0 X 10 セ軍 21勝33敗 0.389 黒尾重明 白木義一郎

勝利投手 黒尾重明 7勝11敗
敗戦投手 笠松実     7勝8敗

二塁打 (急)山田、野口明2、坂井 (セ)飯島
三塁打 (セ)大下、熊耳
本塁打 (急)日比野武 3号 (セ)鈴木清一 2号、3号

勝利打点 (セ)長持栄吉 1

猛打賞 (急)上田藤夫 7、坂井豊司 2、日比野武 1 (セ)鈴木清一 5


鈴木清一、2打席連続本塁打

 後楽園の第1試合は笠松実と黒尾重明の先発で午後1時5分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は初回、先頭の上田藤夫が中前打で出塁、山田伝のライト線二塁打で上田は一気にホームを狙い、中継に入ったセカンド清水喜一郎からのバックホームが悪送球となる間に生還、得点はエラーによるもので山田には打点は記録されていない。

 セ軍は1回裏、一死後横沢七郎が中前打で出塁、飯島滋弥の左中間二塁打で一死二三塁、大下弘が四球を選んで一死満塁、スリーボールワンストライクからの四球であり単純な敬遠ではないがくさい所を突いてのものでしょう。このチャンスに長持栄吉が逆転の2点タイムリーヒット、レフト青田昇からの本塁送球が悪送球となって一走大下も生還して3-1。スコアカードの記載からは打球方向はセンターとなっているがレフト青田がホームに送球しているので、センター山田の守備で何かしらのアクシデントがあったのかもしれない。

 セ軍は2回裏、一死後鈴木清一がライト線にヒット、トップに返り白木義一郎は左飛に倒れるが、横沢の右前打で二死一三塁、横沢が二盗を決め、飯島がフルカウントから四球を選んで二死満塁、大下もフルカウントから押出し四球を選んで4-1、阪急ベンチはここで先発の笠松から溝部武夫にスイッチ、長持の三塁へのタイムリー内野安打で5-1、サード坂井の一塁送球を見て二走飯島もホームを突くがファースト野口明からのバックホームにタッチアウト。

 セ軍は3回裏、一死後熊耳武彦が右前打で出塁、二死後鈴木清一がレフトポール際に第2号ツーランを叩き込んで7-1と大きくリードする。

 阪急は4回表、二死後野口明が左中間に二塁打、坂井豊司の左前打で二死一三塁、日比野武の左前タイムリーで1点返して2-7とする。

 阪急は6回表、一死後野口明がストレートの四球で出塁、坂井のレフト戦二塁打で一死二三塁、日比野の中前2点タイムリーで4-7と追い上げる。

 セ軍は6回裏、一死後鈴木清一がライトスタンドに2打席連続の第3号ソロを叩き込んで8-4とする。

 セ軍は7回裏、一死後大下が右中間に三塁打、長持が四球を選んで一死一三塁、ここでダブルスチールを決めて大下が本盗を記録し9-4、二死後熊耳が右中間にタイムリー三塁打を放ち10-4と突き放す。

 阪急は8回表、先頭の野口明が死球を受けて出塁、坂井は中飛に倒れて一死一塁、日比野がレフトスタンドに第3号ツーランを叩き込んで6-10と追い上げる。

 阪急は9回表、先頭の青田が左前打で出塁、セ軍ベンチはここで力投を続けてきた黒尾を下げてセンターから白木をマウンドに送り、7回の守備から野口二郎に代わってライトに入っている鳥居兵治が中前打を放って無死一三塁、野口明が右中間に2点タイムリー二塁打を放ち8-10と2点差、坂井が中前にタイムリーを放ち9-10と1点差、バックホームの間に打者走者の坂井は二塁に進んでなおも無死二塁、続く日比野の当りは痛烈なサードライナー、同点のホームを焦った二走坂井が飛び出しており「5-4」と送球されてダブルプレー、最後は8回から溝部に代わってマウンドに上がっていた大平茂が三ゴロに倒れて激戦に終止符を打つ。

 鈴木清一が2打席連続本塁打を記録した。今季2打席連続本塁打を記録したのは6月1日の木下政文、7月20日の大下弘に続いて3人目となる。

 熊耳武彦が今季7本目の三塁打を放った。最終的に今季リーグ最多三塁打を記録する鈴木清一はまだ6本で、この時点で熊耳を上回っているのは藤村冨美男の8本だけである。

野球週報2020 その32


8月5日(水) 天王洲アイルのグラウンドで品川ベースボールクラブの練習。紅白戦ではセンター左をライナーで抜く二塁打とセンター前タイムリーで3打数2安打。シートバッティングでもセンターにいい感じで打てています。炎天下のキャッチャーは暑かった(笑)。

8月6日(木) 休養日

8月7日(金) ジムで筋トレ、体幹。肩トレはインナーとアウター。足上げ腹筋は120回。

8月8日(土) 大田区東調布公園球場で東還連1部の強豪チームと練習試合。炎暑の中でキャッチャーをやって頭がボーっとしながら第2打席でセンター前にクリーンヒット。次打者の左中間二塁打で一気にホームに突っ込み足からスライディング。午後は仕事のおまけ付き。自宅に帰って体組成計で測ってみたら体内年齢が2歳若返って51歳になっていました。「実年齢-10」は目標通りです(笑)。

8月9日(日) 休養日

8月10日(月) ジムで筋トレ、体幹、ランニングマシンでのインターバルトレーニング。肩トレはインナーとアウター、足上げ腹筋は150回。

8月11日(火) 秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを3セット、カーブを1セット。最近バッティングの調子がいいので力んでいたか最初はファウルチップの連続。力を抜いてボールを見て、センターへのライナーが戻ってきました。

2020年8月10日月曜日

21年 ゴールドスターvs巨人 9回戦


7月29日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 0 0 1 0 1 0 1 6 ゴ軍 18勝29敗1分 0.383 内藤幸三 
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 巨人 33勝21敗1分 0.611 近藤貞雄

勝利投手 内藤幸三   7勝13敗
敗戦投手 近藤貞雄 13勝8敗

二塁打 (巨)山川、中島
本塁打 (ゴ)末崎正隆 1号

勝利打点 (ゴ)田中宣顕 1

猛打賞 (ゴ)中村信一 2


ゴ軍、流し打ちで近藤を攻略

 第14節5日目にして前半戦最終日、西宮の第1試合は内藤幸三と近藤貞雄の先発で午後1時4分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 ゴ軍は初回、先頭の中村信一が左前打で出塁、続く酒沢政夫の当りは一ゴロ、ファースト川上哲治が二塁に送球するが悪送球となる間に中村は三塁に、打者走者の酒沢は二塁に進んで無死二三塁、坪内道則の当りは遊ゴロ、これもショート宮下信明がエラー、走者は動けず無死満塁、このもらったチャンスに四番・田中宣顕が左前に2点タイムリーを流し打って2-0、末崎正隆は右飛に倒れて一死一二塁、内藤の当りは三ゴロ、これもサード山川がエラーして一死満塁、大友一明の右犠飛で三走坪内が還ってこの回3点を先制する。

 巨人は初回から3エラー、ゴ軍の得点は全て自責点は付かない。

 巨人は1回裏、先頭の坂本茂が死球を受けて出塁、続く山田潔は四球を選んで無死一二塁、山川の遊ゴロで山田は二封、山川が二盗を決めて一死二三塁、川上の中犠飛で1点返して1-3とする。

 ゴ軍は2回から4回も毎回ヒットを放つが無得点。

 ゴ軍は5回表、一死後末崎の当りは三ゴロ、これも山川がエラー、内藤の右前にゴロで抜ける当りをライト中島治康が弾き、これを見た末崎が三塁に走ると中島が三塁に送球、これをサード山川喜作が後逸する間に末崎が還って4-1とする。

 巨人は5回にも3エラーで1点を与えた。

 ゴ軍は7回表、一死後田中が左前打で出塁、末崎も左前に流し打って一死一二塁、内藤の投ゴロを近藤までエラーして一死満塁、大友がこの日2本目の犠牲フライをライトに打って三走田中が還り5-1とする。

 田中の三塁進塁が近藤のエラーによるものなので自責点は付かない。近藤はここまで5失点で自責点ゼロ。

 ゴ軍は9回表、二死後末崎がレフトスタンドに第1号ホームランを流し打って6-1と止めを刺す。

 内藤幸三は7安打3四球3三振1失点で完投、7勝目をマークする。

 大友一明が2本の犠牲フライを記録した。ここまでリーグ全体で128本の犠飛が記録されたが、1試合2本の犠飛はこの日の大友だけである(この時代は公式記録では「犠牲フライ」は記録されていないので、数字は全て当ブログがスコアカードから認定したもの。公式記録では「凡打」扱いなので打数に含まれる)。

 復活初年度優勝を狙う巨人は7失策で完敗。今節の巨人はタ軍に2敗しているので下位チームには取りこぼしできない状況であったが、痛い星を落とした。

 ゴ軍の勝因は巨人守備陣の破綻にあったことは間違いないが、主力の左打者田中と末崎が全て流し打っての4安打、田中が先制&決勝の2点タイムリー、末崎は止めの第1号本塁打で近藤を攻略した。初回に川上のエラーを誘った酒沢の一ゴロと山川のエラーを誘った内藤の三ゴロも流し打ち、大友の2本の犠牲フライもライトに流し打ったもので、チーム全体で近藤対策を練った結果である。

2020年8月7日金曜日

21年 阪急vsグレートリング 6回戦


7月28日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
0 0 0 0 0 0 0 0  3  3 阪急 30勝26敗 0.536 天保義夫 
0 0 0 0 0 0 0 2 2X 4 グ軍 28勝20敗 0.583 丸山二三雄

勝利投手 丸山二三雄 10勝9敗
敗戦投手 天保義夫      9勝5敗

二塁打 (急)野口明 (グ)堀井、山本、田川
三塁打 (急)青田

勝利打点 (グ)田川豊 3


田川豊、今季2本目のサヨナラ打

 後楽園の第2試合は天保義夫と丸山二三雄の先発で午後3時13分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は6回まで1安打無得点。丸山のカーブが打てない。

 一方、グ軍は6回まで無得点ではあるが5安打。4回には山本一人監督の中前打と堀井のライト線二塁打で一死二三塁のチャンスを作るが、六番ファースト別所が三振、筒井も遊ゴロに倒れて無得点。

 阪急は7回表、先頭の青田が左中間深く三塁打を放って無死三塁と先制のチャンス到来、しかし野口二郎のニゴロで青田がホームに突っ込むがセカンド安井からの本塁送球にタッチアウト、野口明は三振、坂井豊司が死球を受けて二死一二塁とするが、野口二郎がキャッチャー筒井からの二塁牽制に刺されて無得点に終わる。

 グ軍は8回裏、先頭の河西がバントヒットで出塁、安井の一ゴロをファースト野口明が二塁に悪送球して無死二三塁、田川は四球を選んで無死満塁、ここで山本がレフト線に二塁打を放ち2点を先制する。

 粘る阪急は9回表、先頭の上田が8球目を選んで四球で出塁、山田は遊飛に倒れるが、青田の中前打で一死一二塁、野口二郎は一邪飛に倒れて二死一二塁、野口明がレフト線に二塁打を放ち1点返して1-2として二死二三塁、坂井が左前に逆転の2点タイムリーを放ち3-2とする。

 グ軍は9回裏、先頭の筒井がストレートの四球で出塁、丸山もストレートの四球で無死一二塁、宮崎の投前送りバントを天保が三塁に送球して筒井は三封、一死一二塁となってトップに返り河西の三ゴロをサード坂井が三塁ベースを踏んで丸山が三封、二死一二塁から安井が二遊間に同点タイムリーを放ち3-3、続く田川が右中間を破り二走河西を迎え入れてグ軍が逆転サヨナラ勝ち。

 丸山二三雄は5安打3四球1死球2三振の完投で10勝目をマークする。

 上位チーム同士の戦いは終盤もつれる好ゲームとなった。最後は勢いの差が出たか。

 田川豊はデビュー戦の5月30日のサヨナラ三塁打に続いて今季二本目のサヨナラ打。右中間を抜いたが二走河西がホームインした時点で試合終了となるので記録はシングルヒットになる可能性が高いが、公式記録は「二塁打」となっている。


2020年8月6日木曜日

21年 パシフィックvs巨人 9回戦


7月28日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
0 0 2 0 2 2 0 0  0  6 パ軍 20勝31敗2分 0.377 真田重蔵
0 0 0 0 0 2 0 0 5X 7 巨人 33勝20敗1分 0.623 諏訪裕良 多田文久三

勝利投手 多田文久三 1勝0敗
敗戦投手 真田重蔵   11勝11敗

二塁打 (パ)伊勢川 (巨)多田
三塁打 (パ)喜瀬、白石

勝利打点 なし

猛打賞 (巨)多田文久三 2


巨人がミスに乗じて大逆転

 西宮の第2試合は真田重蔵と諏訪裕良の先発で午後3時5分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。

 パ軍は3回表、先頭の喜瀬正顕が右中間にプロ入り初の長打となる三塁打、真田の三ゴロをサード山川がエラーする間に三走喜瀬が還って1点を先制、トップに返り富松の遊ゴロでランナーが入れ替わり、木暮はストレートの四球、藤井の中前打で一死満塁、森下が押出し四球を選んで2-0とする。

 パ軍は5回表、二死後中谷順次が左前打で出塁、白石が右中間にタイムリー三塁打を放ち3-0、伊勢川も左中間にタイムリー二塁打で続いて4-0とリードを広げる。

 パ軍は6回表、先頭の富松がライトスタンドに第1号ホームラン、続く木暮もライトスタンドに第2号ホームラン、一二番コンビによる連続ホームランで6-0と大きくリードを広げて試合は決まったかに見えたが・・・。

 巨人は6回裏、一死後黒沢が一二塁間内野安打で出塁するとワイルドピッチで二進、中島は四球、多田の中前打で一死満塁、諏訪が押出し四球を選んで1-6、山田潔のニゴロの間に三走中島が還って2-6とする。

 4点差に追い上げた巨人は7回からキャッチャー多田がマスクを脱ぎ捨て二番手のマウンドに上がる。多田の登板は昭和17年以来4年ぶり。多田に代わってマスクを被った戸田吉蔵は昭和18年に2試合だけ出場しているがその時はセカンドで、マスクを被るのはこの試合が初めてであり、更にプロではこの試合が戦後唯一の出場となり、翌年国民リーグの大塚アスレチックスに転ずる。

 多田は7回からの3イニングを1安打1四球2三振無失点に抑えた。

 巨人は9回裏、先頭の山田の当りはニゴロ、これをセカンド喜瀬がエラー、トップに返り坂本茂は四球、宮下信明に代わる代打近藤貞雄が右前打を放って無死満塁と風雲急を告げると、山川の三ゴロをサード中谷が三塁ベースを踏んで一死とする間に三走山田が還って3-6の3点差、川上の二飛を喜瀬が捕球して二死一二塁、黒沢のニゴロで試合終了、と見られたところ喜瀬がエラー、この間に二走近藤が還って4-6の2点差として二死一三塁、中島の右前タイムリーで5-6の1点差としてなおも二死一三塁、ここで多田が右中間に二塁打を放ち三走黒沢が還って6-6の同点、センター富松からの返球が逸れるのを見て三塁に達していた中島がホームに還って巨人が大逆転サヨナラ勝ち。

 サヨナラの得点は富松の悪送球の間のもので勝利打点は「なし」。真田の9回の5失点は自責点ゼロであった。


2020年8月5日水曜日

野球週報2020 その31


7月29日(水) 品川区南埠頭のグラウンドで品川ベースボールクラブの練習。ちょっとバッティング不振なので、打ち込みが必要。

7月30日(木) 休養日

7月31日(金) ジムで筋トレ、体幹、ランニングマシンでのインターバルトレーニング。肩トレはインナーとアウター。足上げ腹筋は150回。

8月1日(土) 練習試合の予定でしたが雨天中止。ということで、秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを4セット、カーブを1セット、スライダーを1セット。

8月2日(日) 休養日

8月3日(月) 秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを3セット、カーブを1セット、スライダーを1セット。

8月4日(火) 休養日

2020年8月4日火曜日

21年 中部日本vsセネタース 7回戦


7月28日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 2 0 0 0 3 0 5 中部 20勝25敗2分 0.444 森井茂 服部受弘 
0 1 0 0 0 0 2 0 1 4 セ軍 20勝33敗 0.377 一言多十 白木義一郎

勝利投手 服部受弘 5勝3敗
敗戦投手 一言多十 4勝9敗

二塁打 (中)加藤
三塁打 (中)加藤 (セ)熊耳

勝利打点 (中)藤原鉄之助 3


二転三転の好ゲーム

 後楽園の第1試合は森井茂と一言多十の先発で午後1時5分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 中部は初回、先頭の古川清蔵はキャッチャーへのフェアフライ、杉浦清監督は三振、しかしキャッチャー熊耳が捕球できず杉浦は一塁に走るが熊耳からファースト飯島に送球されてアウト、小鶴が四球を選んで出塁すると二盗を試みるが熊耳からの送球にタッチアウト。

 中部初回の3つのアウトにキャッチャー熊耳が全て関与した。古川の捕飛で刺殺1個、杉浦の記録は「三振ナットアウト」で熊耳の一塁送球でアウトとなり補殺が1個、小鶴の二盗を刺して補殺が1個で、熊耳は1イニングで刺殺1、補殺2を記録した。これまでの全試合を再調査する必要があるが、プロ野球史上初の可能性は否定できない。少なくとも記憶には無い。無論、三者三振等の1イニング3三振による1イニング3捕殺は除く(三振ナットアウトによる刺殺が含まれている場合も除く)。

*参考:捕手が捕球した三振では捕手に刺殺が記録され、捕手が正規に捕球できなかった場合の「三振ナットアウト」で捕手が打者にタッチした場合は刺殺が、一塁に送球してアウトにした場合は補殺が記録される。

 セ軍は1回裏、先頭の白木の当りは遊ゴロ、これをショート杉浦がエラー、清水喜一郎の投前送りバントは森井が二塁に送球してアウトとなって失敗、飯島の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 セ軍は2回裏、先頭の大下が中前打で出塁、一言のニゴロの間に大下は二進、長持が中前打から二盗に成功して一死二三塁、熊耳の右前タイムリーで1点を先制、鈴木清一の遊ゴロは「6-4-3」と渡って又もダブルプレー。

 中部は4回表、一死後小鶴が四球を選んで出塁、加藤正二の中越え三塁打で1-1の同点、大沢清の右犠飛で2-1と逆転に成功する。

 セ軍は7回裏、一死後熊耳が右中間に三塁打、中部はここで先発の森井から服部受弘にスイッチ、鈴木清一の遊ゴロで三走熊耳がスタートしかけたのを見てショート杉浦が三塁に送球するがセーフ、野選が記録されて一死一三塁、横沢七郎のライト線タイムリーで2-2の同点、鈴木は三塁に進んで一死一三塁、トップに返り白木は三振に倒れて二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて3-2と逆転に成功する。

 中部は8回表、一死後加藤がレフト線に二塁打、大沢が中前に同点タイムリーを放ち3-3、バックホームの間に打者走者の大沢は二塁に進み、セ軍はここで一言をセンターに回してセンターの白木がマウンドに上がり、藤原鉄之助が二遊間を抜けるタイムリーを放ち4-3と再逆転、センター一言からの本塁送球が悪送球となって打者走者の藤原は二塁に進み、岩本の遊ゴロの間に藤原は三進、服部が中前にタイムリーを放ち5-3とする。

 セ軍は8回の守備からキャッチャーを藤原から鈴木秀雄に代えて白木-鈴木秀雄のバッテリーに変わる。

 中部は最終回、一死後鈴木清一がライト線にヒット、横沢のピッチャー強襲ヒットで一死一二塁、トップに返り白木が左前にタイムリーを放ち4-5と1点差、しかし一走横沢が中途半端な走塁となって「(7)5-6-3-6C」でタッチアウト、これはセ軍ファースト大沢清が機敏な動きで二三塁間の挟殺プレーに参加したのが功を奏した。この間に白木は二塁に進んで二死二塁、しかし清水に代わる代打北川圭太郎は三ゴロに倒れてゲームセット。

 下位に低迷しているとはいえ好調チーム同士の対決ということで、二転三転の白熱した好ゲームとなった。セ軍は3併殺を喫し、最終回も横沢の中途半端な走塁など、あと一歩の詰めを欠いたことが敗因となった。