2020年7月11日土曜日

タイガースvsパシフィック 6回戦


7月22日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 1 1 0 1 0 1 0 6 タ軍 31勝17敗 0.646 野崎泰一 呉昌征 
0 0 0 1 0 1 5 0 X 7 パ軍 20勝29敗2分 0.408 湯浅芳彰 井筒研一

勝利投手 井筒研一 7勝11敗
敗戦投手 呉昌征  10勝3敗

二塁打 (タ)渡辺、長谷川御園生、長谷川 (パ)森下、伊勢川、白石
三塁打 (タ)土井垣、金田
本塁打 (パ)中谷順次 1号(満塁)

勝利打点 (パ)中谷順次 1

猛打賞 (パ)伊勢川真澄 2


中谷順次、逆転満塁本塁打 タ軍14連勝でストップ

 第13節の最終戦、西宮の第2試合は野崎泰一と湯浅芳彰の先発で午後3時15分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は2回表、先頭の渡辺誠太郎が左中間に二塁打、御園生がライト線に二塁打を放ち1点を先制、野崎が送りバントを決め、長谷川善三は四球を選んで一死一三塁、トップに返り呉昌征の投ゴロ併殺崩れの間に三走御園生が還って2-0とする。

 タ軍は3回表、先頭の土井垣が左中間に三塁打、本堂が左前にタイムリーを放ち3-0とする。本堂は二塁を欲張りレフト森下重好からの送球にタッチアウト。

 パ軍は4回から湯浅に代わって井筒研一が二番手としてマウンドに上がる。

 タ軍は4回表、先頭の御園生が四球を選んで出塁するが湯浅の牽制に刺されてタッチアウト、野崎も四球を選び、長谷川の中前打で一死一二塁、トップに返り呉昌征の一二塁間ヒットがタイムリーとなって4-0、自慢のダイナマイト打線が着々と加点する。

 敗色濃厚のパ軍は4回裏、一死後主砲森下がライト線に二塁打、中谷順次の遊ゴロの間に森下は三進、伊勢川がセンター右後方に二塁打を放ち1点返して1-4とする。

 タ軍は6回表、先頭の御園生が三遊間にヒット、野崎の投ゴロでランナーが入れ替わり、、長谷川は四球を選んで一死一二塁、トップに返り呉昌征の三前バントが内野安打となって一死満塁、金田の中犠飛で5-1と突き放す。

 パ軍は6回裏、二死後森下が四球で出塁、中谷も四球を選んで二死一二塁、伊勢川が中前にタイムリーを放ち2-5と追い上げる。

 パ軍は7回裏、先頭の松井信勝はニゴロ、井筒も遊ゴロに倒れて二死無走者、トップに返り白石がレフト線に二塁打、富松信彦が四球を選んで二死一二塁、木暮の右前タイムリーで3-5と2点差に迫ると、タ軍は先発の野崎に代えてセンターの呉昌征をマウンドに送り、森下が四球を選んで二死満塁、ここで中谷がレフトスタンドに逆転満塁ホームランを叩き込んで7-5と大逆転。

 タ軍は8回表、一死後長谷川がライト線に二塁打、二死後金田が右越えに三塁打を放ち6-7と1点差に迫る。

 15連勝を狙うタ軍は9回表、一死後藤村冨美男監督が中前打、渡辺の三ゴロでランナーが入れ替わり、代走に小林英一を起用、御園生が四球を選んで二死一二塁と一打同点のチャンス、しかし二走小林がピッチャー井筒からの牽制に刺されてゲームセット。

 中谷順次は昭和13年秋に1本塁打を記録しているが、昭和18年にリーグ最多となる14本の二塁打を放つ中距離打者である。通算記録でも1,083安打で94本塁打、二塁打225本と名中距離打者と言える成績を残している。通算2本目となる本塁打が逆転満塁グランドスラムであった。

 タ軍は14連勝でストップ。この日もダイナマイト打線が着々と加点していったが、「弱点」と言える粗い走塁が敗因となった。3回にタイムリーを放った本堂が二塁を欲張りタッチアウト、4回も御園生が一塁牽制にタッチアウト、9回は代走の小林が決勝のホームを焦ったのか二塁牽制に引っ掛かった。現在首位のタ軍が優勝を逃すとすれば、この「粗い走塁」が原因となるのではないか。

*逆転満塁決勝本塁打を放った中谷順次。1953年阪急時代「中谷演男」の直筆サイン入りカード。

2020年7月9日木曜日

21年 中部日本vsグレートリング  5回戦


7月22日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 0 0 0 0 0 1 2 5 中部 17勝24敗2分 0.415 松尾幸造 服部受弘 
0 2 0 0 0 0 0 4 X 6 グ軍 25勝19敗 0.568 丸山二三雄 長谷川治

勝利投手 丸山二三雄 9勝8敗
敗戦投手 松尾幸造    1勝6敗
セーブ    長谷川治  1

二塁打 (中)大沢、古川、加藤 (グ)宮崎、筒井
三塁打 (グ)堀井

勝利打点 (グ)田川豊 2

猛打賞 (中)古川清蔵 3


長谷川治、好リリーフを見せる

 後楽園の第2試合は松尾幸造と丸山二三雄の両左腕の先発で午後3時丁度、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 中部は初回、先頭の古川清蔵が中前打で出塁、続く杉浦清監督の打席で丸山がボークを取られて無死二塁、杉浦の中前打で無死一三塁、小鶴誠の右犠飛で1点を先制、杉浦もタッチアップから二塁に進み、加藤正二が死球を受けて一死一二塁、大沢清のニゴロで加藤が二封されて二死一三塁、藤原鉄之助の2球目に大沢が二盗を決めて二死二三塁、4球目に三走杉浦がスタートを切って本塁セーフ、二走大沢もスタートを切っており、二死二三塁からのダブルスチールで杉浦がホームスチールを決めて2-0とする。サインは自分で出していたのでしょう。

 グ軍は1回裏、二死後田川豊のヒットと山本一人監督の四球で一二塁とするが、堀井数男は三振に倒れて無得点。

 グ軍は2回裏、先頭の別所昭が右前打で出塁、筒井敬三は一邪飛、丸山は三振に倒れるが、宮崎仁郎がレフト線に二塁打を放って二死二三塁、トップに返り河西俊雄は四球を選んで二死満塁、安井亀和の三ゴロをサード小鶴がタイムリーエラーして1-2、田川の遊ゴロもショート杉浦がタイムリーエラーして2-2の同点に追い付く。

 中部は4回表、先頭の加藤が左前打で出塁、大沢が得意の右打ちを見せて右中間を破る二塁打で無死二三塁、藤原鉄之助の投飛を丸山が落球、走者は動かず無死満塁、しかし加藤が丸山の三塁牽制に引っ掛かって一死一二塁、岩本章の打席なのでスクイズのサインが出ていた可能性がある。岩本が四球を選んで一死満塁と攻め立てるが、松尾は三振、三村勲もニゴロに倒れて無得点。

 中部は8回表、先頭の小鶴が三塁に内野安打、加藤の左中間二塁打で無死二三塁、大沢の中犠飛で均衡を破り3-2と勝ち越す。

 中部は8回裏の守備からサードの小鶴に代えて金山次郎を入れて守備固めに入った。

 グ軍は8回裏、先頭の筒井が左中間に二塁打、丸山の投前送りバントをピッチャー松尾が三塁に送球するが二走筒井は二塁に戻り一塁もセーフ、筒井の「偽走」が野選を誘って無死一二塁、宮崎の送りバントは一飛となって失敗、一死一二塁からトップに返り河西が左前に同点タイムリーを放ち3-3、安井が四球を選んで一死満塁、ここで田川が一前にスクイズ、ファースト大沢がホームに送球するが三走丸山の足が一瞬早くセーフ、犠打と野選が記録されて4-3と逆転に成功、一死満塁から山本の遊ゴロが「6-4-3」と転送されるが一塁セーフ、この間に三走河西に続いて二走安井も生還するグ軍らしい好走塁を見せて6-3とリードを広げる。山本は「併殺崩れ」で「2打点」を記録した。

 中部は9回表、先頭の三村がストレートの四球で出塁、トップに返り古川は左前打、杉浦も右前打で続いて無死満塁、金山に代わる代打西沢道夫が押出し四球を選んで4-6、加藤の初球、2球目とボール、グ軍はここで丸山から長谷川治にスイッチ、加藤は中犠飛を打ち上げて5-6と1点差、二死一二塁から大沢のベース寄りの遊ゴロをショート宮崎が二塁ベースを踏んで一塁に送球、ダブルプレーが完成してゲームセット、グ軍が辛くも逃げ切る。

 好リリーフを見せた長谷川治は4月27日の開幕戦と4月30日の試合でリリーフ登板していたが、それ以降登板が無くこの試合が約3カ月ぶりの登板。千葉茂が「ワシ以上」と認める右打ちの名手大沢清を遊ゴロに仕留めた投球術が高く評価される。

 長谷川は海南中学時代に昭和8年から3年連続エースとしてセンバツ出場。昭和9年は夏も甲子園に出場して神戸一中戦で1四球での無安打無得点を達成した。本日の試合で好走塁を見せた安井亀和は長谷川の3年下の後輩で控え選手としてベンチに入っていた。

 長谷川はプロを卒業後、アマチュア球界の指導者として活躍することになる。母校海南高校の監督として甲子園出場、同じ和歌山県の日高高校監督でも甲子園出場を果たす。市立和歌山商業の監督として出場した昭和40年センバツは藤田平の活躍などで準優勝、決勝では平松の岡山東商業に延長13回の激闘の末サヨナラ負けを喫する。同校では藤田平、正田耕三と後にプロ野球で首位打者を獲得する2人の好打者を育てることになる。

 長谷川のプロでの成績は昭和21年の1年だけの在籍で4試合に登板して9イニングを投げて0勝0敗1セーブ、防御率8.00である。4月27日の阪急戦では1回3分の1を無失点、4月30日の阪急戦は2回3分の1で無失点、7月22日の中部戦では1イニングで無失点と、ここまで4回3分の2で無失点、防御率0.00。ところが、3か月半ぶりの登板となったシーズン終盤の11月3日の巨人戦で4回3分の1を投げて9失点、自責点8を記録してしまった。そのため、通算防御率は8.00となってしまう。

 最後に、何故山本一人監督は全く実績のない長谷川治をこの大事な場面で起用したのであろうか。この試合のグ軍は4連戦の4試合目で、別所は第1戦と第3戦に完投しておりこの試合はファーストで出場しているが登板は不可能、清水秀雄は7月13日のセ軍戦がグ軍在籍時の最後の登板でシーズン後半に中部に移籍するまでマウンドに上がっていない。注ぎ込める投手は松川博爾、長沼要男、長谷川の3人だけであるが、山本監督はこの大事な場面で長谷川が甲子園で記録したノーヒットノーランを思い出したのではないか。長谷川治は、大沢清得意の右打ちを封じ込めて遊ゴロ併殺に打ち取り、山本監督の期待に応えたのでる。

*長谷川治の通算記録を0勝0敗1セーブと記載しましたが、昭和21年当時は「セーブ」は公式記録ではありません。この試合のスコアカードから、当ブログが現在の規定に照らして認定したものですのでご了承ください。

2020年7月8日水曜日

野球週報2020 その27


7月1日(水) 天王洲アイルのグラウンドで品川ベースボールクラブの練習。雨模様の天気で集合人数が少なかったのでいつもよりは短時間でした。

7月2日(木) 3月27日以来ジム復活。体幹、筋トレ、肩トレ、ランニングマシーン。

7月3日(金) 天王洲アイルのグラウンドで草野球、キャッチャーをやって三盗を2個刺しました。打っても二死満塁から左中間をライナーで抜ける二塁打。夕方は家の前の整形外科で右肩にヒアルロン酸注射4回目。

7月4日(土) 天王洲アイルのグラウンド練習試合でキャッチャー。相手は好投手でしたが、会心のセンター前とワンバウンドでピッチャーの頭を超す足で稼いだヒットで2打数2安打。

7月5日(日) 休養日

7月6日(月) 休養日

7月7日(火) 西葛西のトミーバッティングセンターで20分打ち放題1,000円に挑戦。メダルを7枚もらって1セット22球を20分以内で終わらせる。インターバルを取っているヒマはなく、110キロのストレートを150球打ちまくります。

2020年7月7日火曜日

21年 セネタースvs阪急 8回戦


7月22日 (月) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 1 0 2 0 0 0 3 2 8 セ軍 19勝30敗 0.388 一言多十 白木義一郎 
0 1 0 2 0 0 0 0 1 4 阪急 29勝23敗 0.558 天保義夫 笠松実 

勝利投手 白木義一郎 9勝10敗
敗戦投手 笠松実        7勝6敗 

二塁打 (セ)熊耳、大下
三塁打 (急)下社、坂井、山田

勝利打点 なし

猛打賞 (セ)飯島滋弥(4安打)3 (急)山田伝 3、坂井豊司 1


飯島滋弥が4安打

 西宮の第1試合は一言多十と天保義夫の先発で午後1時5分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 セ軍は初回、先頭の白木義一郎が中前打で出塁、鈴木清一が送りバントを決めて一死二塁、続く飯島の遊ゴロの際に二走白木がインターフェアランスを宣告されてアウト、飯島の記録は遊ゴロアウトなので白木が打球に当たったのではなく、ゴロを捕球したショート坂井豊司の守備を妨害したことになる。白木が打球に当たっての守備妨害であれば飯島の記録は内野安打となる。二死一塁に飯島で試合再開、大下は右飛に倒れて無得点。


 阪急は1回裏、先頭の上田が四球を選ぶと二盗に成功、山田伝も四球を選んで無死一二塁、しかし青田は遊飛、野口明は三振、日比野は中飛に倒れてチャンスを生かせず無得点。


 セ軍は2回表、一死後一言が四球を選んで出塁、熊耳の左中間二塁打で一言が還って1点を先制する。


 阪急は2回裏、先頭の下社邦男が右中間に三塁打、坂井が右前に同点タイムリーを放ち1-1と追い付く。


 セ軍は4回表、先頭の飯島が中前打で出塁、大下の右中間二塁打で飯島が還って2-1、阪急ベンチはここで先発の天保から笠松実にスイッチ、長持の一塁線ヒットがタイムリーとなって3-1、一言が送りバントを決め、熊耳は遊飛に倒れるが、石原光男はストレートの四球、清水喜一郎も四球を選んで二死満塁、しかしトップに返り白木は左飛に倒れて追加点はならず。


 阪急は4回裏、先頭の日比野がストレートの四球で出塁、下社は右飛に倒れるが、坂井が中越えにタイムリー三塁打を放ち2-3、荒木茂は四球、笠松が中前に同点タイムリーを放ち3-3と再度追い付く。


 阪急は6回裏、先頭の下社が中前打で出塁、坂井も中前打を放って無死一二塁、セ軍ベンチはここで先発の一言をセンターに回し、センターの白木をマウンドに呼び寄せると、荒木の三ゴロは「5-4-3」と転送されてダブルプレー、笠松も遊飛に倒れて無得点。


 阪急は7回裏、一死後山田が中前打から二盗に成功、青田の右前打で一死一三塁、青田が二盗を決め、野口明に代わる代打野口二郎が四球を選んで一死満塁、しかし日比野の二飛に二走青田が飛び出しておりダブルプレー。


 セ軍は8回表、先頭の飯島の当りはショートへの内野安打、ショート坂井の一塁悪送球が加わって打者走者の飯島は二塁に進んで無死二塁、大下はストレートの四球、これは敬遠でしょう。無死一二塁から長持は初球を打って行ってファウル、セ軍横沢三郎監督はここで代打に弟の横沢七郎を起用、横沢の送りバントが野選を誘って無死満塁、横沢に代走黒尾重明を起用、一言の遊ゴロをショート坂井が本塁に悪送球、三走飯島に続いて二走大下も還って5-3と勝ち越し、一走黒尾は三塁に、打者走者の一言は二塁に進んで無死二三塁、熊耳の中犠飛で1点追加して6-3とする。二走一言も「タッチアップから三塁に進んで一死三塁、続く石原の中飛で珍しく「8-5-4C」のダブルプレーが記録された。大きな飛球で三走一言がタッチアップからスタートを切ってセンター山田からのバックホームを中継に入ったサード荒木が捕球して三塁ベースに引き返した一言を三塁で刺したのなら三塁ベースカバーにはショート坂井が入っているはずである。三塁ベースカバーにセカンド上田が入ったということは、ショート坂井は打球を追っていたことになるので、センターとショートの間への浅い飛球に対して三走一言がタッチアップからスタートを切ったが中途半端な走塁となり、セカンド上田が三塁ベースカバーに入ったということか。上田はこれを予期して打球が上がった瞬間に三塁ベースカバーに走っていたと考えられる。そうでなければ間に合わないはずであり、これは上田のファインプレーである。


 セ軍は9回表、先頭の清水が右前打で出塁、トップに返り白木が送って一死二塁、二死後飯島の中前タイムリーで7-3、大下の中前打で飯島が三塁に進んで二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて8-3とする。この時キャッチャー日比野からの二塁送球は悪送球となり、大下は二塁から三塁、更にホームも狙うがショート坂井からの本塁送球にタッチアウト。飯島には「本盗」、大下には「二盗」が記録されている。


 阪急は最終回、山田の三塁打と野口二郎のタイムリーで1点返すがここまで。6回、7回のチャンスを併殺で逃したのが痛かった。


 リリーフの白木義一郎は4イニングを5安打1四球無三振1失点に抑えて9勝目をマークする。この日は飯島滋弥が4安打、大下もホームランダービートップに躍り出てきており、役者が揃ったセ軍は勢いが出てきた。


*「8-5-4C」の場面。左上の「C」は、「三番打者(C)飯島が遊失で生還した際に二塁に進んだこと」を表し、「8-5-4C」の「C」は三塁ベースを表す。すなわち、セカンド上田が三塁ベースカバーに入ったことを意味する。慶應式スコアの基本です。


2020年7月1日水曜日

野球週報2020 その26


6月24日(水) 天王洲アイルのグラウンドで品川ベースボールクラブの練習。4時間みっちりやりました。

6月25日(木) 休養日


6月26日(金) 家の前の整形外科で右肩にヒアルロン酸注射3回目。


6月27日(土) 秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを3セット、カーブを1セット、スライダーを1セット。


6月28日(日) お台場一周10キロランニング。


6月29日(月) 休養日


6月30日(火) 走りに行こうと思ったら雨だったので休養日。



2020年6月30日火曜日

21年 ゴールドスターvs巨人 7回戦


7月22日 (月) 後楽園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ゴ軍 15勝27敗1分 0.357 内藤幸三 江田孝 
0 0 1 0 0 0 3 0 X 4 巨人 31勝18敗1分 0.633 諏訪裕良 

勝利投手 諏訪裕良 5勝5敗
敗戦投手 内藤幸三 5勝13敗 

勝利打点 (巨)川上哲治 1

猛打賞 (巨)中島治康 2


諏訪裕良、1安打完封

 第13節最終日、後楽園の第1試合は内藤幸三と諏訪裕良の先発で午後1時4分、桝球審の右手が上がりプレイボール。

 ゴ軍は初回、先頭の中村信一が中前打で出塁、酒沢のニゴロでランナーが入れ替わり、坪内の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。


 巨人は1回裏、山川と川上のヒットを生かせず無得点。2回も先頭の中島がヒットで出るが後続が倒れて無得点。


 巨人は3回裏、この日一番センターに起用された坂本茂が四球を選んで出塁、続く山川は三振に倒れるが、そのスリーストライク目に坂本が二盗に成功、千葉は一飛に倒れて二死二塁、ここで川上が右前に先制タイムリーを放ち1-0とリードする。


 巨人先発の諏訪は2回、3回と三者凡退。4回一死後、酒沢の捕邪飛を多田が落球してエラーが記録されるが、諏訪は酒沢を中飛に打ち取り、坪内も中飛に倒れて三者凡退。


 諏訪は5回も三者凡退に抑えてここまで15人で終える。


 ゴ軍は6回表、先頭の大友一明がストレートの四球で出塁、辻功の送りバントで初めてスコアリングポジションに走者を送り、坂本勲の遊ゴロの間に大友は三進、トップに返り中村が四球を選んで二死一三塁、しかし酒沢が右飛に倒れて無得点。


 ゴ軍は7回表、先頭の坪内が四球を選んで出塁、菊矢吉男は右飛に倒れ、坪内が二盗に成功、末崎正隆は左飛に倒れて二死二塁、内藤が四球を選び、大友に代わる代打石田光彦もストレートの四球で二死満塁、しかし辻は遊ゴロに倒れて無得点。


 巨人は7回裏、先頭の宮下信明が右前打で出塁、諏訪が四球を選んで無死一二塁、トップに返り坂本がセオリー通り三前に送りバントを決めて一死二三塁、山川の三ゴロをサード中村が一塁に悪送球する間に三走宮下に続いて二走諏訪も還って3-0、打者走者の山川は二塁に進み、続く千葉がレフト線にタイムリーを放ち4-0とリードを広げる。


 7回まで初回先頭打者の中村信一にヒットを許しただけの諏訪は8回も三者凡退のピッチング。


 諏訪裕良は9回表、先頭の坪内を遊ゴロに打ち取り、菊矢をストレートの四球で歩かせるが、末崎をニゴロ併殺に打ち取って、1安打6四球1三振でプロ入り初完封。


 諏訪(後の高野)投手のご子息は、現在は私と還暦野球「品川ベースボールクラブ」のチームメイトです。70歳を超えていますが、鋭いスウィングで打球スピードはチームNo1。血は争えません。チームの「理事」として還暦野球連盟との対応をされており、私が「理事補助」としてサポートしています。



2020年6月29日月曜日

21年 グレートリングvs巨人 8回戦


7月21日 (日) 後楽園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 1 2 1 1 1 1 0 1 8 グ軍 24勝19敗 0.558 別所昭 
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 巨人 30勝18敗1分 0.625 中尾輝三 宮下信明 

勝利投手 別所昭     6勝3敗
敗戦投手 中尾輝三 5勝5敗 

二塁打 (グ)堀井、山本、坂本2、宮崎、別所

勝利打点 (グ)堀井数男 5

猛打賞 (グ)筒井敬三 2、阪本政数(4安打)1


グ軍、ねちっこく加点

 後楽園の第2試合は別所昭と中尾輝三の先発で午後3時13分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 グ軍は2回表、先頭の山本一人監督が中前打、センター呉新亨がファンブルして無死二塁、堀井数男のライト線二塁打で1点を先制する。


 グ軍は3回表、二死後安井亀和が四球を選んで出塁、田川豊もストレートの四球で二死一二塁、山本の左中間二塁打で二者還り3-0とする。


 グ軍は4回表、一死後筒井敬三が中前打で出塁、阪本政数が左前打、これをレフト黒沢俊夫が後逸する間に一走筒井が還って4-0、記録はワンヒットワンエラー。


 グ軍は5回表、先頭の安井が右前打で出塁、田川の三前バントが内野安打となって無死一二塁、山本はストレートの四球で無死満塁、堀井は捕邪飛に倒れるが、別所の右犠飛で5-0とする。


 グ軍は6回表、先頭の阪本が右中間に二塁打、続く宮崎仁郎もレフトに二塁打を放ち6-0とする。巨人ベンチはここで先発の中尾から宮下信明にスイッチ。


 グ軍は7回表、二死後筒井が中前打で出塁、坂本が2打席連続となる二塁打をライト線に放ち、筒井が一気にホームに還って7-0とする。


 巨人は7回裏、一死後山田潔が四球を選んで出塁、トップに返り呉新亨のニゴロでランナーが入れ替わり、山川喜作の右前打で二死一三塁、千葉の中前タイムリーでようやく1点返して1-7とする。


 グ軍は9回表、二死後別所が左中間に二塁打、筒井の左前打で二死一三塁、阪本のこの日4本目のヒットがレフト線タイムリーとなって8-1としてグ軍が快勝。


 別所昭は6安打8四球2三振の完投で6勝目をあげる。


 阪本政数が5打数4安打2打点、二塁打2本の活躍。阪本は今季通算8安打の成績を残してプロの世界を去ることになるが、その半分をこの試合で記録した。


 実況のとおりグ軍はねちっこく加点した。これをやられると相手チームは戦意を喪失するが、相手の嫌がるとことをやるのは勝負の鉄則。鶴岡野球の真骨頂と言える試合であった。この試合は一番センター河西俊雄、二番セカンド安井亀和、三番ライト田川豊のオーダーであったが、この3人が一番から三番を組むのはこの試合が初めてであり、この後シーズン終了まで、一二番の入れ替わりはあるがこの3人が一番から三番に固定されることになる。戦後初年度のグ軍機動力野球の骨格が固まってきた。


 グ軍は勝率5割前後をウロウロしていたが、4連勝でいつの間にか三強に迫ってきた。



2020年6月27日土曜日

21年 阪急vsパシフィック 10回戦


7月21日 (日) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 2 4 0 0 2 1 4 0 13 阪急 29勝22敗 0.569 野口二郎 
0 0 0 0 0 3 0 0 1  4  パ軍 19勝29敗2分 0.396 真田重蔵 

勝利投手 野口二郎   8勝7敗
敗戦投手 真田重蔵 11勝9敗 

二塁打 (急)青田2、野口二郎、荒木、野口明 (パ)富松、森下
本塁打 (パ)森下重好 3号

勝利打点 なし

猛打賞 (急)山田伝 2、青田昇(4安打)8、野口明(5安打)2


阪急打線、久々の爆発

 西宮の第2試合は野口二郎と真田重蔵の先発で午後2時57分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は初回、二死後青田昇が右中間に二塁打を放つが、四番ピッチャー野口二郎はニゴロに倒れて無得点。


 阪急は2回表、先頭の野口明が中前打で出塁、日比野武は左飛に倒れるが、下社邦男も中前打、坂井豊司が死球を受けて一死満塁、荒木茂は二飛に倒れて二死満塁、トップに返り上田藤夫のニゴロをファースト藤村隆男が後逸する間に三走野口明に続いて二走下社も還って2点を先制する。これが決勝点であるが上田には打点が記録されていないので勝利打点は「なし」となる。


 阪急は3回表、先頭の青田が右前打で出塁、野口二郎は右飛に倒れるが、野口明の右前打で一死一三塁、日比野の左前タイムリーで3-0、野口明は三塁に進み、下社も中犠飛で4-0、坂井が左前打で続き、荒木の遊ゴロが野選を誘って二死満塁、トップに返り上田が右前に2点タイムリーを放ちこの回4点、6-0とリードする。


 阪急は6回表、一死後野口明が二塁に内野安打、日比野の左前打で一二塁、下社の右前タイムリーで7-0、坂井は三邪飛に倒れて二死一二塁、荒木の右中間二塁打で1点追加、8-0とする。結果的にこの回の追加点が大きかった。


 パ軍は6回裏、一死後白石敏男が三塁に内野安打、富松信彦の右中間二塁打で一死二三塁、木暮力三は浅い右飛に倒れて二死二三塁、森下重好がレフトスタンドに第3号スリーランを叩き込んで3-8と追い上げる。


 阪急は7回表、青田と野口明の二塁打で1点追加して9-3と突き放す。


 阪急は8回表、先頭の下社の当りはニゴロ、これをセカンド喜瀬正顕がエラー、坂井のニゴロの間に下社は二進、荒木は中飛に倒れて二死二塁、ここから怒涛の連打、トップに返り上田が左前にタイムリー、上田が二盗を決め、山田伝が三塁線にヒットを放ち一三塁、青田が左前にタイムリー、野口二郎も左前にタイムリー、野口明も中前にタイムリーを放ってこの回4点、13-3とする。


 パ軍は最終回、先頭の木暮が右前打、森下が左中間にタイムリー二塁打を放ち4-13とするが反撃もここまで。


 野口二郎は7安打無四球無三振の枯れた投球で完投、8勝目をあげる。戦後になって技巧派に転向した。


 真田重蔵も9回を完投して被安打は22本。「Wikipedia」の「日本プロ野球記録の一覧」によるとこの記録は1試合最多被安打記録とのことである。また、NPBホームページに掲載されている「歴代最高記録」によると、昭和21年に真田が記録するシーズン被安打422本は歴代最多記録となる。


 阪急はシーズン当初からトップを走り、現在も三位をキープしているが、打線は不振でここまで全球団最多の9つの完封負けを記録している。今季阪急打線が二桁得点を記録したのは4回目であるが、5月27日のグ軍戦と6月27日のタ軍戦は10対11で敗れており、二桁得点で快勝したのは6月10日の中部戦で13対2で勝って以来、2度目のこととなる。


 野口明が5安打、青田昇が4安打、山田伝が3安打と3人が猛打賞を記録。2020年6月13日付け「21年 タイガースvs阪急 8回戦」において、復帰した青田について「打撃不振の阪急だけにカンフル剤となるか注目される。」と書かせていただきましたが、当ブログの予言が的中しました。もちろん、この試合を知っていて書いたのではありません。時系列を追って、状況を判断すれば、このような予言も可能となります(笑)。


 パ軍では森下重好がチームの全得点を叩き出し4打数2安打4打点、二塁打1本、本塁打1本。この試合は二塁打が多い藤井勇が欠場しており、パ軍唯一の長距離砲として孤軍奮闘の活躍であった。野口二郎とは相性が良く、5月30日の第2号も野口から放ったものである。コントロールが良く球質が軽いことが要因であろう。



2020年6月26日金曜日

21年 ゴールドスターvs中部日本 8回戦


7月21日 (日) 後楽園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 0 0 1 0 2 0 0 0 3 ゴ軍 15勝26敗1分 0.366 石田光彦 
0 2 1 0 1 0 0 0 X 4 中部 17勝23敗2分 0.425 西沢道夫 服部受弘 

勝利投手 西沢道夫 4勝6敗
敗戦投手 石田光彦 9勝11敗
セーブ     服部受弘 2 

二塁打 (ゴ)坂本、坪内 (中)杉浦、西沢
三塁打 (中)藤原

勝利打点 (中)藤原鉄之助 2


西沢道夫、今季初の好投

 後楽園の第1試合は石田光彦と西沢道夫の先発で午後1時3分、桝球審の右手が上がりプレイボール。

 中部は7月14日の巨人戦で昭和15年以来6年ぶりの出場を果たした山本尚敏が戦後初スタメンで七番セカンドに入る。更に、九番レフトには昭和15年以来6年ぶり、戦後初出場となる石田政良を起用する。石田は昭和15年の盗塁王であった。


 この試合では両軍に「石田姓」が登城するのでご注意を。


 ゴ軍は2回表、先頭の菊矢吉男がピッチャー強襲ヒット、末崎正隆は左飛に倒れて一死一塁、石田光彦は三振、スタートを切っていた菊矢はキャッチャー藤原鉄之助の強肩に刺されて三振ゲッツー。


 中部は2回裏、先頭の大沢清が中前打、センター坪内道則が珍しくファンブルして無死二塁、藤原が左中間に三塁打を放ち1点を先制、昭和15年以来6年ぶりの打席となる山本は浅い中飛に倒れるが、西沢の中飛は犠牲フライとなって2-0とする。


 中部は3回裏、先頭の古川清蔵がストレートの四球で出塁、杉浦清監督のタイムリー中越え二塁打で3-0とする。


 ゴ軍は4回表、先頭の酒沢政夫が四球を選んで出塁、坪内は中飛に倒れ、菊矢の遊ゴロをファースト大沢が落球して一死一二塁、二走酒沢が西沢の牽制に刺されて二死一塁、末崎の右前打で一走菊矢は三塁に進んで二死一三塁、石田光彦の右前タイムリーで1点返して1-3とする。


 中部は5回裏、先頭の西沢がレフト線に二塁打、石田政良がベテランらしく三前にきっちりと送りバントを決めて一死三塁、トップに返り古川が四球を選んで一死一三塁、杉浦の遊ゴロ併殺崩れの間に三走西沢が還って4-1と突き放す。


 ゴ軍は6回表、先頭の菊矢が四球を選んで出塁、末崎は三振に倒れるが、石田光彦が右前打を放って一死一二塁、辻功の中前打で一死満塁、大崎欣一に代わる代打内藤幸三が中前に2点タイムリーを放ち3-4の1点差、一走辻が二塁ベースを回ると、センター古川からの返球をカットしたピッチャー西沢が二塁ベースカバーのショート杉浦に送球、タイミングはアウトであったが杉浦が落球してセーフ、一死一二塁から坂本勲のピッチャー返しを西沢が弾くとショート杉浦がナイスカバーを見せて一塁アウト、二死二三塁からトップに返り中村信一は二飛に倒れて同点はならず。ショートの杉浦監督はこの日2エラーであったがここは好守備を見せた。


 ゴ軍は8回表、先頭の末崎が左前打を放つと代走に早川平一を起用、二死後大友一明の遊ゴロを杉浦がこの日3個目のエラーで二死一二塁、中部はここで西沢から服部受弘にスイッチ、坂本の当りはファーストライナーでスリーアウトチェンジ。


 ゴ軍は最終回、一死後酒沢が四球を選んで出塁、坪内のライト線二塁打で酒沢が一気にホームを狙うが、ライト加藤正二からの送球を中継したファースト大沢がホームに好返球してタッチアウト、最後は菊矢が三ゴロに倒れて中部が辛くも逃げ切る。


 服部のリリーフを仰いだものの、西沢道夫は7回3分の2を10安打4四球2三振3失点に抑えて4勝目をあげる。西沢は今季ここまで83回3分の1を投げて被安打80本、与四球73個、与死球4個と、ほぼ1イニングに2人の走者を出す投球内容であったが、この日はコントロールが定まり、10安打は許したものの今季初の好投を見せた。打っては第1打席で追撃の犠牲フライ、第2打席は追加点のきっかけとなる二塁打を放つ活躍で、徐々に打者転向への布石が打たれている。



「キッチン南海」閉店


 神田神保町すずらん通りの「キッチン南海」が本日閉店。

 私は千葉県市川市から千代田区の一ツ橋中学に通っていたので、御茶ノ水駅から坂を下りて駿河台下を右折して「すずらん通り」を通るのが通学路でした。少し裏の「書泉グランデ」の地下1階には「ベースボールマガジン社」のコーナーがあり、そこで「日本野球創世記」や「タイ・カップ自伝」(現在は「カッブ」表記が一般的になっていますが、同著のタイトルは「カップ」)や「プロ野球三国志」を買って貪り読みました。


 中学当時に「キッチン南海」があったかどうかははっきりと覚えていませんが、大学時代から通っているので「キッチン南海」歴は軽く40年を超えます。「カツカレー」と「チキンカツしょうが焼き」がお気に入りですね。


 ミズノに寄って野球道具をチェックしたり、野球殿堂博物館まで行って資料を漁ったり、その中継地点が「キッチン南海」です。ネットニュースによると、社長が南海の鶴岡監督のファンだったことが店名の由来とのことです。料理長が店を引き継いで再開するらしいので、またカツカレーを食べに行きましょう(笑)。



2020年6月23日火曜日

野球週報2020 その25


6月17日(水) 天王洲アイルのグラウンドで品川ベースボールクラブの練習。本拠地での練習は3月25日以来です。

6月18日(木) 休養日


6月19日(金) 家の前の整形外科で右肩にヒアルロン酸注射2回目。ヒアルロン酸は5週連続が基本です。夕方は素振り30本で明日からの奈良遠征の最終調整。


6月20日(土)、21日(日) 奈良遠征。6時15分目黒発の車で6時間後に到着。昨年の神戸遠征全国大会準優勝の時はキャッチャーが1人で3日で4試合のため膝を故障したので、今回は私が控えキャッチャーとして参加しました。キャッチャー道具の長距離移動は大変です。公式戦でキャッチャーをやったのは44年ぶりですね(笑)。試合はトラブルの連続でしたが、秋の全国大会2年連続出場が決まりました。


6月22日(月) 休養日


6月23日(火) 休養日。秋のリーグ戦は9月開始が決定しました。7月からジムで筋トレを再開する予定です。感染が心配ではありますが・・・。



21年 タイガースvsセネタース 8回戦


7月21日 (日) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 2 0 0 0 0 0 1 0 3 タ軍 31勝16敗 0.660 藤村冨美男 
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 セ軍 18勝30敗 0.375 一言多十 

勝利投手 藤村冨美男 7勝0敗
敗戦投手 一言多十     4勝7敗 

三塁打 (セ)飯島、熊耳

勝利打点 (タ)呉昌征 3


藤村監督の力投でタ軍14連勝

 第13節4日目は東西で4試合。西宮の第1試合は藤村冨美男監督と一言多十の先発で午後1時2分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、先頭の呉昌征の当りは遊ゴロ、これをショート石原光男がエラー、金田の左前打で無死一二塁、土井垣は捕邪飛、本堂は一邪飛、藤村が四球を選んで二死満塁、しかし渡辺誠太郎は遊ゴロに倒れて無得点。


 セ軍は1回裏、二死後飯島がセンター左奥に三塁打、藤村監督は前日2本塁打の大下と勝負、大下は投飛に倒れて無得点。


 タ軍は2回表、一死後長谷川善三が中前打で出塁、御園生の右前打で一死一二塁と下位打線でチャンスを作ると、トップに返り呉昌征が中前に先制タイムリーを放ち1-0、センター白木の返球が逸れる間に一走御園生は三塁に進んで一死一三塁、金田の中犠飛で2-0とする。


 セ軍は2回裏、先頭の長持の当りは遊ゴロ、これをショート長谷川がエラーして長持は二塁に進むが、一言は左飛、清水喜一郎は三振、藤村の二塁牽制に長持が刺されてスリーアウトチェンジ。


 セ軍は3回裏、先頭の熊耳のショートゴロを長谷川が一塁に悪送球して熊耳は二進、しかし石原は三振、トップに返り白木は左飛、鈴木清一は四球を選んで二死一二塁、飯島が左飛に倒れてスリーアウトチェンジ。


 セ軍は6回裏、先頭の白木が四球を選んで出塁、しかし鈴木の投ゴロが「1-6-3」と渡ってダブルプレー、飯島は遊飛に倒れてスリーアウトチェンジ。


 タ軍は8回表、先頭の呉昌征が四球で出塁、金田の三塁線の緩いゴロをサード鈴木が一塁に送球するがセーフで内野安打、一走呉は三塁に走り、ファースト飯島が三塁に送球するが悪送球となって呉が生還、3-0とリードを広げる。


 セ軍は8回裏、先頭の清水が二遊間にヒットで出塁するが二盗に失敗、直後に熊耳が右中間に三塁打、石原に代わる代打黒尾の三ゴロで三走熊耳がホームに突っ込み、サード本堂がバックホームするがセーフ、しかもこれが悪送球、野選とエラーが記録されて1-3として一死二塁、しかしトップに返り白木は右飛、鈴木は遊ゴロに倒れて反撃もここまで。


 藤村冨美男監督は最終回を三者凡退に抑えて3安打2四球5三振の完投で無傷の7連勝を飾る。


 セ軍は走者を出しながら、走塁と守備に細かなミスが目立って惜敗。


 タ軍はこれで14連勝。この間の打撃成績は519打数184安打でチーム打率は3割5分5厘。


109得点、60失点なので投手力の弱さをダイナマイト打線がカバーしているのは明らかであるが、呉昌征と藤村冨美男の野手兼任投手の好投による勝利もある。第13節も4連勝であるが、3対1、3対2、10対6、3対1の勝利であり、ダイナマイト打線の勢いが落ちてきているのが気になる。


2020年6月22日月曜日

21年 阪急vsセネタース 7回戦


7月20日 (土) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計 
0 0 2 0 0 0 4 0 0   6  阪急 28勝22敗 0.560 笠松実 天保義夫 森弘太郎 
2 0 3 0 5 0 0 0 X 10 セ軍 18勝29敗 0.383 黒尾重明 白木義一郎 

勝利投手 黒尾重明 6勝10敗
敗戦投手 笠松実     7勝5敗
セーブ    白木義一郎 1 

二塁打 (セ)熊耳
三塁打 (急)荒木 (セ)長持
本塁打 (セ)大下弘 6号、7号

勝利打点 (セ)大下弘 3

猛打賞 (セ)飯島滋弥 2


虹のアーチ

 西宮の第2試合は笠松実と黒尾重明の先発で午後3時20分、金政主審の右手が上がりプレイボール。

 セ軍は初回、先頭の白木が三塁への内野安打で出塁すると二盗に成功、鈴木清一は二飛に倒れるが、飯島が中前に先制タイムリーを放ち1-0、大下は遊飛に倒れるが、長持栄吉が右中間に三塁打を放ち2-0とリードする。


 阪急は3回表、一死後笠松が左前打で出塁、トップに返りも上田藤夫も左前打、山田伝はストレートの四球で一死満塁、青田の遊ゴロは「6-4-3」と転送されるがセカンド清水喜一郎の一塁送球が悪送球となる間に三走笠松に続いて二走上田も還って2-2の同点に追い付く。三走笠松の得点には自責点が付いて青田にも1打点が記録された。


 セ軍は3回裏、先頭の鈴木が4球ファウルで粘った末に四球で出塁、飯島のレフト線ヒットで無死一二塁、大下がライトポール際にライナーで飛び込む第6号スリーランを叩き込んで5-2と勝ち越す。


 セ軍は4回裏、先頭の石原光男が中前打、阪急ベンチはここで笠松から天保義夫にスイッチ、天保が後続を3人で抑えて無得点。


 セ軍は5回裏、先頭の大下が今度は右中間に大きな弧を描く第7号ソロホームランを叩き込んで6-2、長持は投ゴロに倒れるが、黒尾が左前打、清水も中前打を放って一死一二塁、熊耳武彦がレフト線にタイムリー二塁打を放ち7-2、一死二三塁から石原の三ゴロの間に三走清水が還って8-2、二死三塁からトップに返り白木の遊ゴロをショート坂井豊司がエラーして9-2、鈴木が中前打を放って二死一二塁、飯島の中前タイムリーでこの回5点、10-2と大きくリードする。


 阪急は6回から森弘太郎が三番手のマウンドに上がり、8回まで無失点の好投を見せる。

 阪急は7回表、一死後坂井がストレートの四球で出塁、荒木茂が右中間に三塁打を放ち、ライトからの返球を中継したセカンド清水が三塁に悪送球して一走坂井に続いて三塁打の荒木まで生還して4-10、続く森が二塁に内野安打、トップに返り上田は四球、山田も右前打で続いて一死満塁、セ軍ベンチはここで白木をセンターからマウンドに呼び寄せて先発の黒尾はベンチに下がり、青田が中前に2点タイムリーを放ち6-10まで追い上げたが、この後は白木が阪急打線に得点を許さずセ軍が快勝した。

 大下が3回のライナーの決勝スリーランに続いて5回には大きな弧を描く「虹のアーチ」で2打席連続ホームラン。加藤正二、古川清蔵の5本と並んでいたがこれでホームランダービートップに立った。「大下時代」の幕開けである。



*三原脩著「勝つ 戦いにおける“ツキ”と“ヨミ”の研究」には、「大下も王と同じように、バックスイングのさい、右足をヒョイともちあげた。ただし、王ほど長い時間ではない。ヒッチするといった方がいいかも知れない。」と書かれている。写真は急映時代の直筆サイン入りカード。“ヒッチ”する、天才ならではのテークバックから“虹のアーチ”を量産した。




角度を変えるとこうなります。こちらは東急時代。



2020年6月19日金曜日

21年 グレートリングvs中部日本 4回戦


7月20日 (土) 後楽園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 1 1 0 0 0 0 0 2 4 グ軍 23勝19敗 0.548 長沼要男 丸山二三雄 
1 0 0 1 0 0 0 0 0 2 中部 16勝23敗2分 0.410 森井茂 

勝利投手 丸山二三雄 8勝8敗
敗戦投手 森井茂        8勝7敗 

二塁打 (グ)安井、別所2、河西 (中)加藤
本塁打 (中)古川清蔵 5号

勝利打点 (グ)安井亀和 3


ツーランスクイズ

 後楽園の第2試合は長沼要男と森井茂の先発で午後2時49分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 中部は初回、先頭の古川清蔵がツーボールワンストライクからの4球目をレフトスタンドに第5号ホームラン、1点を先制する。


 グ軍は2回表、一死後堀井数男の当りは遊ゴロ、これをファースト大沢清が落球、田川豊が三前にバントヒット、ここでダブルスチールを試みるがキャッチャー藤原鉄之助からの三塁送球に堀井はタッチアウト、二死二塁から筒井敬三が三塁に内野安打、筒井が二盗を決めて二死二三塁、長沼の三ゴロをサード小鶴誠が一塁に悪送球して三走田川が生還、1-1の同点とする。続く宮崎仁郎が何をやらかしたのかインターフェアランスを取られてスリーアウトチェンジ。


 グ軍は2回の攻撃で長沼要男に代走長谷川治を送ったので、2回から丸山二三雄がマウンドに上がる。


 グ軍は3回表、一死後安井亀和が左中間に二塁打、別所の遊ゴロの間に安井は三進、山本一人監督の中前タイムリーで2-1と勝ち越す。


 中部は4回裏、先頭の加藤正二がライト線に二塁打、大沢が得意の右打ちでライト線にタイムリーを放ち2-2の同点に追い付く。


 中部打線は5回以降、リリーフ丸山に抑えられて無安打。


 グ軍は5回から8回まで4安打と毎回チャンスを作るが、6回には先頭打者で二塁打を放った別所が堀井のゴロに当たって守備妨害を取られるなどの走塁ミスもあって無得点。


 グ軍は9回表、先頭の丸山が右前打で出塁、宮崎の投前送りバントはピッチャー森井が二塁に送球して丸山は二封、トップに返り河西俊雄がレフト線に二塁打を放って一死二三塁、ここで安井が投前にスクイズ、二走河西もホームに還るツーランスクイズが決まって4-2とリードする。安井には犠打と2打点が記録された。


 2回からロングリリーフとなった丸山二三雄は8イニングを3安打4四球4三振で1失点、8勝目をマークする。2回にサード山本、7回にはショート宮崎のファインプレーで共に先頭打者を出塁させなかったことが大きかった。


 森井茂も11安打を打たれながら最後まで粘ったが、最後はグ軍の奇襲攻撃にしてやられた。


 近年における「ツーランスクイズ」と言えば2018年の第100回夏の甲子園準々決勝、9回裏まで近江に1点ビハインドの金足農業が決めた「逆転サヨナラツーランスクイズ」となるが、世論を沸かせたのは1973年夏の甲子園で迫田監督率いる広島商業が日田林工戦で決めた「ツーランスクイズ」である。この後しばらくの間、高校野球では「ツーランスクイズ」が大流行となった。


 9回表に安井が決めたスクイズはプロ野球史上初の「ツーランスクイズ」である可能性が高い。昭和18年9月22日の大和vs朝日戦で大和6回裏の攻撃、一死満塁から小松原博喜が二塁前にバントを決めて三走金子勝に続いて二走髙橋吉雄がホームに還っているが、小松原の記録は内野安打となっている。山内以九士のスコアには「BN」と書かれているので小松原の「ツーランスクイズ」であった可能性もあるが、二塁前へのプッシュバントで内野安打となる間に二走高橋もホームインしたとも考えられるので、「ツーランスクイズ」との断定は難しい。


 この試合については「日本野球年鑑」に「珍しくスクイズで一挙二点を得て」と書かれており、安井は一塁アウトで犠打と2打点が記録されているので「ツーランスクイズ」であったことは間違いない「事実」であるが、この当時「ツーランスクイズ」の「認識」があったかどうかは不明。中島治康の「三冠王」も昭和13年当時は「三冠王」の認識が無く、後に認定されたものであった。



*参照:2018年8月18日付け「甲子園100回シリーズ その12「逆転サヨナラツーランスクイズ」 」

http://shokuyakyu.blogspot.com/2018/08/10012.html

2020年6月18日木曜日

21年 パシフィックvsタイガース 5回戦


7月20日 (土) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計 
0 0 0 2 1 0 0 0 0   3 パ軍 19勝28敗2分 0.404 真田重蔵 井筒研一 
4 1 4 0 2 0 2 0 X 13 タ軍 30勝16敗 0.652 渡辺誠太郎 野崎泰一 

勝利投手 渡辺誠太郎 7勝7敗
敗戦投手 真田重蔵   11勝8敗
セーブ     野崎泰一   3 

二塁打 (パ)森下 (タ)金田、土井垣2、御園生

勝利打点 (タ)金田正泰 4

猛打賞 (タ)金田正泰 8、土井垣武 6、御園生崇男 2


タ軍、22安打で13連勝

 西宮の第1試合は真田重蔵と渡辺誠太郎の先発で午後1時10分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 パ軍は初回、先頭の木暮の当りは投ゴロ、これを渡辺がエラー、6月7日以来の出場となる富松信彦が四球を選んで一死一二塁、藤井は右飛に倒れるが、森下の三遊間ヒットで一死満塁、しかし白石のニゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー。


 タ軍は1回裏、先頭の呉昌征が左前打で出塁、金田正泰が左中間に先制のタイムリー二塁打を放ち1-0、土井垣も右越えにタイムリー二塁打を放ち2-0、ワイルドピッチで土井垣は三進、本堂の右犠飛で3-0、二死無走者から藤村冨美男監督が右前打、渡辺の中前打で二死一二塁、長谷川善三の右前タイムリーで1点追加してこの回4点を先制する。


 タ軍は2回裏、先頭の御園生が中前打で出塁、一死後金田が右前打、土井垣が四球を選んで一死満塁、本堂の中前タイムリーで5-0とする。


 タ軍は3回裏、先頭の長谷川がストレートの四球で出塁、パ軍ベンチはここで真田から井筒研一にスイッチ、高山泰夫の右前打で無死一三塁、御園生の右前タイムリーで6-0、トップに返り呉昌征のライト線タイムリーで7-0、金田の右飛で二走御園生がタッチアップから三進、呉が二盗を決めて一死二三塁、土井垣が中前に2点タイムリーを放ち9-0とする。


 パ軍は4回表、一死後伊勢川が左前打で出塁、松井信勝が中前打を放って一死一二塁、井筒の三ゴロの間に二者進塁して二死二三塁、キャッチャー土井垣が二塁に牽制、捕球したセカンド本堂が三塁走者の離塁が大きいと見て三塁にに送球するが悪送球となる間に二者還って2-9とする。


 パ軍は5回表、先頭の木暮が右前打で出塁、二死後森下が右中間にタイムリー二塁打を放ち3-9とする。


 タ軍は5回裏、先頭の金田が三塁に内野安打、土井垣の右中間二塁打で金田が一気にホームに還り10-3、本堂の左前タイムリーで11-3と突き放す。


 タ軍は7回裏、一死後金田がこの日4安打目となる中前打で出塁、土井垣、本堂が連続四球で一死満塁、藤村が左前に2点タイムリーを放ち13-3とする。


 タ軍先発の渡辺誠太郎は5回で降板して7勝目。リリーフ野崎泰一は4イニングを2安打2四球3三振の無失点に抑えて3セーブ目をマークする。タ軍は渡辺-野崎の継投が多く、リリーフ野崎は全球団で最多セーブを記録しているが、大量リードで3イニング以上を投げてセーブを記録するパターンであり、リリーフの切り札という位置づけではない。


 タ軍は22安打13得点で13連勝、首位の座をがっちりと守った。この間のチーム打撃成績は486打数178安打、打率3割6分6厘となる。


 タ軍は粗い攻撃でもあり、パ軍守備陣が4つの併殺を決めた。内訳は「3-6-3」、「5-4-3」、「6-4-3」、「4-6-3」で、ショート白石が3つの併殺に関わった。白石は18日のタ軍戦でも5併殺を記録しており、タ軍戦での連続2試合で8併殺を記録した。公式記録としては残されていないが、同一カード2試合での最多併殺記録であると考えられる。



2020年6月17日水曜日

野球週報2020 その24


6月10日(水) 杉並区の和田堀公園球場で品川ベースボールクラブと品川エンジェルスの合同練習。私は両方に所属してますが。13、14日の奈良遠征は雨予報のため次週に延期。

6月11日(木) 休養日


6月12日(金) 家の前の整形外科で右肩にヒアルロン酸注射。


6月13日(土) 休養日


6月14日(日) 秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを2セット、115キロを1セット、120キロを2セット。


6月15日(月) 午前中は西葛西のトミーバッティングセンターに初遠征。秋葉原より安いのでこちらも利用することにします。変化球が無いので110キロのストレートを5セット。夕方は豊洲一周5キロラン。


6月16日(火) 変化球打ちの練習のため秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを3セット、カーブを1セット、スライダーを1セット。



2020年6月16日火曜日

21年 巨人vsゴールドスター 6回戦


7月20日 (土) 後楽園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 3 0 0 0 0 0 0 0 3 巨人 30勝17敗1分 0.638 近藤貞雄 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ゴ軍 15勝25敗1分 0.375 内藤幸三 石田光彦 

勝利投手 近藤貞雄 13勝5敗
敗戦投手 内藤幸三   5勝12敗 

勝利打点 (巨)近藤貞雄 1


近藤貞雄1安打完封、二塁を踏ませず

 第13節3日目~5日目は東西で4試合ずつ。後楽園の第1試合は近藤貞雄と内藤幸三の先発で午後1時7分、国友球審の右手が上がりプレイボール。タ軍に首位の座を明け渡した巨人はエース近藤の右腕に託す。

 巨人は2回表、先頭の黒沢俊夫が四球を選んで出塁、中島治康監督の左前打で無死一二塁、多田文久三の投ゴロを内藤がエラーして無死満塁、近藤の中犠飛で1点を先制、二走中島と一走多田もタッチアップから進塁して一死二三塁、山田潔が右前に2点タイムリーを放ち3-0とリードする。


 巨人は3回以降、内藤-石田のリレーに追加点を奪えなかったが、この日の近藤にはこの援護だけで十分であった。


 近藤は初回、3つの内野ゴロで三者凡退。2回、先頭の菊矢吉男を三振、末崎正隆の当りは右中間を抜けるかという当りであったがセンター呉新亨がナイスキャッチ。3回、先頭の辻功のピッチャー返しが近藤のグラブを弾くがセカンド千葉茂がナイスカバーして辻を一塁に刺す。


 近藤は4回まで三者凡退の連続。5回裏、先頭の菊矢に四球を与えて初走者を出すが、末崎の投ゴロが「1-6-3」と渡ってダブルプレー。6回、7回も三者凡退でゴ軍はここまで21人で攻撃を終える。


 ノーヒットノーランの期待が高まってきた8回裏、一死後末崎のゴロがショートに飛んで一塁セーフ、内野安打となって初ヒット、しかし内藤に代わる代打石田光彦は右飛、辻功は二飛に倒れて無得点。


 近藤は最終回も大崎欣一に代わる代打大友一明を遊ゴロ、坂本勲に代わる代打早川平一を三振、最後は中村信一をニゴロに打ち取り、1安打1四球4三振で今季5度目の完封。一時調子を崩していた近藤は7月15日の阪急戦で完封勝利、16日のパ軍戦でのリリーフ勝利を挟んで、この日は二塁を踏ませず完封、ハーラートップを走る13勝目をマークする。実況のとおり、2回の呉新亨、3回の千葉のファインプレーで調子の波に乗った。


2020年6月14日日曜日

21年 巨人vs中部日本 6回戦


7月19日 (金) 後楽園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 巨人 29勝17敗1分 0.630 諏訪裕良 
0 0 0 0 0 2 2 1 X 5 中部 16勝22敗2分 0.421 松尾幸造 

勝利投手 松尾幸造 1勝5敗
敗戦投手 諏訪裕良 4勝5敗 

二塁打 (中)藤原、小鶴、大沢
本塁打 (中)古川清蔵 4号、小鶴誠 3号

勝利打点 (中)小鶴誠 4


中部、長打攻勢で巨人を撃破

 後楽園の第2試合は西宮に遅れること13分、諏訪裕良と松尾幸造の先発で午後3時18分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 中部は二番ショートで杉浦清監督が選手としてプロ入り初出場。


 巨人は初回、呉新亨、山川喜作が連続四球、続く千葉が得意の右打ちで右飛、二走呉新亨がタッチアップから三塁に向かうがライト加藤正二の強肩に刺されてタッチアウト、川上も四球を選んで二死一二塁、しかし黒沢は三振に倒れて無得点。


 巨人は2回にも二死後諏訪が四球を選ぶが無得点。


 中部先発の松尾は2回で4四球と不安な立ち上がり。


 巨人は5回、先頭の林清一が四球を選んで出塁、諏訪は捕邪飛、これは送りバント失敗か、続く山田潔の打席で林が二盗に成功、山田がレフト線にヒットを放って一死一三塁、トップに返り呉新亨の左犠飛で1点を先制する。


 中部は6回裏、一死後古川清蔵がレフトスタンドに同点の第4号ホームランを叩き込んで1-1、二死後小鶴誠がレフトスタンドに勝越しの第3号ホームランを叩き込んで2-1と逆転する。


 中部は7回裏、先頭の大沢清がストレートの四球で出塁、岩本章の三遊間ヒットで無死一二塁、藤原鉄之助が右中間に2点タイムリー二塁打を放ち4-1とする。


 中部は8回裏、先頭の小鶴がレフトに二塁打、一死後大沢が得意の右打ちでライト線に二塁打を放ち5-1とする。


 5回まで1安打5四球1失点の松尾幸造は、6回以降巨人打線を無安打1四球に抑え、1安打6四球2三振1失点の完投で戦後初勝利をあげる。


 試合終了は4時38分、この10分前に西宮でタ軍が勝利を収めており、タ軍が29勝16敗、勝率6割4分4厘となり、巨人の29勝17敗1分、勝率6割3分を抜いて首位に躍り出た。


 中部の5得点は全て長打によるもの、長打攻勢で巨人を粉砕した。


 松尾が唯一許した山田潔のレフト線ヒットはフライによるものであった。恐らく三塁後方にフラフラと上がったポテンヒットであったろう。もしショート杉浦が追い付いていたら呉新亨の犠飛も生まれなかった訳であり、6月16日の呉昌征に続いて戦後二人目のノーヒットノーランが達成されていたかもしれない。



2020年6月13日土曜日

21年 タイガースvs阪急 8回戦


7月19日 (金) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
1 0 0 0 2 0 0 0 0 3 タ軍 29勝16敗 0.644 呉昌征 
0 0 0 1 1 0 0 0 0 2 阪急 28勝21敗 0.571 野口二郎 

勝利投手 呉昌征   10勝2敗
敗戦投手 野口二郎 7勝7敗 

二塁打 (タ)藤村、長谷川
三塁打 (タ)御園生 (急)坂井

勝利打点 (タ)呉昌征 2


呉昌征、粘りの投球で10勝目

 西宮の第2試合は呉昌征と野口二郎の先発で午後3時5分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は青田昇が7月7日以来の復帰で三番ライトに入る。打撃不振の阪急だけにカンフル剤となるか注目される。


 タ軍は初回、一死後土井垣の当りは遊ゴロ、これをショート坂井豊司がエラー、藤村冨美男監督が中越えにタイムリー二塁打を放ち1点を先制する。


 阪急は4回裏、先頭の青田が2打席目で復帰後初ヒット、四番ピッチャー野口二郎の遊ゴロの間に青田は二進、野口明はストレートの四球、日比野は中飛に二死一二塁、下社が中前に同点タイムリーを放ち1-1と追い付く。


 タ軍は5回表、一死後乾国雄がレフト線にヒット、長谷川善三もレフト線に二塁打を放って一死二三塁、ここで呉昌征が中前に勝越しの2点タイムリーを放ち3-1とリードする。


 阪急は5回裏、初回に手痛いエラーを犯した坂井が左中間に三塁打を放って無死三塁、トップに返り上田の左犠飛で2-3と1点差に詰め寄る。


 タ軍は6回表、一死後本堂が四球で出塁、渡辺誠太郎の中前打で一死一二塁、しかし御園生の投飛に二走本堂が飛び出しおりダブルプレー。


 阪急は6回裏、先頭の野口二郎が二塁に内野安打、セカンド乾の一塁悪送球が加わり野口二郎は二塁に進み、野口明のニゴロが進塁打となって一死三塁、しかし日比野の当りはショートライナー、下社も遊ゴロに倒れて無得点。


 タ軍は7回表、先頭の乾が三塁に内野安打、しかし長谷川の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー、呉昌征も中飛に倒れて無得点。


 阪急は7回、8回とヒットの走者を出すが無得点。


 タ軍は9回表、二死後御園生が中越えに三塁打を放って追加点のチャンスを作るが、今日2安打の乾が遊ゴロに倒れて無得点。


 阪急は最終回、先頭の下社が右前打で出塁すると代走に西村正夫監督を起用、荒木茂に代わる代打坂田清春は捕邪飛に倒れて一死一塁、スコアカードに「バント」の記載は無いがこれは送りバント失敗か、続く坂井のカウントツーボールワンストライクの場面で西村が二盗に成功、投球は外れてスリーボールワンストライク、次の球もボールで一死一二塁、坂井は三塁打を含めてこの日2安打と当たっており逆転のランナーとはなるがここは敬遠か、トップに返り上田の当りは三ゴロ、サード藤村がベースを踏んでから一塁に送球するが、ゲッツーを焦ったかこれが悪送球となって一走坂井は三塁に、打者走者の上田は二塁に進んで二死二三塁、タ軍としては嫌な感じとなったが、呉昌征が山田伝を左飛に打ち取りタ軍が接戦をものにする。


 呉昌征は9安打2四球3三振で完投、再三走者を背負いながら粘りの投球で10勝目をマークする。


 タ軍はこれで12連勝、この試合の13分後に始まった後楽園の巨人vs中部戦は中部リードで終盤を迎えており、そのまま中部が逃げ切れば首位交代となる。中継を後楽園に切り替える。


2020年6月12日金曜日

21年 セネタースvsパシフィック 8回戦


7月19日 (金) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
1 0 3 0 1 1 2 2 1 11 セ軍 17勝29敗 0.370 白木義一郎 
0 0 0 0 0 2 0 0 0  2 パ軍  19勝27敗2分 0.413 湯浅芳彰
勝利投手 白木義一郎 8勝10敗
敗戦投手 湯浅芳彰     2勝9敗 

二塁打 (セ)飯島 (パ)高須
三塁打 (セ)鈴木、清水、熊耳 (パ)森下

勝利打点 (セ)飯島滋弥 7

猛打賞 (セ)鈴木清一 4 (パ)伊勢川真澄 1


セ軍、好走塁を絡めて快勝

 西宮の第1試合は白木義一郎と湯浅芳彰の先発で午後1時5分、島球審の右手が上がりプレイボール。平日としては今季最多となる8,599人の観客が押し寄せた。第2試合が人気カードのタ軍vs阪急戦であることが要因と考えられるが、野球人気の高まりを感じさせる観客数推移となっている。

 セ軍は初回、一死後「三塁打王」鈴木清一が右越えに三塁打、飯島が中前に先制タイムリーを放ち1-0と幸先の良いスタートを切る。


 セ軍は3回表、一死後一言多十が四球から二盗に成功、鈴木も四球を選んで一死一二塁、飯島が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち3-0、大下は三振に倒れるが、白木のニゴロをセカンド高須清がエラーする間に二走飯島が還って4-0とリードを広げる。


 セ軍は5回表、一死後白木が中前打で出塁、二死後この試合がプロ入り初スタメンとなる清水喜一郎が左中間に三塁打を放ち5-0とする。


 セ軍は6回表、先頭の石原光男が四球で出塁、トップに返り一言の当りは右前に落ちるが石原のスタートが遅れて「9-4」と送球されて二封、ライトゴロとなって一死一塁、鈴木の中前打で一言は三塁に向かうが「8-4-5」と送球されてタッチアウト、この間に打者走者の鈴木は二塁に進み、飯島の2球目に鈴木がディレードスチール、虚を突かれたピッチャー湯浅の三塁送球が悪送球となって鈴木がホームに還り6-0とする。


 パ軍は6回裏、先頭の木暮が右前打で出塁、白石も左前打で続いて無死一二塁、藤井の一ゴロで白石が二封されて一死一三塁、森下が右中間に三塁打を放ち2点を返して2-6とする。主砲森下久々の快打であった。


 セ軍は7回表、先頭の大下が右前打で出塁、白木はショートに内野安打、長持の捕前送りバントが野選を誘って無死満塁、清水は三振に倒れて一死満塁、熊耳の三ゴロ併殺崩れの間に三走大下が還って7-2、二死一三塁からダブルスチールを決めて8-2と突き放す。一走熊耳、三走白木のバッテリーコンビが走者の場面でピッチャー白木が本盗を記録した。まだ全てを調べているわけではありませんが、「バッテリーコンビによるダブルスチールにおけるピッチャーのホームスチール」は史上初めての可能性がある。


 セ軍は8回表、一死後鈴木が中前打で出塁、飯島は四球、大下の左飛をレフト木暮が落球して一死満塁、白木の遊ゴロは「6-4-3」と転送されるが白木がよく走って一塁セーフ、併殺崩れとなって三走鈴木が生還、二走飯島も送球の間に三塁ベースを蹴ってホームに還る好走塁を見せて10-2とする。


 セ軍は9回表、先頭の熊耳が中越えに三塁打、石原の中前タイムリーで11-2とする。


 白木義一郎は8安打4四球2三振で完投、8勝目をマークする。


 セ軍は三塁打が3本、ダブルスチールを含めて5盗塁、白木や飯島の力走と、現在は最下位に低迷しているが試合ぶりが変わってきた。このような試合を演じてくれれば、大差がついた試合でも8,599人の観客は満足だったであろう。



2020年6月9日火曜日

21年 グレートリングvsゴールドスター 4回戦


7月19日 (金) 後楽園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
1 5 4 0 0 0 0 2 0 12 グ軍 22勝19敗 0.537 松川博爾 別所昭 
2 1 2 0 0 0 0 0 0  5  ゴ軍 15勝24敗1分 0.385 末崎正隆 石田光彦 江田孝
勝利投手 別所昭     5勝3敗
敗戦投手 末崎正隆 0勝1敗 

二塁打 (グ)宮崎、清水、堀井 (ゴ)石田、坪内
本塁打 (グ)筒井敬三 3号

勝利打点 (グ)安井亀和 2


グ軍、上位が出て中軸が返す

 第13節2日目、後楽園の第1試合は松川博爾と末崎正隆の先発で午後1時3分、国友球審の右手が上がりプレイボール。国友正一は北陸遠征で初めて球審を務めたが、関東ではこの試合が初めてとなる。

 ゴ軍はここまで39試合で内藤幸三と石田光彦以外の先発は江田孝の3試合だけであった。末崎は4試合目の登板で初先発となる。


 グ軍は初回、先頭の河西が四球を選んで出塁、安井の送りバントは一飛となって失敗、清水は右飛に倒れて二死一塁、山本一人監督の打席で河西が二盗に成功してチャンスを作ると、山本が右前に先制タイムリーを放ち1-0とする。


 ゴ軍は1回裏、先頭の中村信一がストレートの四球で出塁、酒沢は4球ファウルで粘って右前打、坪内も左前打で続いて無死満塁、菊矢の三ゴロをサード山本はゲッツー狙いで二塁に送球、一塁はセーフで三走中村が還って1-1の同点、一死一三塁から松川のワイルドピッチで三走酒沢が還り2-1と逆転する。


 グ軍は2回表、先頭の田川が四球を選んで出塁、筒井は中飛に倒れ、松川の打席で田川が二盗に成功、松川が四球で出塁すると代走に長谷川治を起用、宮崎がレフト線にタイムリー二塁打を放ち2-2の同点、トップに返り河西は四球で一死満塁、安井の初球はボール、ここまで47球投げた先発の末崎はここでライトに回り、ライト早川に代わって石田が入ってマウンドに上がり、安井が押出し四球を選んで3-2と逆転、ワンボールからの登板なので石田に与四球が記録される。なおも続く一死満塁から清水が右越えに二塁打を放ち5-2、一死二三塁から山本のニゴロの間に三走安井が還ってこの回5点、6-2とする。


 グ軍は先発の松川に代打を出したので、2回から別所がマウンドに上がる。


 ゴ軍は2回裏、先頭の石田が左越えに二塁打、辻功のニゴロで石田は三進、坂本勲の右前タイムリーで3-6と追い上げる。


 グ軍は3回表、先頭の田川が三前にセーフティバントを決めて出塁、筒井がレフトスタンドに第3号スリーランを叩き込んで8-3、別所の遊ゴロをショート酒沢がエラー、宮崎の右前打で無死一三塁、トップに返り河西の三ゴロをサード中村が二塁に悪送球する間に三走別所が還り9-3、安井の遊ゴロで河西が二封されて一死一三塁、清水のライトライナーが犠牲フライとなって10-3と大きくリードする。


 ゴ軍は3回裏、先頭の坪内がレフト線に二塁打、菊矢の左前打で無死一三塁、末崎の中前タイムリーで4-10、二死後辻の中前タイムリーで5-10と反撃する。


 グ軍は8回表、先頭の宮崎が三塁に内野安打、トップに返り河西の遊ゴロでランナーが入れ替わり、安井が3球ファウルで粘って四球、清水も四球を選んで一死満塁、山本監督に代わる代打桶川隆の三ゴロをサード中村が二塁に悪送球する間に三走河西に続いて二走安井も還って12-5と突き放す。


 2回からリリーフの別所昭は8イニングで10安打を許し3失点であったが味方の大量援護に守られて5勝目をマークする。


 高岡でグ軍に0対26で敗れたゴ軍はこの日はよく反撃し、グ軍の10安打を上回る12安打を放ったが、守備の乱れで又も敗れ去った。


 グ軍は九番宮崎が2得点、トップの河西が3得点、二番安井が2得点を記録、三番清水は3打点、四番山本監督が2打点と、役割分担が機能した。



野球週報2020 その23


6月3日(水) 杉並区の和田堀公園球場で品川ベースボールクラブの練習。3月25日以来のグラウンドでの練習でこの暑さですから脱水症状でした。シートバッティングの1打席目はファウルチップばかりで前に飛びませんでしたが振り切っているので問題なし。第2打席はレフト、センター、左中間に鋭いライナーの連発でした。ちまちまと当てるだけのバッティングはやりません。6月の奈良遠征の概要が固まったので、練習後は品川エンジェルス関係のミーティング。

6月4日(木) 5時過ぎから豊洲一周しようと思っていましたが暑いのでやめました。ということで休養日。疲れを引きずらないことが感染症予防対策にもなります。


6月5日(金) がん研有明病院のグラウンドでダッシュ中心にサーキットトレーニング。


6月6日(土) 秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを4セット、カーブを1セット、スライダーを1セット。


6月7日(日) 休養日


6月8日(月) 秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを4セット、カーブを1セット。


6月9日(火) 午前中は秋葉原のバッティングセンターで110キロのストレートを4セット、カーブを1セット、スライダーを1セット。午後はお台場海浜公園往復8キロラン。