2012年9月27日木曜日

15年 名古屋vsイーグルス 4回戦



5月26日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
0 0 0 0 0 1 0 0  0  1 名古屋       20勝10敗1分 0.667 村松幸雄
0 0 0 0 0 0 1 0 1X 2 イーグルス 17勝14敗1分 0.548 亀田忠

勝利投手 亀田忠     12勝7敗
敗戦投手 村松幸雄 10勝3敗

二塁打 菅、中河

勝利打点 中河美芳 1


天敵

 名古屋は今季ここまで亀田忠に3連敗を喫している。3月20日は2安打5四球7三振で完封負け。3月29日は3安打6四球8三振で1点しか取れず完投負け、5月11日は2安打2四球5三振で完封負け。春季シリーズの優勝がかかった一戦で雪辱を期す。

 しかし名古屋打線は5回まで亀田の前に無安打無得点に抑えられる。6回、一死後桝嘉一がストレートの四球で出塁、大沢清が三遊間を破りこれをレフト岩垣二郎が後逸する間に一走桝が還って1点を先制する。翌日の読売新聞によるとこの日はグラウンド状態が悪く、ショート山田潔が足をとられて動けず三遊間を抜かれて岩垣も後逸したものとのことである。前日の25日は雨で順延となっている。

 イーグルスは名古屋先発の村松幸雄から6回まで4安打を奪うが2回と4回は併殺でチャンスの芽を潰してここまで無得点。

 イーグルスは7回、二死後亀田が右前打で出塁、谷義夫に代わる代打菅利雄が右中間に二塁打を放って亀田を迎え入れ1-1の同点に追い付く。

 イーグルスは9回裏、先頭の岡田福吉がセンター右にヒット、岩垣が投前に送りバントを決めて一死二塁、ここで中河美芳が初球を右越えに二塁打して岡田が還りサヨナラ勝ちをおさめる。

 亀田忠は1安打6四球6三振1失点、自責点0の完投でハーラー単独トップとなる12勝目をあげる。亀田は自身通算8度目の1安打ピッチングとなった。


 名古屋はこれで亀田に四連敗を喫した。完封負けが2回、1点試合の完投負けが2回、亀田の自責点は4試合で0点であり防御率は0.00である。名古屋は天敵・亀田忠に捻られて20勝10敗1分となってジャイアンツに並ばれた。










     *亀田忠は通算8度目の1安打ピッチングで今季12勝目をあげる。















     *亀田忠に1安打に抑え込まれた名古屋打線。












 

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