2012年9月22日土曜日

15年 名古屋vsセネタース 4回戦



5月21日 (火) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
1 0 0 0 0 0 0 0 1  2 名古屋       19勝8敗1分 0.704 松尾幸造 村松幸雄
0 0 0 0 1 2 0 1 X  4 セネタース 16勝10敗3分 0.615 野口二郎

勝利投手 野口二郎 8勝4敗
敗戦投手 村松幸雄 9勝2敗

二塁打 (名)石田
本塁打 (セ)小林 1号、苅田 2号

勝利打点 なし


小林茂太、苅田久徳が本塁打

 ここまで19勝7敗1分、勝率7割3分1厘で春季シリーズ優勝に向けてひた走る名古屋は松尾幸造が先発。ここまで15勝10敗3分のセネタースは今日勝つとジャイアンツ戦を2試合残しているので逆転二位から逆転優勝の可能性も残しておりエース野口二郎で応戦する。

 名古屋は初回、石田政良が三塁に内野安打、村瀬一三は三振に倒れるが桝嘉一の遊ゴロをショート柳鶴震がエラーして一死一二塁、大沢清がセンター右に先制タイムリーを放って1-0とする。セネタース・苅田久徳監督はここでキャッチャーを小島二男から佐藤武夫に交代、すると野口が立ち直り吉田猪佐喜、中村三郎を連続三振に打ち取る。

 キャッチャーが佐藤武夫に代わった途端甦った野口二郎は2回~4回を無安打、5回は二死後石田に左翼線二塁打を許すが村瀬を三ゴロに打ち取り味方の反撃を待つ。

 セネタースは5回裏、四番小林茂太が左翼スタンドに同点ホームランを叩き込んで1-1と追い付く。

 セネタースは6回、先頭の苅田の三ゴロをサード芳賀直一がエラー、続く村松長太郎のカウントがノーストライクツーボールとなったところで名古屋ベンチは先発の松尾から村松幸雄にスイッチ、しかし村松長太郎は四球を選んで無死一二塁、野口の送りバントが内野安打となって無死満塁、小林は遊飛に倒れて一死満塁、ここで一走野口が飛び出しトリックプレーを見せるが三走苅田がタッチアウトとなって二死二三塁、柳の三ゴロを再び芳賀がエラーする間に二者還って3-1とする。

 セネタースは8回、苅田がレフトスタンドに第2号ホームランを放って4-1と止めを刺す。

 名古屋は9回、先頭の桝の遊ゴロをショート柳がこの日2つ目のエラー、大沢の一ゴロをファースト石井豊が二塁に悪送球して無死一二塁、吉田の中飛で二走桝はタッチアップから三塁に進み、中村の右犠飛で2-4とするが最後は三浦敏一が右飛に倒れてゲームセットを告げるサイレンが高々と鳴り響く。

 野口二郎は3安打1四球7三振の完投で8勝目をあげる。


 名古屋は5連勝でストップするが勝率は7割をキープしている。芳賀直一の連続エラーが痛かった。残り4試合となった名古屋は23日にジャイアンツとの決戦を控えている。






                 *野口二郎は3安打完投で8勝目をあげる。















     *小林茂太と苅田久徳がホームランを放ったセネタース打線。










 

0 件のコメント:

コメントを投稿