2013年11月4日月曜日

16年 朝日vs黒鷲 2回戦


5月11日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 朝日 6勝15敗 0.286 福士勇
0 0 1 0 0 2 0 0 X  3 黒鷲 5勝14敗 0.263 長谷川重一

勝利投手 長谷川重一 2勝5敗
敗戦投手 福士勇        4勝8敗

二塁打 (黒)寺内、山田2
本塁打 (黒)清家 1号

勝利打点 サム高橋吉雄 2

猛打賞 (黒)山田潔 1

ファインプレー賞 (黒)山田潔 2、サム高橋吉雄 1


長谷川重一、最後の勝利

 黒鷲は3回、一死後寺内一隆が中前打で出塁、富松信彦の三ゴロでランナーが入れ替わり富松が二盗に成功、小島利男が四球を選んで二死一二塁、サム高橋吉雄が左前にタイムリーを放って1点を先制する。

 黒鷲は6回、一死後清家忠太郎が左翼スタンドにホームランを叩き込んで2-0、山田潔が左中間に二塁打、トップに返り寺内は中飛に倒れるが、富松が右前にタイムリーを放って3-0と突き放す。山田は9回にも2打席連続となる二塁打を放つなど、猛打賞を獲得する活躍を見せた。

 長谷川重一は朝日打線を4安打に抑えて4四球2三振で今季初完封、2勝目をあげる。日米関係の悪化から6月14日に帰国することとなる長谷川の最後の勝利であった。


 長谷川は2回、一死後室脇正信に左翼線ヒットを打たれて二盗を許し、前田諭治は三ゴロに打ち取るが福士勇に四球を与えて二死一二塁、ここで踏ん張って伊勢川眞澄を三球三振に仕留めたことが完封できた大きな要因となった。5回、先頭の前田に左前打を許すが福士勇の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー、この併殺に「ファインプレー賞」が贈られた。7回も先頭の戸川信夫を四球で歩かせるが続く室脇を三ゴロ併殺に打ち取る。9回は二死後戸川に左翼線ヒットを許すが最後は室脇を三ゴロに打ち取り、日本での最後の勝利を完封で飾ったのである。








          *長谷川重一は4安打完封で今季2勝目、日本での最後の勝利を飾る。











     *12安打を放って長谷川を援護した黒鷲打線。山田潔は猛打賞を獲得する活躍であった。
















 

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