2013年11月18日月曜日

16年 巨人vs阪神 3回戦


5月18日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
1 0 0 0 0 3 1 0 0  5 巨人 16勝5敗 0.762 須田博
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 阪神 13勝10敗 0.565 若林忠志 藤村隆男 松本貞一

勝利投手 須田博   10勝2敗
敗戦投手 若林忠志 3勝5敗

二塁打 (巨)千葉、須田 (神)堀尾

勝利打点 千葉茂 1

ファインプレー賞 (巨)水原茂 3


須田博、今季4度目の完封

 巨人は須田博、阪神は若林忠志と両エースの先発で午後3時ちょうど、池田豊主審の右手が上がりプレーボール。

 巨人は初回、一死後水原茂が中前打で出塁、中島治康も中前打、川上哲治は左飛に倒れるが、千葉茂が右翼線に二塁打を放って1点を先制する。

 須田は快調に飛ばして5回まで阪神打線を野口昇の左前打1本に抑える。

 巨人は6回、先頭の中島がピッチャー強襲ヒット、川上がセンター右にヒットを放って無死一二塁、千葉が四球を選んで無死満塁、吉原正喜が左前にタイムリーを放って2-0、平山菊二の投ゴロは「1-2-3」と転送されてダブルプレー、二死二三塁から須田が止めの二塁打を左中間に放って4-0とする。若林としては折角ゲッツーでピンチを切り抜けたと思ったところで須田に痛打を浴びたのは痛い。

 阪神は7回から若林に代えて藤村隆男をマウンドに送る。

 巨人は7回、先頭の白石敏男が四球で出塁、水原は三塁に内野安打、中島が四球を選んで無死満塁、川上の二ゴロで三走白石は本封、千葉の遊ゴロの間に三走水原が還って5-0とする。

 リードすると須田は手を抜く。6回は先頭の宮崎剛に右前打を許し、7回も先頭のジミー堀尾文人に左翼線ヒット、一死後松下繁二に変わる森国五郎に左前打、8回は二死後松木謙治郎に右前打、皆川定之に四球、9回も先頭の堀尾に左中間二塁打と、5回までとは打って変わり毎回ヒットを許すが要所を締めて結局完封。6安打2四球7三振であった。


 阪神は8回から松本貞一がプロ入り初登板、2イニングを無安打1四球無三振無失点に抑えて無難なデビューを飾った。









*須田博は阪神打線を6安打に抑えて今季4度目の完封、10勝目をあげてハーラーダービートップを行く野口二郎に並んだ。
















 

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