2013年7月22日月曜日

考察



 今年のオールスターゲームではホームランが出ませんでした。これは昭和28(1953)年以来、60年ぶりとのことです。この点に関しては、明日以降各種マスコミ、サイトが色々と書くでしょうから、実況中継をお休みして他の方々の意見を拝見する前に当ブログの見解を公表します。


 各投手が渾身のストレートを投げたからホームランが出なかったという記事が多く出ると思いますが、ストレートにタイミングを合わすことができない各打者のレベルが落ちていることに起因していると思います。トップレベルの一流打者がメジャーに流出しているのでこれは至極当たり前のことであると考えています。日本に残るトップのレベルの天井が低くなっている訳ですから、それに続く層のレベルも低くなるのは物理的に当り前のことであると考えます。


 現在の“互助会”マスコミでは、投手のレベルが上がって150キロ以上の球を投げて打者も渾身のスウィングで応えているのだから打てなくても仕方がない、清々しい名勝負であった、と礼賛記事のオンパレードとなる事は目に見えていますが、私はトップレベルの水準が低下しているからであると考えています。


 私の目には、オリックスの佐藤達也のボールだけは勢いのあるボールに見えました。他のピッチャーのボールはどうでしょうか。スピードガンの数字だけに頼るのは危険です。


 マスコミが批判記事を書かなくなったのは取材拒否を恐れてのことだと思いますが(と、批判を恐れず敢えて書かせていただきます)、マスコミが体制におもねて批判精神を忘れては存在意義を否定することになるのではないでしょうか。これが杞憂であって、当ブログに同調する記事があふれることを期待しますが、まぁ無理でしょう。私にも現状認識くらいはできますので。



 当ブログの見解は今思い付いた訳ではなく、常々考えてきたことです。ようやくここにきて勢いのある若手が増えてきたことは認めています。私が日本のプロ野球を見なくなってからかなりの年数が経ちますが、数年ぶりにスカパーと契約してみようかと考えているのも事実です。本来であればあまり見ていない現在の日本のプロ野球に関して口を挟む資格はないのですが、また少しずつ見ていこうかと考えている次第です。




 

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