2013年7月2日火曜日

三冠への道 2013 ⑩



 6月の試合も全て終了しましたので6月の月間MVPを予想させていただきます。


 ナ・リーグ打撃部門はかねてから指摘させていただいておりますとおりヤシエル・プイグと予想します。6月3日にメジャーデビューしたプイグは今月26試合に出場して101打数44安打16打点7本塁打1退場、打率4割3分6厘を記録しました。6月最後の試合となった本日のフィリーズ戦では5打数4安打を記録しています。第一打席と第二打席は三塁強襲ヒット(両方ともサードのマイケル・ヤングの捌きが悪かったも言えますが(笑))、第三打席はやけのやんぱちで出したバットにボールが衝突してライト線へのハーフフライとなりましたがポトリと落ちて何と三塁打、第四打席の右翼線二塁打はいい当りでした。この日の4安打で今月の安打数は44本となりましたが、デビューした月の最多安打記録は1936年5月のジョー・ディマジオの48安打で、プイグの44安打は史上二番目の記録となります。因みにドジャース史上最多月間安打記録は1969年8月のウィリー・デービスによる50安打のようです。ウィリー・デービスは中日に来て塁間を15歩で走ることで話題となりました。巨人戦で記録した満塁ランニングホームランはユーチューブで見ることができます。

 ライバルは打率3割3分0厘6本塁打26打点のカージナルスのアレン・クレイグでしょうか。出遅れていた昨年のMVPバスター・ポージーも今月は99打数37安打、打率3割7分4厘を記録しましたが5本塁打17打点ではプイグの域には達していない。


 ア・リーグ打撃部門はプイグと同じくキューバ出身レッドソックスのホセ・イグレシアスに期待がかかりましたが86打数34安打、打率3割9分5厘と惜しくも4割を割り込み脱落しました。こうなるとミゲール・カブレラ98打数37安打21打点9本塁打3割7分8厘と、クリス・デービス107打数31安打30打点12本塁打2割9分0厘の争いと見られがちですが、天邪鬼な当ブログは93打数39安打25打点4本塁打4割1分9厘をマークしたインディアンスのジェイソン・キプニスと予想します。30球団全選手の成績をチェックしておかなければこの選手に気が付くマスコミはいないでしょう。


 ア・リーグ投手部門は今月こそマックス・シャーザーでしょう。5月より投球内容は落ちますが今月は5勝0敗で開幕以来12連勝を継続中です。ダルビッシュは今月46奪三振でシャーザーの40個を上回りますが上には上がいます。ホワイトソックスのクリス・セールは今月53奪三振を記録しました。但し0勝5敗です。今月の月間MVPはシャーザーであると考えますが、ダルビッシュは奪三振でシャーザーに30個の差を付ければサイ・ヤング賞のチャンスありと見ています。今季通算では現在二位のシャーザーに20個差を付けてア・リーグトップを走っていますので実現可能ではないかと考えております。


 ナ・リーグ投手部門は今月も混戦となりました。となれば一番好きなアダム・ウェインライトを推します。ウェインライトは今月4勝2敗40奪三振で防御率1.77、WHIP0.94です。ライバルは多く、ジオ・ゴンザレスは44奪三振で防御率1.79、WHIP0.97ですが勝星に恵まれず2勝0敗でした。被打率はウェインライトの2割2分を大きく上回り1割7分6厘ですがオフの薬物疑惑が影響する可能性があります。クリフ・リーは奪三振52個を記録しましたが防御率は3.02です。レッズのマイク・リークは3勝1敗で防御率1.76、WHIP0.85ですが奪三振は22個にすぎません。ということで、アダム・ウェインライトと予想させていただきます。



 まぁ、お遊び予想と言っても毎月やるとなれば少しは当てなければなりません。これまで2か月で8人を予想して3勝5敗ですが今月は如何に、いざ勝負!








 

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