2012年4月4日水曜日

14年 ライオンvs金鯱 11回戦


10月1日 (日) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 1 1 6 0 0 8 ライオン 24勝49敗5分 0.329 菊矢吉男 福士勇 近藤久
0 0 5 2 2 0 0 0 X 9 金鯱      30勝46敗3分 0.395 古谷倉之助 大宮清 中山正嘉


勝利投手 中山正嘉 20勝16敗
敗戦投手 菊矢吉男 13勝18敗


二塁打 (ラ)水谷2 (金)濃人、瀬井
三塁打 (ラ)水谷

中山正嘉20勝!


 金鯱は3回、先頭の荒川正嘉が左前打で出塁、瀬井清の右中間ヒットで無死一三塁、トップに返り濃人渉が四球を選んで無死満塁、五味芳夫が右前に先制タイムリーを放って1-0、野村高義が中前に2点タイムリーを放って3-0、古谷倉之助の右前タイムリーで4-0、ライオンベンチはここで先発の菊矢吉男をあきらめて福士勇を投入、しかし小林茂太が右前にタイムリーを放って5点を先制する。

 金鯱は4回、先頭の荒川が四球を選んで出塁、瀬井の遊ゴロでランナーが入れ替わり、濃人の左翼線二塁打で瀬井が還って6-0、五味の三塁内野安打で一死一三塁、野村の右犠飛で7-0とする。

 ライオンは5回、一死後水谷則一が四球を選んで出塁、玉腰年男の二ゴロで水谷は二進、鬼頭数雄が四球を選んで二死一二塁、岡本利之の中前タイムリーで1-7とする。

 金鯱は5回裏、二死後又も荒川が四球を選んで出塁、瀬井の右翼線二塁打で無死二三塁、トップに返り濃人が中前に2点タイムリーを放って9-1とする。金鯱が得点した3回、4回、5回は何れも先頭の荒川正嘉が出塁して得点に結び付けた。

 ライオンは6回、先頭の井筒研一が左前打で出塁、山本尚敏が四球を選んで無死一二塁、西端利郎の左前タイムリーで2-9とする。

 ライオンは7回、先頭の岡本が四球で出塁、坪内道則の三ゴロをサード瀬井が二塁に悪送球して無死一二塁、一死後井筒が右前にタイムリーを放って3-9、金鯱岡田源三郎監督はここで先発の古谷をあきらめて二番手に大宮清をマウンドに上げるが大誤算となった。山本に代わる代打鈴木秀雄が死球を受けて一死満塁、西端の中前タイムリーで4-9、トップに返り水谷が右翼線に二塁打を放って6-9、金鯱はここで三番手に中山正嘉を注ぎ込む。玉腰の二ゴロの間に三走西端が還って7-9、鬼頭の中前タイムリーで8-9、続く岡本は中飛に倒れてスリーアウトチェンジ。遂に1点差に追い上げた。

 しかし中山がライオンの反撃を抑えて金鯱が逃げ切る。


 先発の古谷倉之助は逆転されずに7回途中で降板してそれ以降も金鯱は同点には追い付かれていないので現行ルールでは古谷が勝利投手となり中山正嘉にはセーブが記録されるが公式記録では中山正嘉に勝利投手が記録されて中山は20勝に到達した。
 



0 件のコメント:

コメントを投稿