2012年4月25日水曜日

14年 ジャイアンツvsセネタース 11回戦


10月18日 (水) 後楽園



1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
0 0 0 0 0 0 0 0  4  4 ジャイアンツ 60勝21敗3分 0.741 中尾輝三 スタルヒン
0 0 0 0 0 0 0 1 3X 4 セネタース    43勝33敗8分 0.566 野口二郎


二塁打 (ジ)白石
本塁打 (ジ)水原 2号、リベラ 4号

日没コールド
 
 第一試合が2時間20分もかかる熱戦だったため第二試合の開始時間は3時45分となった。


 セネタースは肩を痛めて8日のジャイアンツ戦では3回5失点と打ち込まれた野口二郎が久々の快投を見せた。8回まで千葉茂に2本の単打、白石敏男に二塁打を許したのみで3安打無失点。ジャイアンツ先発の中尾輝三も7回までセネタース打線を4安打無失点に抑える。


 セネタースは8回裏、先頭の尾茂田叶がセンター右にヒット、野口が中前打で続いて無死一二塁、柳鶴震の投前送りバントは中尾が尾茂田を三封、浅岡三郎の三塁内野安打で一死満塁、佐藤武夫に代わる代打小島二男が押出し四球を選んで遂に均衡が破れて1-0とする。続く村松長太郎の中飛に三走柳が飛び出し「8-2-5」と送球されてタッチアウト。


 薄暮となったジャイアンツ9回の攻撃、先頭の白石が四球と暴投で無死二塁、水原茂が左翼スタンドに逆転ツーランを放って2-1、一死後中島治康の三飛を横沢七郎がエラー、二死後アチラノ・リベラ(アデラーノ・リベラ)が左翼スタンドにツーランホームランを放って4-1とする。


 逆転に成功したジャイアンツは9回から中尾に代えてスタルヒンをマウンドに送って逃げ込みをはかる。


 ところがスタルヒンはストライクが入らずセネタースは9回裏、先頭の織辺由三が四球を選んで出塁、トップに返り苅田久徳が右前打を放ち織辺は三塁に走る。ライト中島からの送球を中継したセカンド千葉が三塁に悪送球する間に織辺が生還して2-4、横沢は捕邪飛に倒れるが尾茂田は四球、野口も四球を選んで一死満塁、柳が押出し四球を選んで3-4、ジャイアンツは一息入れるためセンターをリベラから呉波に交代、しかしスタルヒンは落ち着きを取り戻すことが出来ず浅岡が押出し四球を選んで遂に4-4の同点とする。既に辺りは真っ暗闇となっており試合続行不可能、日没コールドで引き分ける。





*9回には打ち込まれたが野口二郎が久々に快投を見せる。一方、スタルヒンは3分の1イニングで5四球3失点の大乱調。

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