2010年5月4日火曜日

12年春 ジャイアンツvs大東京 1回戦

4月24日(土)洲崎

1 2 3 4 5 6 7 8 9
2 0 2 0 5 0 0 1 0 10 ジャイアンツ 9勝4敗    0.692 澤村栄治
0 1 0 0 1 0 0 0 0 2  大東京     5勝7敗1分 0.417 近藤久-桜井七之助

勝利投手 澤村栄治 7勝1敗
敗戦投手 近藤久   3勝3敗

二塁打 (ジ)水原、平山、澤村、伊藤 (大)坪内3、近藤
本塁打 (ジ)中島 2号

ジャイアンツ首位に並ぶ
 ジャイアンツは初回、白石敏男の左前打と水原茂の右越え二塁打無死二三塁、中島治康の三ゴロで白石ホームに突っ込む、サード漆原進バックホームするもこれをキャッチャー藤浪光雄が落球し一点を先制。伊藤健太郎三ゴロの間に水原還り2点を先行。大東京は初回、一死後坪内道則が左中間に二塁打を放つが水谷則一、中村三郎が連続三振。2回、浅原直人が四球で出塁、藤浪の送りバントは澤村判断よく二塁に放り浅原二封、しかし漆原、筒井隆雄の連打で満塁とし鬼頭数雄のタイムリーで1点を返す。しかしジャイアンツは3回、三遊間安打の三原脩を置いて主砲中島が右越えに今季第2号を放ち4-1と突き放す。更に5回、三原四球、中島遊失、伊藤四球の満塁で内堀の遊失で二者還り6-1、平山菊二右翼線二塁打で1点追加し近藤久をKO、なお二死二三塁で二番手桜井七之助から澤村が右中間を鋭く破り9-1として試合を決める。
 澤村はその裏坪内道則の二塁打と中村三郎の中犠飛で1点を失う。前半もたつき気味のピッチングで心配されたが尻上がりに調子を上げ、5回以降大東京打線を無得点に抑え結局10安打二四球7三振の完投で7勝目をあげる。大東京は二番坪内が澤村から二塁打3本と気を吐く。しかし三番水谷は3三振とつなげることができなかった。上記のとおり、初回坪内の二塁打の後は三、四番を連続三振、9回も二死から坪内に二塁打を許すが最後は水谷を三振で締める。
 ジャイアンツは9勝4敗となり、首位阪急に並んで第1期を終了する。9勝のうち7勝が澤村栄治であり、スタルヒンの一本立ちが待たれるところ。

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