2014年3月14日金曜日

16年 大洋vs阪神 7回戦


8月5日 (火) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 1 0 0 0 0  1 大洋 29勝17敗 0.630 三富恒雄 野口二郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 阪神 25勝24敗 0.510 松本貞一 若林忠志

勝利投手 三富恒雄 2勝5敗
敗戦投手 松本貞一 2勝1敗
セーブ     野口二郎 3

勝利打点 石井豊 3

ファインプレー賞 (神)皆川定之 4 (大)山川喜作


三度目の正直

 8月3日の第二試合に予定されていたカードが雨のため順延となり本日行われます。

 大洋は3回、二死後濃人渉が左前打、森田実もレフト線にヒットを放って二死一二塁、しかし三番苅田久徳は中飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 大洋は4回、二死後西岡義晴が中前打からパスボールで二進、山川喜作の遊ゴロをショート皆川定之が一塁に悪送球して二死一三塁と2イニング連続で先制のチャンスを掴むが三富恒雄は三振に倒れる。

 大洋は5回、二死後森田が中前打で出塁、苅田がストレートの四球を選んで二死一二塁、四番石井豊が右前に先制タイムリーを放って1-0と均衡を破る。大洋は3イニング連続で二死から二走者を出して三度目の正直で先制点をあげた。

 阪神は6回から先発の松本貞一に代えて若林忠志を投入、若林は4イニングを2安打2四球1三振無失点に抑える。

 大洋先発の三富恒雄が絶妙のピッチングを見せた。初回は先頭の宮崎剛にストレートの四球を与えたが後続を断ち、2回、3回は三者凡退。4回一死後カイザー田中義雄に三塁内野安打を許すが松木謙治郎を二ゴロ、好調松下繁二を遊ゴロに打ち取る。5回もサード山川のファインプレーに助けられて三者凡退。

 阪神は6回、一死後宮崎が遊失に生き、皆川が四球を選んで一死一二塁、田中の投ゴロの間に二者進塁して二死二三塁、大洋はここで三富から野口二郎にスイッチ、松木に代わる代打土井垣武は中飛に倒れてスリーアウトチェンジ。


 野口は9回まで阪神打線を1安打に抑えて大洋が逃げ切る。三富恒雄は5回3分の2を投げて1安打2四球1三振無失点で今季2勝目、野口二郎は3回3分の1を1安打無四球2三振無失点に抑えて今季3セーブ目を記録する。


 野口二郎は現在、森弘太郎と並んで17勝で最多勝、河村章と並んで3セーブでセーブ王と、シーズン途中とは言え最多勝にして最多セーブを記録している。







 

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