2014年3月22日土曜日

逆転サヨナラ




 小粒と言われる今年のセンバツで最も注目を集める27年ぶり出場の池田高校が終盤集中打で逆転サヨナラ勝ち。


 3点ビハインドの8回裏、先頭の喜多がいい当たりの二塁打、“やまびこ打線”爆発を予感させましたがこの後の展開はちょっと違っていました。


 代走と代打を繰り出して林が三前にセーフティバント、これが内野安打となって無死一三塁、続く名西が右前にポテンを放って1対3、九番上徳はバントの構えで牽制しながらが四球を選んで無死満塁、海南高校はここで3度目の守備のタイムを掛けて伝令に怪我のためベンチを暖めるエースが走る。これが功を奏したか代打の大西は3球連続見逃しの三振、しかし二番高井の詰まったゴロが三遊間を抜けて2対3、三宅の当りはセンターに抜けるかと見られたがショート空山(アキヤマ)がダイビングキャッチしてそのまま二塁ベースを踏み一塁に送球、ダブルプレーでスリーアウトチェンジ。


 海南のショート空山は5回と7回に貴重なタイムリーを放っておりこのままいけば最大のヒーローとなるところであった。


 池田は9回裏、先頭の四番岡本が右前に痛烈なライナーのヒット、当然バントかと思われたが強硬策、木村の遊ゴロはお誂え向きのゲッツーコース、と思いきやショート空山が弾いて無死一二塁、ゲッツーを焦ったようだ。喜多の代走からそのままライトに入っていた藤田の三塁側への送りバントをピッチャー神崎が一塁に悪送球、同点かと思われたがセカンド福田がナイスカバー、しかしノーアウト満塁、林の当りはピッチャー左を抜け、ショート空山が捕れない打球ではなかったがバウンドが合わずそのままセンターに抜けて二者還り池田が逆転サヨナラ勝ち。


 甲子園の空に池田高校の校歌「ひ~かり~、ひ~かり~」が27年ぶりに響き渡った。夏も入れれば22年ぶりですが。


 “やまびこ打線”の猛打を知る当時の高校野球ファンとしては喜ぶべきか現実を嘆くべきか、あまりにも小粒な池田打線が小技を駆使して1回戦を突破しました。筆者も一昨年の秋、久々に関東大会に進出してきた銚子商業の試合を見に行きましたが、あまりの線の細さに“黒潮打線”の見る影も見出せませんでした。30年も過ぎれば時代も高校野球も移り変わります。県立高校の限界を感じさせられる今日この頃です。


 明日のスポーツ紙は“池田復活”を大々的に報じることとなるでしょうが、生粋の高校野球ファンである当ブログのコメントはこのようになります。








 

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