2011年4月7日木曜日

13年秋 南海vsタイガース 2回戦

9月24日 (土) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
0 1 2 0 0 0 0 0 0  1   4 南海          4勝8敗2分 0.333 政野岩夫 宮口美吉
1 1 1 0 0 0 0 0 0 2X  5 タイガース 9勝5敗       0.643 西村幸生


勝利投手 西村幸生 3勝1敗
敗戦投手 政野岩夫 2勝1敗


三塁打 (南)高野


タイガース、逆転サヨナラ勝ち


 タイガースは初回、二死から山口政信が四球で出塁すると二盗に成功、景浦将がセンター右に弾き返して1点を先制する。

 南海は2回、二死後高野百介が右翼線に三塁打、中田道信が左前にタイムリーを放って1-1の同点に追い付く。

 タイガースは2回裏、この回先頭の門前真佐人が左前打で出塁、藤井勇の一ゴロで門前は二進、このプレーは「3-4A」と」記録されており犠打では無いので一二塁間の緩いゴロをファースト中村が捕って一塁ベースカバーに走り込んだセカンド西端にトスしたことになる。西村幸生は三直に倒れて二死二塁、岡田宗芳が左翼線にタイムリーを放って2-1とする。

 南海は3回、一死後平井猪三郎が四球で出塁、小林悟楼右前打、西端利郎四球で一死満塁、四番に戻った中村金次の内野安打で2-2の同点、中野正雄の遊ゴロ併殺崩れの間に小林が還って3-2と逆転する。

 タイガースは3回、この回先頭の伊賀上良平が四球で出塁、山口の右翼線ヒットで無死一二塁、景浦の遊ゴロで山口が二封されて一死一三塁、藤村富美男の三ゴロの間に伊賀上が還って3-3の同点とする。

 ここまでは点の取り合いでシーソーゲームとなったが4回以降一変、政野岩夫と西村幸生の投げ合いが続く。南海は4回~9回まで中村金次の二塁内野安打1本、タイガースは4回~9回まで景浦のシングルヒット2本だけと投手戦が繰り広げられる。

 南海は10回表、先頭の平井が四球で出塁、小林の投前送りバントを西村が一塁に悪送球して無死一二塁、西端が送って一死二三塁、中村四球で一死満塁、中野が右犠飛を放って4-3とする。

 タイガースは10回裏、先頭の伊賀上が左前打で出塁、山口の右前打で無死一三塁、山口がこの日三つ目の盗塁を決めて無死二三塁、南海ベンチはここで政野に代えて宮口美吉を投入、今日3安打と当っている景浦は三邪飛に倒れて一死二三塁、藤村のスクイズが内野安打となって4-4の同点、続く門前の遊ゴロの間に山口がサヨナラのホームを駆け抜ける。

 西村幸生は6安打6四球2三振で10回を完投して3勝目をあげる。今季のンピッチングの中では一番良かったのではないか。

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