2010年7月25日日曜日

12年春 タイガースvs阪急 6回戦

7月3日 (土) 西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 2 0 1 0 5 タイガース 37勝12敗1分 0.755 御園生崇男
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 阪急     25勝21敗2分 0.543 重松通雄


勝利投手 御園生崇男 8勝3敗
敗戦投手 重松通雄   6勝3敗


三塁打 (タ)伊賀上2、


伊賀上良平、三塁打2発


 タイガースは3回、一死後藤井勇中前打、山口政信の右前打で一死一三塁、景浦将の当りは三塁ゴロ、サード倉本信護のバックホームが暴投となり二者が還り2点を先制する。6月26日の試合途中から黒田健吾に代わって倉本がサードに入っている。恐らく黒田の怪我が原因と思われるが詳細は不明。阪急はその裏、先頭の西村正夫中前打、上田藤夫が送り宮武三郎四球で一死一二塁、四番北井正雄の当りは遊ゴロ、ショート岡田宗芳は自らセカンドベースを踏んで一塁に送球、俊足北井の足が優り一塁セーフでゲッツーならず、この隙に三塁に進んだ西村が本塁に突入、ファースト松木のバックホームが逸れて西村生還して1-2とする。更に北井が二盗に成功、山下好一の右前打で北井は三塁を蹴って本塁にに突入、しかし遠投140メートルの景浦将のレーザービームに北井はタッチアウト。「関西の早慶戦」と呼ばれる両チームの戦いらしい激しいプレーの応酬となる。

 タイガースは6回、先頭の伊賀上良平が右中間に三塁打、門前真佐人四球後二盗、御園生の中犠飛で3-1、松木謙治郎の右前タイムリーで4-1とリードを広げ、更に8回、又も先頭の伊賀上が今度は左中間に三塁打を放ち門前の左犠飛で5-1と突き放す。

 御園生崇男はいつもながらの安定した投球ぶり、5安打3四球6三振の完投で8勝目をあげる。タイガースは伊賀上良平の二本の三塁打をいずれも犠牲フライで還すという効率の良い攻撃が効を奏す。

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