2010年7月18日日曜日

12年春 金鯱vsセネタース 6回戦

6月26日 (土) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 4 0 2 0 1 0 0 1 8 金鯱     18勝25敗1分 0.419 鈴木鶴雄
1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 セネタース 25勝20敗    0.556 伊藤次郎


勝利投手 鈴木鶴雄 4勝6敗
敗戦投手 伊藤次郎 4勝5敗


二塁打 (金)黒澤
三塁打 (金)島


鈴木鶴雄、投打に活躍


 セネタースは初回、二死後四球を選び盗塁と敵失で三塁に進んだ苅田久徳を尾茂田叶が中前タイムリーで還して1点を先制。しかし金鯱は2回、先頭の瀬井清四球、黒澤俊夫右中間二塁打、小林茂太左前同点タイムリー、相原輝夫右前タイムリー、更に小林茂がライトからの三塁返球が悪送球となる間にホームに還り相原も三塁へ、江口行男がセンターに犠飛を打ち上げて4-1とする。

 金鯱は4回、先頭の小林茂が二失に生き、相原左前打、江口が送って一死二三塁と追加点のチャンス。鈴木鶴雄の一塁内野安打で小林茂が還り5-1、島秀之助の二直で三走相原が飛び出しセカンド苅田はサードに送球するがこれが低投となり相原ホームに還り6-1。名手苅田の二つの失策により2点を追加する(但し、一つ目のエラーは翌日の読売新聞によると「小林茂の二塁難ゴロを苅田失策し」とあり、名手ならではのエラーの可能性もある。)。

 金鯱は6回、相原四球、江口行男の右前打で一三塁とし、鈴木鶴雄が本日2打点目となる犠飛をセンターに打ち上げて7-1。セネタースはその裏中村民雄、尾茂田の連打と家村相太郎の中前タイムリーで1点を返すが、金鯱は9回、中越え三塁打で出た島を安永正四郎の左翼線タイムリーで還して8-2とする。

 着実に追加点を積み重ねる理想的な攻撃を背景に鈴木鶴雄は6安打4四球3三振の完投で4勝目、打っても2打点の活躍を見せる。

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