2019年10月15日火曜日

21年 第3節終了時点 打撃成績


   名前  球団 打数 安打 塁打 打率 四死 出塁率 長打率 OPS 得点 打点 盗塁
山川喜作 (巨) 36 14 16 0.389   5  0.463  0.444  0.908   4   5   3
土井垣武 (タ) 39 15 17 0.385   4  0.442  0.436  0.878   6   6   1
藤村冨美男 (タ) 27 10 13 0.370   6  0.485  0.481  0.966   5   5   3
森下重好 (パ) 49 18 25 0.367   7  0.446  0.510  0.957   4  12   3
青田昇 (急) 40 14 16 0.350   4  0.409  0.400  0.809   5   2   5
山本一人 (グ) 32 11 12 0.344   4  0.417  0.375  0.792   5   7   0
松井信勝 (パ) 35 12 13 0.343   6  0.439  0.371  0.810   5   1   2
千葉茂 (巨) 37 12 15 0.324   7  0.432  0.405  0.837   5   3   3
加藤正二 (中) 41 13 21 0.317   8  0.429  0.512  0.941  10   7   2
黒沢俊夫 (巨) 36 11 11 0.306   8  0.432  0.306  0.737   5   2   5
富松信彦 (パ) 44 4 7 0.091  15  0.322  0.159  0.481   9   2   2
木暮力三 (パ) 52 11 13 0.212   8  0.317  0.250  0.567   7   5   2
辻井弘 (パ) 49 13 15 0.265  10  0.390  0.306  0.696   9   5   2
小島利男 (パ) 47 9 15 0.191  11  0.345  0.319  0.664   5  10   1
森下重好 (パ) 49 18 25 0.367   7  0.446  0.510  0.957   4  12   3
(藤村冨美男の「塁打数」、「長打率」、「OPS」について、2019年11月14日に訂正済み)

 第3節終了時点の首位打者は山川喜作。山川は開幕から10試合でノーヒットは1度だけという安定感が光ります。

 藤村冨美男は長打もあって四球も選んでおりOPS(出塁率+長打率)も0.966でトップです。


 青田昇は打率上位ですが、10試合でノーヒットが5回、ヒットを打った5試合は4度の猛打賞を含めて全てマルチヒットという波の荒さ、じゃじゃ馬ぶりを如何なく発揮しています。意外なことに現在盗塁王。


 勝負強さが光る森下重好は現在打点王。2本塁打の加藤正二は打率は低いながらもOPSは0.941。OPSは打率が二重に掛かりますので価値が高い。


 打撃10傑以外に、好調なパシフィック打線をスタッツから分析してみましょう。トップの富松信彦は打率は0割9分1厘ながら四球が断トツの15個で出塁率は3割2分2厘、Isod(出塁率-打率)は驚異の0.231、したがって9得点をあげています。二番小暮力三と三番辻井弘も出塁率が高く7得点と9得点。そして四番小島利男は打率こそ1割9分1厘と低いながら10打点、勝負強い森下重好が12打点と打点ランキング1位と2位(小島は加藤と同数)を占めています。

 なお、打率については「日本野球年鑑」と照合していますが、四死球や長打は当ブログが独自に手入力していますので、シーズン終了時点でないと照合できません。入力作業は慎重を期していますが、間違っている可能性は否定できませんので悪しからず。しかしながら、途中経過を分析していくという試みは全宇宙の歴史で初めてのこととなります。今後は投手成績も掲載していきますのでお楽しみに。


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