2010年6月27日日曜日

12年春 セネタースvs大東京 5回戦

6月12日 (土) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 3 4 0 1 1 0 9 セネタース 21勝14敗    0.600 野口明
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大東京   12勝21敗2分 0.364 大友一明-桜井七之助-村田重治


勝利投手 野口明   13勝3敗
敗戦投手 大友一明  3勝8敗


二塁打 (セ)野口明 (大)水谷


野口明、五度目の完封


 両軍3回まで1安打ずつで無得点。セネタースは4回、先頭の北浦三男四球、家村相太郎が送って大貫賢四球で一死一二塁、野口明の遊ゴロを今季初スタメンのショート佐山昌義が失する間に北浦が還って1点を先制、今岡謙次郎の三ゴロを今度はサード柳澤騰市が失して大貫に続き野口明も還り3-0とする。苅田久徳遊ゴロ、中村信一投ゴロでチェンジとなり、大東京先発の大友一明は持ち味を発揮して打たせてとろうとしているがバックに足を引っ張られる。

 セネタースは5回、先頭の尾茂田叶中前打、一死後北浦四球、家村の二ゴロはセカンド中村三郎からショート佐山へ、これを佐山が後逸する間に二者還り5-0。大友はがっくりきて大貫、野口明に連続四球を与えて満塁の走者を残して降板、桜井七之助にマウンドを譲る。今岡遊飛で二死満塁、苅田久徳の三ゴロをサード柳澤が一塁へ暴投、大友の残した二者が還り7-0とする。大友は7失点であるが自責点はゼロ、大東京守備陣の乱れで大勢が決する。

 セネタースは7回も三失に生きた大貫を野口明の二塁打で還して8-0、ここまで自責点はゼロ。8回も尾茂田、中村民雄、北浦の三連打で満塁とし、大貫の中犠飛で1点を追加、この試合初めて自責点が記録される。

 野口明は大量リードをバックに快調なピッチング、4安打1四球5三振で今季五度目の完封で13勝目をあげる。大東京では唯一水谷則一が3安打と気を吐くが、6失策が全てサードとショートでは試合にならず惨敗を喫す。

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