2015年1月24日土曜日

17年 朝日vs名古屋 5回戦


5月24日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
0 0 0 0 0 0 1 1 0  1  3 朝日     14勝19敗2分 0.424 福士勇
0 0 0 0 1 0 0 1 0  0  2 名古屋 11勝23敗 0.324 石丸進一

勝利投手 福士勇     4勝3敗
敗戦投手 石丸進一 5勝6敗

二塁打 (名)桝
本塁打 (朝)福士 1号

勝利打点 なし


福士勇、完投とホームラン

 この日3試合が行われる後楽園球場の第一試合は朝日が福士勇、名古屋が石丸進一の先発で午前11時7分、池田豊主審の右手が上がりプレイボール。塁審は一塁が横沢三郎、三塁が島秀之助の三氏。沢東洋男がネット裏に控えている。

 福士、石丸共にまずまずの立上りで両軍4回まで無得点。

 名古屋は5回、先頭の石丸進一がストレートの四球で出塁、芳賀直一が右翼線にヒット、ライト内藤幸三がお手玉する間に石丸進一は三塁に進み打者走者の芳賀も二塁を陥れて無死二三塁、トップに返り石丸藤吉が左前にタイムリーを放って1点を先制、二走芳賀も三塁ベースを蹴ってホームに突進するがレフト早川平一からのバックホームにタッチアウト、この回は1点止まり。

 朝日は7回、先頭の五味芳夫が四球で出塁、早川の投ゴロの間に五味が二進、鬼頭政一は捕邪飛に倒れて二死二塁、内藤の右前タイムリーで1-1の同点とする。

 朝日は8回、一死後福士がレフトスタンドに勝越しホームランを叩き込んで2-1とする。

 名古屋は8回裏、二死後桝嘉一がレフト線に二塁打、飯塚誠が左前に同点タイムリーを放って2-2とする。

 朝日は10回表、先頭の伊勢川真澄が5球ファウルで粘って四球で出塁、福士も四球を選んで無死一二塁、岩田次男の三塁線バントをピッチャー石丸進一が一塁に悪送球、二走伊勢川が還って3-2と勝ち越す。

 名古屋は10回裏、先頭の芳賀がツーナッシングから四球を選ぶと代走に吉田猪佐喜を起用、トップに返り石丸藤吉がストレートの四球を選んで無死一二塁、しかし木村進一は右飛、桝も中飛に倒れて走者を送れず二死一二塁、最後は飯塚の遊ゴロで石丸藤吉が二封されて力尽きた。


 福士勇は10回を7安打4四球2三振2失点に抑えて完投、4勝目をあげる。打っても8回にこの時点で勝越しとなるホームランを放った。福士の本塁打は昨年11月8日の大洋戦で長尾貞利から放って以来通算2本目、福士は今季を限りに応召して戦死することとなり、これがプロで最後のホームランであった。






 

0 件のコメント:

コメントを投稿