2015年1月5日月曜日

17年 阪急vs朝日 4回戦


5月18日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 阪急 16勝13敗1分 0.552 森弘太郎
0 0 0 0 1 0 1 0 X 2 朝日 13勝17敗1分 0.433 林安夫

勝利投手 林安夫     7勝7敗
敗戦投手 森弘太郎 7勝4敗

三塁打 (朝)林

勝利打点 坪内道則 2


林安夫、2試合連続完投、2試合連続三塁打

 阪急は森弘太郎、朝日は林安夫、両エースの対決は午後1時3分、金政卯一主審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は4回、先頭の上田藤夫が中前打を放って出塁、フランク山田伝は右飛に倒れるが山下好一の遊ゴロをショート五味芳夫が一塁に悪送球して一死二三塁、黒田健吾は四球を選んで一死満塁、日比野武の中犠飛で1点を先制する。

 朝日は5回、二死後岩田次男が2打席連続で三前にセーフティバントを決めて出塁、トップに返り坪内道則の三ゴロをサード黒田がエラー、森の二塁牽制をセンター山田が後逸する間に二走岩田が還って1-1の同点とする。牽制球を投げた森弘太郎にはエラーが記録されておらず、センター山田伝のエラーにより2つの進塁があったと記録されているので、二塁ベースカバーにセンター山田伝が入ったが後逸したと考えるのが妥当でしょう。当時の飛ばないボールの時代には外野手がかなり前進守備をとっていたが、快足山田ならではのエラーとも言えます。昭和時代には高校野球でもよく見られたプレーですが、金属バット導入後外野手の守備が深くなった最近ではほとんど見かけなくなりました。「抜けたらバックアップがいないので必ず失点につながる」という批判は当時からよくされていましたね。

 朝日は7回、一死後林が右中間に三塁打、岩田が四球を選んで一死一三塁、トップに返り坪内がライトに決勝の犠牲フライを打ち上げて2-1と勝ち越す。


 昨日の巨人戦で完投勝利を飾った林安夫は本日も5安打2四球3三振1失点自責点ゼロの完投で7勝目をマーク、シーズン序盤から負越していたが星を5分に戻した。打っても2試合連続三塁打を放ち決勝のホームを踏むなど、いよいよエンジン全開という感じ。






*林安夫は森弘太郎との投げ合いを制して7勝目をマークする。











*5回の岩田次男のホームインはセンター山田伝のエラーでテイクツーベースと記録されており森弘太郎にはエラーは記録されていないので、山田が二塁ベースカバーに入ったが後逸したものと考えられる。

 林安夫は7回に前日の巨人戦に続いて2試合連続三塁打を放った。













 

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