2015年1月7日水曜日

17年 巨人vs南海 4回戦


5月18日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 巨人 21勝10敗 0.677 中尾輝三
1 3 0 0 0 1 2 0 X 7 南海 20勝11敗 0.645 神田武夫

勝利投手 神田武夫 13勝3敗
敗戦投手 中尾輝三   7勝6敗

二塁打 (巨)呉、坂本 (南)中野、北原

勝利打点 岩本義行 3

猛打賞 (南)柳鶴震 2

ファインプレー賞 (南)岩本義行 1


南海4連敗後4連勝、首位巨人に1ゲーム差

 4連敗後3連勝で息を吹き返してきた南海はエース神田武夫で2ゲーム差首位の巨人と対する。

 南海は初回、先頭の国久松一が中前打で出塁、猪子利男が送りバントを決め、北原昇が四球を選んで一死一二塁、パスボールで二者進塁、岩本義行の右犠飛で1点を先制する。

 南海は2回、一死後神田が四球を選んで出塁、中野正雄のレフト線二塁打で一死二三塁、巨人ベンチはここでキャッチャーを隈部一郎から永沢富士雄に交代、しかし柳鶴震が中前にタイムリーを放って2-0、柳が二盗を決めて一死二三塁、トップに返り国久の遊ゴロをショート白石敏男がエラーする間に三走中野が還って3-0、国久も二盗を決めて再び一死二三塁、猪子は浅い中飛に倒れるが北原が四球を選んで二死満塁、岩本の押出し四球でこの回3点目、4-0とする。

 ここまで無安打で2打点の岩本は4回の守備でも白石の中飛を転倒しながら好捕するファインプレーを見せた。

 巨人は5回、一死後伊藤健太郎が三塁に内野安打、呉波は三振に倒れるが、坂本茂がセンター左奥に二塁打を放って伊藤が還り1-4とする。

 南海は6回、柳がセンター前ヒットからこの日2個目の二盗に成功、トップに返り国久が四球を選んで無死一二塁、猪子の三ゴロはサード水原茂がそのまま三塁ベースを踏んで一死一二塁、ここでダブルスチールを決めて一死二三塁、北原は浅い左飛に倒れるが岩本が四球を選んで二死満塁、室井豊の押出し四球で5-1と突き放す。

 南海は7回、一死後中野がストレートの四球で出塁、柳が猛打賞となる3本目のヒットを右前に放って一走中野は三塁に進み、送球の間に打者走者の柳も二塁に進んで一死二三塁、トップに返り国久の遊ゴロをショート白石が本日3個目のエラー、三走中野に続いて二走柳も還って7-1として試合を決める。国久には1打点が記録された。


 神田武夫は4安打2四球5三振の完投で13勝目をあげる。

 前節4連敗した南海は4連勝で首位巨人と1ゲーム差に迫った。

 巨人は白石敏男が3エラーで失点を重ねた。兵役に就いた吉原正喜の穴を埋めてきた楠安夫が(おそらく)徴兵検査で欠場、隈部一郎がマスクを被ってきたが捕逸しまくり走られまくりでキャッチャーは永沢富士雄に交代したが永沢も南海に6個の盗塁を許した。










 

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