2014年7月12日土曜日

16年 阪急vs巨人 12回戦


11月2日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 5 0 0 0 0 0 0 6 阪急 47勝30敗1分 0.610 笠松実 森弘太郎
2 1 0 0 0 0 0 0 0 3 巨人 56勝21敗2分 0.727 広瀬習一 多田文久三

勝利投手 森弘太郎   27勝8敗
敗戦投手 多田文久三 1勝1敗

三塁打 (巨)川上、呉

勝利打点 黒田健吾 5

猛打賞 (巨)呉波 2


森弘太郎、好リリーフで27勝目

 巨人は初回、一死後水原茂が右前打、千葉茂の三ゴロをサード桑島甫が二塁に送球するがセーフ、野選が記録されて一死一二塁、川上哲治がセンター左奥に三塁打を放って2点を先制する。

 阪急は2回、一死後森田定雄が四球を選んで出塁、伊東甚吉が中前打で続き一死一二塁、桑島は三振に倒れるが笠松実が右前にタイムリーを放って1-2とする。

 巨人は2回裏、先頭の平山菊二の当りはピッチャーを強襲するがバックアップのショート上田藤夫が一塁に送球してアウト、記録は「1-6-3」の遊ゴロ、続く呉波が右中間に三塁打を放ち苦手の笠松をKO、ピッチャーが森弘太郎に代わるが広瀬習一が右前にタイムリーを放って3-1と突き放す。

 阪急は3回、先頭のフランク山田伝が四球で出塁、新富卯三郎は捕邪飛に倒れるが日比野武が右前打を放って一死一三塁、上田が四球を選んで一死満塁、森田の遊ゴロの間に三走山田が還り2-3、ショート白石敏男からの送球をファースト川上が落球してなお一死満塁、森田には打点が記録されている。伊東が右前にタイムリーを放って3-3の同点、桑島に代わる代打黒田健吾が右前に逆転タイムリーを放って4-3、森もセンター右にタイムリーを放ち5-3としてこちらも巨人先発の広瀬をKO、ピッチャーは多田文久三に代わり中島喬の三ゴロ併殺崩れの間に三走伊東が還って6-3と突き放す。

 序盤は点の取り合いとなったが後半は森と多田が無失点のピッチングを見せて6対3で阪急が巨人を振りきる。

 森弘太郎は7回3分の2を投げて6安打無四球3三振、27勝目をあげる。

 多田文久三も6回3分の2を無失点に抑えたが9四球を与える乱調でもあった。


 公式記録では多田文久三に敗戦投手が記録されているが現行ルールでは敗戦投手は広瀬になる。


 阪急は10月12日の巨人戦で広瀬から1点しか取れず苦しめられた。試合の方は森弘太郎が完封して1対0で勝ちましたが。この時は右打者の多くが引っ張っていたが、本日の試合では広瀬から奪った6本のヒットは全て右打者がセンターから右方向に放ったものである。広瀬のサイドからの投球に対応した成果が現れた。





 

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