2014年7月30日水曜日

16年 巨人vs朝日 12回戦


11月10日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
1 1 0 0 0 1 0 0 1  1  5 巨人 60勝22敗2分 0.732 多田文久三 広瀬習一
1 2 0 0 0 0 1 0 0  0  4 朝日 25勝57敗1分 0.305 福士勇

勝利投手 広瀬習一 7勝3敗
敗戦投手 福士勇  17勝27敗

二塁打 (巨)水原、中島 (朝)福士
三塁打 (朝)坪内
本塁打 (巨)吉原 3号、4号

勝利打点 吉原正喜 5

猛打賞 (巨)吉原正喜 2

ファインプレー賞 (朝)坪内道則 2


吉原正喜、人生最後の爆発

 巨人は初回、先頭の白石敏男が四球で出塁、水原茂の右翼線タイムリー二塁打で白石が還り1点を先制する。

 朝日は1回裏、一死後戸川信夫、鬼頭政一、岩田次男3連続四球、野村高義が右中間にタイムリーを放って1-1の同点とする。続く伊勢川真澄の遊ゴロは「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 巨人は2回、先頭の吉原正喜がレフトスタンドにホームランを叩き込んで2-1とリードする。

 朝日は2回裏、先頭の広田修三が四球で出塁、福士勇の左中間二塁打で広田が還り2-2の同点、巨人は「ここで先発の多田文久三から広瀬習一にスイッチ、前田貞行が三前にバントヒットを決めて無死一三塁、坪内道則のスクイズで3-2と逆転に成功する。

 巨人は6回、一死後千葉茂が左前打で出塁、吉原の右前打で千葉は三塁に進み一死一三塁、平山菊二の二ゴロの間に三走千葉が還って3-3の同点に追い付く。

 朝日は7回、先頭の坪内が右中間に三塁打、戸川信夫は三ゴロに倒れるが、鬼頭政一のバントヒットで坪内が還って4-3と勝ち越す。

 巨人は9回、二死後水原が四球で出塁、中島治康が左中間に二塁打を放って水原を迎え入れ土壇場で追い付く。

 巨人は10回表、先頭の吉原がレフトスタンドにこの日2本目のホームランを叩き込んで5-4として勝利をおさめる。


 吉原正喜が2本塁打を放って勝利打点と猛打賞を記録した。吉原は今シーズン後に応召し戦死することとなる。人生最後の大爆発であった。吉原に2本塁打を打たれた福士勇は延長10回を完投して10安打5四球3三振、5失点であった。福士も昭和17年に応召して戦死することとなる。福士が使っていたグラブは野球殿堂博物館に保存されており、時々展示されている。2回途中からリリーフに出た広瀬習一は9イニングを4安打3四球1死球4三振1失点に抑えて7勝目をあげる。広瀬も昭和17年を最後に応召し戦死することとなる。










*吉原正喜が猛打賞2本塁打と大爆発した巨人打線。












 

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