2012年3月24日土曜日

瀬戸内少年野球団


 兵庫県代表・兵庫県立洲本高校は健闘空しく延長10回の末鳴門高校に敗れました。187センチの島垣投手はスライダーとスプリッターのキレが良く内野陣もよく守っていました。惜しむらくは7回からキレが鈍り中盤までは空振りさせていたスプリッターを見極められるようになり、スライダーの抜けも目立つようになりました。10回のサヨナラ打もスライダーが甘く入ったところを狙われました。と書いたところでサヨナラ打を打った打者の談話が放送され「打ったのはストレート」とのことです。しかしリプレーで確認すると矢張りスライダーが真ん中に入ったところを左中間に運んでいます。興奮が伝わってきます。無心でバットを出したのでしょう。


 甲子園で応援するチームは千葉県代表と学生時代を過ごした神奈川県代表ですが、生まれ故郷の兵庫県代表も当然応援しています。中学時代までは春休みと夏休みは実家の須磨に行くのが恒例でした。淡路島には船で行ったことがあります。洲本高校はメンバー全員が淡路島出身とのこと、矢張り高校野球はこうでなくては面白くない。同校の卒業生で「瀬戸内少年野球団」の原作者・阿久悠も天国で喜んでいるでしょうね。



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