2015年12月12日土曜日

17年 朝日vs名古屋 13回戦


10月25日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 朝日    42勝46敗6分 0.477 林安夫
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 名古屋 35勝54敗5分 0.393 森井茂 石丸進一

勝利投手 林安夫 26勝21敗
敗戦投手 森井茂   4勝10敗

三塁打 (名)岩本

勝利打点 なし


古川清蔵の試練

 名古屋は2回、先頭の吉田猪佐喜は遊ゴロ、これをショート酒沢政夫がエラーして無死一塁、小鶴誠はレフト線にヒット、本田親喜がセオリー通り三前に送りバントを決めて一死二三塁、桝嘉一の右前タイムリーで1点を先制、森井茂の打席でスクイズを敢行するが外されて三走小鶴はタッチアウト、森井は右飛に倒れてこの回1点止まり。ここで追加点を取れなかったのが痛かった。

 朝日は森井のスローボールにタイミングが合わず7回まで2安打無得点。

 朝日は8回、先頭の広田修三が四球で出塁、早川平一の三ゴロの間に広田は二進、斉藤忠二は左飛に倒れて二死二塁、酒沢政夫の左前打で二死一三塁、ここで一走酒沢がスタート、キャッチャー古川清蔵からの二塁送球が低く逸れて三走広田が生還し1-1の同点、酒沢も二塁から一気にホームに還り2-1と逆転する。

 名古屋は9回裏、一死後岩本章が左中間に三塁打、ここで打席に立ったのは三番古川清蔵、絶好の汚名挽回のチャンスであったが当りは投ゴロ、しかも三走岩本が飛び出しており「1-2-5」と渡ってタッチアウト、吉田も右飛に倒れて万事休す。

 古川清蔵にとっては試練の一日であった。

 林安夫は4安打無四球無三振1失点、自責点ゼロの完投で26勝目をあげる。投球数は81球であった。


 森井茂も8回を3安打1四球1三振2失点、自責点ゼロ。9回に1イニングだけリリーフに出た石丸進一も三者凡退に退けた。森井は91球、石丸進一は14球を投げている。

 この試合は5回まで29分、7回まで41分で終了しており、「最短時間試合」の記録を作るチャンスであったが、8回と9回に時間がかかり新記録はならず、1時間2分で終了した。



 

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