2014年1月9日木曜日

16年 阪急vs朝日 6回戦


7月1日 (火) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 0 0 1 0 2 阪急 20勝14敗 0.588 橋本正吾 中田武夫 森弘太郎
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 朝日 11勝23敗 0.324 福士勇

勝利投手 森弘太郎 12勝3敗
敗戦投手 福士勇    7勝13敗

二塁打 (急)上田

勝利打点 日比野武 2


阪急六連勝

 朝日は2回、一死後室脇正信が四球で出塁、伊勢川真澄の右前打で一死一二塁、岩田次男は左飛に倒れて二死一二塁、福士勇の二遊間へのゴロをセカンド伊東甚吉が二塁ベースカバーの上田藤夫にトスするがセーフ、三塁に達した二走室脇がホームに向かい、上田からのバックホームが悪送球となる間に生還して1点を先制する。

 阪急は4回、先頭のフランク山田伝が四球で出塁すると二盗に成功、上田藤夫の二ゴロが進塁打となって一死三塁、黒田健吾が右前に同点タイムリーを放って1-1とする。

 阪急は6回、又も先頭の山田が四球で出塁、上田が左翼線に二塁打、黒田は四球で無死満塁、しかし新富卯三郎の二ゴロで三走山田は本封、キャッチャー伊勢川が返す刀で三塁に送球するとオーバーランした二走上田が三本間に挟まれてタッチアウト、日比野武は遊ゴロに倒れてこの回無得点。

 阪急は7回、石井武夫が遊失に生き、西村正夫の左前打で二死一二塁、山田の左前打で二走石井がホームを狙うがレフト室脇からのバックホームにタッチアウト。

 阪急は8回、一死後黒田が左前打で出塁してワイルドピッチで二進、浅野勝三郎の遊ゴロをショート前田諭治がエラーして一死一三塁、日比野が決勝のスクイズを決めて2-1と勝ち越す。


 朝日にも勝機はあった。すなわち、3回は先頭の坪内道則が中前打で出塁するが、ここで先発の橋本正吾に代わって二番手として登場した中田武夫からの牽制球にタッチアウト、直後に戸川信夫が左前打、二死後鬼頭政一が四球を選んで一二塁とするが室脇は三振に倒れる。4回も岩田、福士の連打で一死一二塁とするが岩田が三盗に失敗、5回も先頭の坪内の四球を生かせず、6回は先頭の室脇が左前打で出塁、更にここでリリーフした森弘太郎から内野安打と四球で一死満塁とするが前田は浅い左飛、坪内は三振に倒れる。9回、一死後坪内が四球で出塁するが勝負を賭けた二盗をキャッチャー日比野に刺されて万事休す。


 山田、上田、黒田、日比野の活躍が目に付いた阪急は夏季シリーズ開幕六連勝を飾った。












 

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