2020年4月7日火曜日

21年 6月 月間MVP


月間MVP

投手部門
 ゴールドスター 石田光彦 2

 投手部門は安定味の近藤と力投の石田の争いとなった。6月の巨人の月間成績は14勝4敗、ゴ軍は4勝9敗。近藤は首位を走る中でのピッチング、石田はゴ軍の月間全勝利をあげた。もちろん、近藤の安定した投球があったから巨人は首位を走っている訳でもあるが、弱小チームでの石田の力投も価値が高い。評価は分かれるところだとは思いますが、当ブログの選択は石田光彦。突出した奪三振率も高く評価できる。石田は昭和16年5月以来、5年ぶり2度目の受賞。打撃部門では黒沢俊夫が7年ぶりに受賞した例がある。

6月の投手成績
名前 球団 防御率 WHIP 奪三振率
近藤貞雄 (巨) 54.1 42 22 12 8 6 1 5 2 1.33 1.18 2.04
石田光彦 (ゴ) 57.2 56 26 38 12 4 3 5 0 1.87  1.42  6.00
真田重蔵 (パ) 70.1 63 35 24 26 5 3 7 0 3.33 1.39 3.09 


打撃部門
 タイガース 金田正泰 1

 6月のタ軍のチーム打撃成績は636打数198安打、打率3割1分1厘。4~5月は603打数145安打、打率2割4分で、ダイナマイト打線の導火線に火が付いた月間であった。渡辺誠太郎と富樫淳の月間打率は4割を超えており、主軸は軒並み3割台をマークした。その中で、核弾頭金田正泰が75打数29安打15得点9打点、打率3割8分7厘の成績で受賞した。

6月の打撃成績
名前 球団 打数 安打 得点 打点 打率
呉昌征 (タ) 71 22 9 6 0.310
金田正泰 (タ) 75 29 15 9 0.387
土井垣武 (タ) 74 21 13 17 0.284
本堂保次 (タ) 69 22 12 11 0.319
渡辺誠太郎 (タ) 56 24 8 13 0.429
富樫淳 (タ) 60 25 10 9 0.417
呉新亨 (巨) 77 26 15 8 0.338
山本一人 (グ) 54 18 9 12 0.333

0 件のコメント:

コメントを投稿