2019年9月2日月曜日

21年 セネタースvs巨人 2回戦

4月30日 (火) 後楽園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 セ軍 2勝2敗 0.500 白木義一郎 
0 0 0 3 0 0 0 0 X 3 巨人 2勝2敗 0.500 近藤貞雄 

勝利投手 近藤貞雄     2勝0敗
敗戦投手 白木義一郎 1勝1敗 

二塁打 (巨)多田

勝利打点 なし


セ軍、4併殺で自滅

 後楽園の第2試合は午後2時55分、共に前の試合で完封勝利を飾った白木義一郎と近藤貞雄の先発で試合開始。

 巨人は1回裏、一死後呉新亨が一塁線にヒット、千葉茂の中前打で呉は三塁に進み、千葉が二盗を決めて一死二三塁、黒沢俊夫のショートライナーに三走呉が帰れずダブルプレー、「ライナーバック」の基本を怠った。


 セネタースはは2回表、一死後長持栄吉が二塁にヒット、しかし上口政の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。


 セ軍は3回表、一死後根津弘司が左前打で出塁、白木がストレートの四球を選んで一死一二塁、しかしトップに返り横沢七郎の二塁ベース寄りのゴロをセカンド千葉がベースを踏んで一塁に転送してダブルプレー。


 セ軍は4回表、先頭の鈴木清一が四球を選んで出塁、しかし大下弘の右飛に鈴木が戻れずライト林清一からファースト諏訪裕良に送球されてダブルプレー。この後飯島滋弥が四球を選び、長持が中前打を放って一二塁とするが、上口は三ゴロに倒れて無得点。


 巨人は4回裏、一死後黒沢がストレートの四球で出塁、多田文久三のレフト線二塁打で一死二三塁、ここでキャッチャー熊耳武彦がパスボールを犯して三走黒沢が還り1点を先制、諏訪が左前にタイムリーを放ち2-0、林の左前打で一死一二塁、近藤の遊ゴロで林清一が二封されて二死一三塁、山川喜作が左前にタイムリーを放ち3-0とリードする。


 セ軍は7回表、一死後長持がストレートの四球で出塁、上口に代わる代打黒尾重明がピッチャー強襲ヒット、熊耳の左前打で一死満塁、根津に代わる代打一言多十が押出し四球を選んで1-3、なおも一死満塁のチャンスが続くが、白木の三ゴロが「5-4-3」と渡るゲッツーとなって万事休す。


 4つの併殺でチャンスを潰したセネタースに反撃の余力はなかった。


 近藤貞雄は6安打5四球2三振の完投で2試合連続完投勝利。


 巨人はノーエラー。山川喜作、千葉茂の守備力で快勝する。



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