2015年6月1日月曜日

三冠への道 2015 その4



 5月の月間MVP予想といきましょう。


 ナ・リーグ打撃部門はブライス・ハーパーと予想します。ハーパーは今月86打数31安打24得点28打点、13本塁打、22四球、打率3割6分0厘、OPS1.379。出塁率4割9分5厘もさることながら長打率8割8分4厘が光ります。ポール・ゴールドシュミットも104打数38安打21得点23打点、10本塁打、22四球、打率3割6分5厘、OPS1.226と健闘しましたが、ハーパーの爆発力には及ばない。


 ア・リーグ打撃部門は119打数51安打、打率4割2分9厘のジェイソン・キプニスと予想します。4本塁打17打点ですが二塁打が15本あり、30得点で、OPSも1.217です。10本塁打23打点で低迷していた打率も3割に乗せてきたジョシュ・ドナルドソンと、9本塁打28打点、打率3割7分7厘のプリンス・フィルダーを抑えると見ていますが、月間MVP投票では本塁打数が重視されるのも動かしがたい事実です。


 ナ・リーグ投手部門は今月5勝1敗のマックス・シャーザーと予想します。43イニングスで53奪三振が素晴らしい。防御率1.67、WHIPも0.91です。当ブログが重視する被打率も2割8厘と及第点でした。5勝0敗のA.J.バーネットは奪三振数が39個と少なくシャーザーには敵わないと見ています。いい時のシャーザーが戻ってきましたね。


 ア・リーグ投手部門は3勝2敗、防御率2.95ながら42回3分の2を投げて60奪三振という圧倒的パフォーマンスを見せたコーリー・クルーバーと予想します。多くの記者は4勝1敗、防御率2.00、WHIP0.97のキング・ヘルナンデスに投票することは承知の介ですが、当ブログは奪三振を重視します。何故クルーバーは三振を多く取れるのか、その理由は、現在世界で最も打者の近くで曲がるスライダーを投げるからです。是非画像でご確認ください。


http://m.mlb.com/news/article/124353068/indians-right-hander-corey-kluber-catcher-roberto-perez-on-the-same-page-and-it-shows



 

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